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公開 2021年07月25日  

添い乳はいつからいつまで?やり方やメリットデメリットを徹底解説

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授乳方法の1つに添い乳という方法があります。ママにとっても赤ちゃんにとっても楽な姿勢で授乳することができる添い乳。スキンシップによる安心感が得られ、赤ちゃんがそのまま寝てくれるケースが多いことで知られています。そこで今回は、添い乳のやり方やメリットデメリット、ゲップは必要か、さらに添い乳に便利なグッズなども紹介していきます。


目次 添い乳とは?いつからいつまで?
添い乳を経験したママの割合
添い乳のメリットとデメリット
添い乳の注意点
添い乳のやり方は?
添い乳でゲップした場合はどうする?
添い乳におすすめのグッズ
添い乳をうまく活用しましょう

添い乳とは?いつからいつまで?

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添い乳とはどのようなもので、いつからいつまでするものなのでしょうか。まずは、添い乳についてご紹介します。


添い乳とは?


添い乳とは、寝転がる赤ちゃんにママが添い寝をし、お互いに向き合った状態で行う授乳のこと。

赤ちゃんを抱っこして、座った状態で行う授乳よりもママの体が疲れにくく、腰痛や腱鞘炎などの予防にもなるといわれています。


添い乳はいつからいつまですべき?


授乳法のひとつである添い乳は、必ず行わなければならないものではありません。

産院によっては産後すぐに添い乳をすすめるところもあれば、添い乳を推奨していないところもあり、添い乳を行う時期に明確な決まりはないといえます。

添い乳をしないまま授乳期を過ごす人も少なくありません。


いつから添い乳を始めていつまでするのか、やめる方法はどうするのかについては、個人によると考えてよいでしょう。

新生児からでも添い乳はできますが、口が小さく上手に母乳を飲むことができない新生児の負担を考えると、赤ちゃんとママが授乳に慣れてくる生後3ヶ月頃を目安に始めてみるのが良いかもしれません。


添い乳を経験したママの割合

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博報堂が行ったアンケートによると、3歳未満の子どもをもつママ550人のうち、31.5%が寝かしつけの際に「添い乳する」「子どもを寝そべらせた状態でミルクを与える」と回答しています。

「夜中に何度も起きてしまうのがツライ」などの意見もありますが、「添い乳だとすぐ寝てくれて楽」という声も多いようです。

添い乳は、赤ちゃんを寝かしつける際、ママの強い味方になっているようです。


添い乳のメリットとデメリット

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添い乳には次のようなメリット、デメリットがあります。

【メリット】
・ママの夜間授乳の負担が減る
・授乳のあとそのまま赤ちゃんが寝てくれることが多い
・赤ちゃんと密着することで親子のスキンシップに

【デメリット】
・添い乳が癖になり夜中頻繁に起きてしまう可能性も
・赤ちゃんの口内環境が悪くなる可能性も
・添い乳が無いと寝られなくなることも

それぞれ詳しく見てみましょう。


メリット1:ママの夜間授乳の負担が減る


月齢の低い赤ちゃんは、昼夜問わず数時間おきに泣いて授乳することも少なくありません。

添い乳なら、ママも横になってできるため夜間の授乳負担を減らせます。


また、足元に布団をかけて添い乳すれば、寒い冬にママや赤ちゃんの体を冷やしてしまう心配もないでしょう。


メリット2:授乳のあとそのまま赤ちゃんが寝てくれることが多い


赤ちゃんを抱きあげて授乳すると、布団に寝かせる際に背中センサーが反応して赤ちゃんの目が覚めてしまうことも。

一方、添い乳なら布団に横になったまま授乳できるため、お腹がいっぱいになったらそのまま寝てくれることが多いようです。


メリット3:赤ちゃんと密着することで親子のスキンシップに


通常の授乳も、ママと赤ちゃんのスキンシップにはなりますが、添い乳はママと赤ちゃんが体を密着させて行います。

そのため、赤ちゃんがママの匂いや温もりをより感じることができ、安心する効果もあるのだとか。


安心することで、寝つきも良くなるのではないでしょうか。


デメリット1:添い乳が癖になり夜中頻繁に起きてしまう可能性も


添い乳をして母乳を飲みながら安心して眠りについたものの、目が覚めたときにおっぱいがないと不安になって泣いてしまう赤ちゃんも少なくありません。


おっぱいがないと不安になって泣いてしまう癖がつくと、「夜間に泣く→添い乳→寝付く」というリズムですぐ起きるようになり、赤ちゃんの睡眠が浅くなったときに毎回授乳しなければならなくなる可能性も。

楽な体勢で授乳できるとはいえ、すぐ起きる赤ちゃんに付き合って短いサイクルで添い乳を繰り返すのは結構大変です。


また、添い乳をやめる方法について悩む人もいるようです。


デメリット2:赤ちゃんの口内環境が悪くなる可能性も


離乳食が始まる生後5~6ヶ月頃には、乳歯が生えてくる赤ちゃんも見受けられます。

離乳食後の歯のケアが不十分な状態で添い乳による寝かしつけをすると、口内環境が悪くなる可能性があります。


離乳食が始まったら、寝る前に歯のケアをしてあげるようにしましょう。


デメリット3:添い乳が無いと寝られなくなることも


寝かしつけの方法として添い乳を行っていると「添い乳=寝る」が入眠儀式として刷り込まれ、添い乳が癖になってしまう場合があります。

添い乳だけでなく背中をトントンする、タイミングを見て寝かしつけの方法を変えるなどしていきましょう。


赤ちゃんの性格的な部分もありますが、添い乳以外の入眠儀式をつくることで、卒乳、断乳を始める際の寝かしつけに頭を悩ませることが少なくなるはずです。


添い乳の注意点

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ママも赤ちゃんも安心して添い乳をするために、次のポイントに注意しましょう。

