長男が小児喘息を患ったことが、スイミングを始めるきっかけでした。
1歳半のある日、風邪をひいているわけでもないのに、乾いた咳を立て続けにしており、とても苦しそうにしていたんです。
小児科に連れていくと、予想もしなかった「小児喘息」との診断。
その後は入院したり、吸入器を購入したり…
小児喘息と長い付き合いになることを覚悟しながら、毎日を過ごしていました。
小児喘息の診断を受けてから半年ほど経ったころ、主治医の先生に
「喘息が治るわけではないけれど、体には良いよ」
とスイミングを勧められました。
私の友達がスイミングのコーチをしていることもあって、以前から習い事の候補としてスイミングを考えていました。
長男は水遊びが大好きなこともあり、これを機会に通ってみることにしました。

習い事体験談!子どもが10年間スイミングスクールに通い、感じたこと
17,960 View我が家の2人の息子は、2歳からスイミングスクールに通いはじめ、10年続けました。通いはじめたきっかけと、長く続けて感じたことをご紹介します!
スイミングをはじめたきっかけ

親として期待したこと
長男がスイミングを始めるにあたり、私が期待したことは体力をつけること。
喘息の根本的な治療にはなりませんが、体力が向上することで少しでも楽になればと思いました。
その他にも、次のようなことを期待しました。
・泳げるようになること
・小学校の水泳の授業が苦にならないこと
・夏に思いっきり海やプールで遊べること
・保育園のお友達以外と交流が持てること
私が小学校に入学した当時、プールは大好きだったのですが、泳ぐことができなかったんです。
私自身はそのことがとても悲しくて、自ら希望してスイミングの短期スクールに通ったことがありました。
そんな経験から、長男に対し「泳げるようになってほしい」という思いを強くしたのかもしれません。
また長男は、0歳から保育園に通っていました。
早くから保育園に通っていたので、保育園の子以外にお友達はほとんどいませんでした。
保育園以外の世界でも、多くの交流をもってほしい!
そんな期待をよせてはじめたスイミングは、まさにねらい通りでした。
スイミングには、いろいろな地域の子どもたちが習いに来ていたので、たくさんのお友達と交流できる場となりました。

スイミングが長男にもたらしたもの
スイミングをはじめて5年が経った小学1年生の頃、長男の小児喘息の発作はほとんどなくなりました。
しかし、それはスイミングのおかげなのか、それとも体が大きくなったからなのか、正直分かりません。
泳ぎが得意になった長男は、学校の水泳の授業を嫌がるどころか、張り切って水着を持って行きました。
その姿を見て、とても嬉しかったことを今でも思い出します。
そして、「スイミングをはじめて良かったな」と感じました。
しかし何度か、「辞めたい」と長男が言ったことがあります。
その時は無理強いはせず、見守ることにしたのですが、数回休んだ後に「やっぱりやる!」と自分で決めていました。
必ずしも長く続けることが大切だとは思いません。
ですが、辞めたい気持ちと続ける気持ちとの間で揺れ動く姿を見て、継続することの意味を考えさせられました。
そして、自分自身で続ける決断できたことがよかったと思っています。
スイミングを通して、自立の一歩を踏み出したのかなと感じました。

受けてよかった「泳力認定」
長男は、「泳力認定初段」合格を目標に立て、スイミングを続けていました。
そして、無事合格。
「自立」なんて、かっこいいことをみなさんにお伝えしましたが…。
合格した途端、燃え尽きてしまったのか、スイミングを辞めました。
小学校6年生のとき、通いはじめて10年が経ったころでした。
それから、3年が経過したある日、この「泳力認定初段」が役に立つことに。
高校受験の際の内申書に、この泳力認定の成績を書いてもらえると担任の先生に言われたのです。
お勉強があまり得意ではない長男は大喜び、私も同じく大喜び。
それを目的にしていたわけではないのですが、嬉しいオマケでした。

10年間続けた息子たちが感じること
次男は喘息ではありませんでしたが、同じように10年間スイミングに通いました。
そんな息子たちに、スイミングを続けた感想を聞いてみました!
高校3年生の長男は
「習って良かった。プールも海も楽しいから」
高校1年生の次男は
「夏とかプール最高や。泳げんかったら、俺、損した気分になるかも」
長く続けたことについての感想は特に話していませんでしたが、スイミングを習ったことは良かったと感じているようです。
子どもの習い事は、勉強、音楽、スポーツなどたくさんあります。
何を習いはじめようかなと考えているパパママの、参考になったら嬉しいです♪


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