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公開 2020年02月27日  

ひらがなに興味ゼロも個性…!? 急に覚え始めた意外なキッカケとは

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「ひらがな」の覚え方って、まず「読む」から「書く」だと思っていました。しかしどうやら、違う覚え方の子もいるよう。次男はいくら読み方を教えても嫌がったのですが…。


ひらがなを読んでから覚えた1人目


幼稚園に入ると気になってくるのが、「いつひらがなを覚えるか」。



1人目のときは「成長は人それぞれ。気にしないようにしよう」と思っていました。

そして実際、気にならなかったのは、1人目が文字が好きで、2歳から字を書き始めるタイプだったから。


ブロックのような立体的な遊びはしなかったので、それはそれで心配だったのですが、ひらがなに関しては心配していませんでした。


1人目の覚え方を見ていると、まずひらがなを「読めるようになる」。

文字に興味があって、読み聞かせのときや、外出時にもよく「あれは何て読むの?」と私に聞いてきました。


その次に「書く」ことが始まり、あっという間に覚えて、よく「ママだいすき」という手紙もくれました。


そうやって自然と覚えていった1人目ですが、2人目が入園して1年経ち、「あれ、まだひらがなが読めていないな」と気付きました。


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教えてもらうのが嫌いな2人目


年中になったし、そろそろひらがなを……と思い、ひらがなの遊びも混じったドリルを一緒にやろうと誘うと、「嫌!」と思いきり拒否…。


好きなキャラクターのドリルでも、嫌がるんです。


実は数字を覚えるのも、かなり嫌がりました。

私がお風呂からでるときに「1,2,3」と数え始めると、「8!2!7!」とフザけたり、「うるさいから数えないで!」と怒るのです。

どうやら「教わるのが嫌な子」「相手の『教えよう』という気持ちにも敏感な子」だとは分かりましたが、その場合、どうやって身につけさせたらよいのか悩みました。


「興味が出てきた時が覚え時。ムリヤリは嫌がる」という話も聞いていたので、しばらくは様子を見ていました。



しかし、長男のときのように、字に関する質問は一切なく、興味を持つ気配もありません。


代わりに、ブロック遊びや折り紙は得意なようです。

同性の兄弟でもこれほど違うものかと、勉強になりました。


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意外なキッカケで、文字に目覚める


そんな2人目が字を覚えだしたのは、年中の夏休みのことでした。


キッカケは、百均に買い物に行った時のことです。

長男が「いいかげんにひらがなを覚えないと」と言い出し、なんと自分のお金で、次男に向けてひらがなの問題集を購入したのです。


それは何の遊びもない、ただひたすらひらがなを書く問題集でした。


「遊び好きの次男が、さすがにこれはやらないのでは……」と思っていたら。

なんとその日から、長男が買ってくれた問題集に取り組み始めたのです。



とはいえ、ひらがなは読めていません。

ただひたすら書き、長男が丸付けをしたり読み方を教え、その繰り返しをしながら、気付いたら段々と読めるようになっていきました。


ママ友から、「書いてから読めるようになる子もいるらしいよ」とは聞いていましたが、まさに次男がそのタイプ。



「書く」という行為があったからこそ、覚えられたようです。

また、次男が長男を大好きで、「長男に本を買ってもらった!長男に丸付けしてもらえて嬉しい」という気持ちがあった事も一因でしょう。



長男と次男の違いを見て、改めて子どもたちの個性を感じました。

また、親のタイミングで何かを身につけさせようとすることが、決して正しいわけではないとも分かりました。


ちなみに下には、末っ子の3人目がいます。


どうやら彼女は1人目と同じタイプで、字を書くのが好き。

テレビを見て自然と文字を覚え始めています。


それぞれの個性を見極めて対応することの大事さに気づかされた出来事でした。


※ この記事は2024年08月30日に再公開された記事です。

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