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公開 2018年12月01日  

「昔みたいに戻って」と言う夫。「あなたが変わらなすぎ」と思う私。<第二回投稿コンテストNo.1>

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体形の変化、抜け毛、授乳の痛み……子育てで驚いたことはたくさんあるけれど、ダントツで驚いたのは「夫婦のありかた」についてだったといいます。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132108169


私の驚いたこと、それは。

「夫婦のあり方について」です。

こんなにも考えさせられることがあったのか。育児をする中で……こんなにも!


平成30年3月に第一子を出産しました。

四六時中子どもと一緒な私。

命にかえても大切な我が子。

ミルク、寝かしつけ、抱っこ、夜泣き、遊び。

子どもに全てを合わせての生活。

自分の時間などは無く、母親としての意識は高まる一方……

旦那は仕事で子どもと関われる時間は限られています。

もちろん、仕事で疲れているしゆっくりできる時間にはゆっくりさせてあげたい。

今私は専業主婦なので家事を手伝えとは言いません。

ただ2人の子どもだから子育ては2人でしたい。

旦那が仕事の時、日常の写メやムービーを送ります。

帰ってきたら、今日あったできごと、最近はこんなことができるよ、お気に入りよ、と子どもの成長を伝えます。

このことによって、旦那が子どもと上手く関われるように、会話が増えるように……。


小学校の頃からバスケをしている旦那。

結婚後も週2でバスケに行っています。

それに加え、遊びにも行きます。

しかし、子どもが出来ても旦那の生活は変わりません。

子どもの黄昏泣きの時期。

夕方になるとなぜか泣く。

何をしても泣き止まない。

しかし、旦那はバスケ開始の1時間前から家を出ます(場所は家から5分の所にある体育館)。

どうしたらよいのかわからず子どもと一緒に涙を流しました。

旦那が一緒にいるだけで気の心の持ちようが違ってくるのに……。


昼間はお散歩をしたり、気分を変えたくて近くのショッピングモールに行ったり……。

だけど子どものペース。

ミルクの時間やおむつ替え。

たくさんの荷物を持ち歩きます。

私も時々でいいから。

1人になる時間が欲しい……。

だけど子どものこと、旦那のことを考えると、やっぱり出掛けられない……。

「(妻) がいつも子どもと出掛ける。それが嫌だ」と、言われたことがあります。


旦那の仕事がお休みの日。

早朝のおむつ替えで便でシーツが汚れてしまい洗濯しなければいけなく洗濯機を回した時。

「二度寝したかったのに朝から洗濯機回さんでくれん?」


それから、「俺だと泣くから」「早くお風呂上がって」「早くご飯食べて」と、言われたことがあります。

旦那の食事を作らなければいけない、だけど子どもが眠たくて泣いている。

私はもちろん子ども優先で寝かしつけに入ります。

旦那は「お腹空いた」と言います。


子どもの鼻風邪が治らなかった時、耳を気にする様になり。痛いのかな?中耳炎になったのかな?

だけどこの時間は病院が空いてないから救急に。

しかし、その日はバスケの日。旦那はバスケに行きました。


病院から帰る時間はきっと眠たくなる時間だからミルクを持って……。

病院からの帰り、寝かしつけながら帰らなくちゃ……。

先を見通して準備します。



旦那は「(妻)は変わったね、昔みたいに戻ってほしい」と言います。


子どもが産まれて8ヶ月、書ききれないほど本当にたくさんの事がありました。

この間に4回の話し合い。

悔しくて泣きながら話したこともあります(私達はその場では話さず時間を置いて、ゆっくり話し合いができるよう時間を設けて話し合います)。

バスケに行くなとは言ってない。

子どもが大変な時期だから……、妻も大変だろうから……と、チームの皆に話し、バスケに遅れて行くことはできないのか。

遊びたくて出掛けているのではない。

子どもとずっと一緒、子どもに合わせての生活。外に出掛けたくもなる。

便はすぐに洗濯しないと臭いも汚れも取れない。


「俺だと泣くから」

母親の方が一緒に居る時間が長いから仕方ないよね、泣かれるとストレス溜まるよね、わかるよ。

でも、限られた時間しか接することができないんだからあやそうとしよ?でないと、本当に関わる時間がなくなってしまうよ。


週2回のバスケに加え遊びや、夜に会議が入ることだってある。

出るとなれば週にどんだけ居ないのか考えて出てね。


私は変わったよ。元には戻れない。

母親になったから。

あなたが変わらなすぎよ。もう独身ではない。

父親よ。

優先順位を変えるべき。


本当に本当に繰り返し繰り返し繰り返し話し合いました。

1回言っただけでは根っからの理解は得られません。

その都度「ごめんね」と、言ってきますが。

「もう謝られてもモヤモヤは残る!謝らんで!!これからの態度で示して!!!」と言いました。


このようなことにより、少しづつ本当に少しづつですが旦那が変わっていってくれています(笑)。

一個人から父親へ……。

「子ども見てるよ、出掛けてくる?」と、言ってくれるようにもなりました。

旦那も疲れてるだろうし、と思うと自分からは中々言い出せないこと……。

これはたまらなく嬉しい!!!

遊びに行くことも少なくなりました(バスケは週2で行きます)。


『男と女、脳みその作りが違うから交わることはない。だからこそ、交わろうとすること。歩み寄ろうとすること。』

実母から言われたことがあります。

言わないとわからない、だけど察しようと、気付こうとすることも大切だよな……と。


大好きで大好きで絶対この人と結婚したい!と、思い結婚した旦那です。

お互いが歩み寄るように、これからも幾度となく話し合いを重ねて素敵な夫婦になっていきたい。

【2人で】子どもを育てていきたい。


育児をする中で子どもへの驚きはもちろんたくさんあります!

産後の体の変化にも驚きました。

こんなにも授乳って痛いのか……。抜け毛が……!

ですが!!


その中でも感じた1番の驚きは「夫婦のあり方について」でした。

本当にこんなに考えなければいけないことがあったのかと予想外の驚きです。

まだまだ未熟者の夫婦ですのでこれから先も色々とあると思いますが……。

とにかく!

2人で!子育て!

2人で!守る!

2人で!歩み寄り!

2人で!思いやる!

大切にしていきたい!!!


(よく、子どもが増えた気がする、旦那から教育しないといけない……と周りから聞いていました。うん、わかる。そうだね。今となっては痛いほどわかる。わかるよ。悔しい。涙出る。)


私も一緒に成長させていただきます(笑)。



ライター:純




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※ この記事は2024年11月19日に再公開された記事です。

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連載「第二回 記事投稿コンテスト 『驚いたこと』」 #1
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