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公開 2019年12月13日  

自転車いつ買う?買ってみて初めて分かった、大人にとっての意外なメリット

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息子が年中の終わりくらいから、我が家では「自転車いつ買う?」という話題がたびたび出るように。のんびり派の夫との意見が合わず、結局、年長になってからの購入になりましたが、入手してみると意外なメリットもありました。


お友達の自転車を羨ましがる息子


我が家の自転車購入のきっかけは、お友達の自転車を見たことでした。

ある日いつもの公園で遊んでいると、保育園のお友達2人が居合わせたのですが、たまたま2人とも、自分の自転車に乗っていたのです。

「貸して」と言って借りたまま、ずっと乗りたがる息子。

4歳くらいから何となく頭にはありましたが、いよいよ、買うタイミングが来たのかも?と思いました。



息子はあまり運動が得意ではなく、ボール遊びなどはすぐ飽きてしまうタイプ。


また、物欲がうすいのか、スーパーやおもちゃ屋で駄々をこねることもあまりなく、誕生日なども絵本一冊で喜ぶ安上がりな子です。


これは私の推測ですが、自転車は私がいつも乗っていることもあって、ほかのおもちゃなどより興味を持ったのではないでしょうか。


こんなに欲しがるなら、外遊びがもっと楽しくなるように買ってもいいのかな?という気がしてきました。


夫の反対理由がもっともすぎて一旦保留に…


帰宅後、さっそく夫に相談してみたのですが、夫はちょっと渋い顔をして、まだ早いんじゃないかという意見。

「まだ寒いし、そんなに使わないんじゃない? 最近ママ、すごく仕事が忙しいのに教えてあげられるの?」

「子ども用自転車って、すぐに小さくなっちゃうよ」

それを言われると、確かにちょっとつらいものがあります。



このころの私は、上司が急な体調不良で休職し、仕事がパツパツでした。


自宅周辺は交通量が多い、という事情もあります。

気軽に練習できず、広めの公園まで移動しないといけないし、買ったは良いもののしっかり活用できるか疑問です。



「じゃあ、暖かくなったらまた考えようか」ということで、この時は一旦落ち着きました。


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「買う」と決めた私に、夫もたじたじ


気温も暖かくなりそろそろかなと思って、いくつかお店を見て回ったりしても、夫はずっと気乗りしないまま。

6月、再び私が買おうとすると、まだ「早い」と言います。


「土日しか使わないのに、もったいないよ」

「それじゃ、私が仕事辞めないと買えないじゃん」

「うーん…」


この時、私の脳裏によみがえったのは、息子の妊娠中に出産準備品を買いに行った時のこと。

夫はお店で突然、哺乳瓶の消毒液を「要らない」と言い出したんです。


「昔の人は消毒なんてしなかったでしょ」と言う夫に、「赤ちゃんがたくさん亡くなってた時代の真似事してどうすんじゃ!!」と、わりと本気で怒ってしまいました。

時々、妙なところがケチになる夫なので、おそらく自転車も、私が押し通さないと買えません!


「ずっと買わないでおくの?練習させないで、自転車乗れないままにしておくの?」

「発達相談でも、体を動かして遊ばせましょうって言ってたよ」

「三輪車もストライダーも買わなかったのは、保育園にあったからでしょ。自転車はないじゃん」

「今は仕事も落ち着いたし、早く迎えに行ったら平日も練習できるよ」

私の説得で、とうとう夫も購入に同意してくれました。


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息子は大喜び!そして買ってみて分かった親にとってのメリット


そして、ようやく自転車を購入!

ぴかぴかの青い自転車に、息子も「かっこいいね~」とご機嫌です。



それにしても。

夫を説得するために熱くなっていたものの、私も「息子が欲しがったから」「年長くらいになれば自転車も必要だろう」と、その年齢なりの必要性しか見えていなかったのですが……。

買ってみると意外なメリットがありました!


まず、「せっかく買ったから」と、私の公園遊びの意欲が増したこと(笑)。

運動不足だったので、これは大きい!


さらに、「休日何しよう?」と悩んでいたのが、「とにかく公園で自転車に乗ればいい」になったこと。


自転車は2万円ほどしましたが、公園で過ごす手段が新たにできたことで、親子3人でちょっと遠出した場合の外食費やガソリン代などが節約できそう。

お財布へのダメージもそこまででもありません。



交通ルールを教える際にも、「自転車はこうだよ」という会話が、今の時期からしっかりできますよね。

いつか子どもと自転車でお出かけするのを楽しみに、息子と一緒に練習に励もうと思います。


※ この記事は2024年10月31日に再公開された記事です。

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