・赤ちゃんに覆いかぶさらないように注意
・赤ちゃんがベッドから落ちないように
・おっぱいトラブルが生じる可能性も


赤ちゃんに覆いかぶさらないように注意


添い乳しているうちに赤ちゃんと一緒に寝てしまい、体の力が抜けて赤ちゃんに覆いかぶさってしまう可能性があります。

添い乳する際は、事故が起きないよう赤ちゃんの安全をしっかり確保しましょう。

また、タオルケットやシーツなどが赤ちゃんの口をふさがないよう注意が必要です。


赤ちゃんがベッドから落ちないように


夜間は、ママと赤ちゃんが同じベッドに横になって添い乳をすることもあるかもしれません。

その際は、大人のベッドから赤ちゃんが落ちないよう気をつけましょう。


また、落下防止対策が思わぬ事故を招く可能性もあります。

ベッドと壁、ベッドガードなどの隙間に赤ちゃんが挟まらないよう注意しましょう。


おっぱいトラブルが生じる可能性も


寝る姿勢に癖があると、常に同じ方を下にして添い乳することになります。

すると、片側のおっぱいしか吸われなくなり、もう片方のおっぱいが乳腺炎を引き起こす可能性も出てきます。

赤ちゃんにも向き癖がついて頭の形に影響する場合があるため、両方のおっぱいをまんべんなく吸ってもらうようにしましょう。


添い乳のやり方は?

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上手な添い乳のやり方は次のとおりです。

ステップ1:ママの胸の位置に赤ちゃんの口がくるように横に寝る
ステップ2:赤ちゃんを抱き寄せる
ステップ3:反対側も同様に行う
ステップ4:飲み終わったら、そのまま赤ちゃんを寝かしつける

それぞれポイントをご紹介していきましょう。


ステップ1:ママの胸の位置に赤ちゃんの口がくるように横に寝る


まずは、赤ちゃんの口がママのおっぱいの位置にくるようにして寝転がります。

ママの頭の位置が低いと横になったときに肩が邪魔でママの体勢が辛くなります。

枕や折りたたんだバスタオルなどを使い、ママの頭の高さを調節しましょう。


ステップ2:赤ちゃんを抱き寄せる


ママと赤ちゃんの位置が定まったら、赤ちゃんをママの方に抱き寄せます。

赤ちゃんの窒息を防ぐため、添い乳の際は下側のおっぱいを飲ませるようにしましょう。


赤ちゃんの首がまだ座っていない場合は、ママが腕枕をしておっぱいが口に入るようサポートしてあげます。

バスタオルなどを丸めて赤ちゃんの背中に挟んであげると赤ちゃんの体勢が安定します。


ステップ3:反対側も同様に行う


片側のおっぱいを飲み終わったら、ママが赤ちゃんの逆にまわるもしくは赤ちゃんを移動させて反対側のおっぱいを飲ませましょう。

両方のおっぱいを飲ませることで、ママの乳腺炎も防げます。


ステップ4:飲み終わったら、そのまま赤ちゃんを寝かしつける


赤ちゃんが両方のおっぱいを飲み終わったら、そのまま寝かしつけましょう。

添い乳中におっぱいをくわえたままウトウトしたり、寝てしまったりなど、特に寝かしつけを行わなくても大丈夫な場合もあります。


「言葉だけではわかりづらい」という人は、次のイラストを参考にしてください。

また、ママの膝の間にクッションなどを挟むと姿勢が楽になるかもしれません。


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添い乳でゲップした場合はどうする?

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赤ちゃんが添い乳でおっぱいを飲み、寝転がったままゲップをした場合はどうするのでしょうか。

添い乳でゲップした際の注意点をご紹介しましょう。


吐き戻していないか確認する


赤ちゃんが横になったままゲップをした場合は、まずはゲップと一緒に母乳などを吐き戻していないか確認しましょう。

吐き戻したものがのどに詰まると窒息につながる可能性があります。


また、ゲップをさせないと逆流性食道炎などによって赤ちゃんが中耳炎にかかりやすくなる可能性もあるため、ゲップはできるだけさせた方が良いでしょう。


吐き戻していた場合は着替えさせてあげる


万が一、吐き戻しによって服やシーツが濡れてしまうと、風邪をひいたり不快で泣き出したりしてしまうことも考えられます。

吐き戻しやすい赤ちゃんの場合には、シーツの上にバスタオルを敷いて寝かせ、添い乳で吐き戻した後にバスタオルだけを片付けるなどの対応をすると片付けが楽になるでしょう。


添い乳におすすめのグッズ

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添い乳をさらに楽にしてくれる、おすすめグッズをご紹介します。


Farska(ファルスカ)ベッドサイドベッド 03


ママのベッドの隣にぴったり沿わせることでママとベビーの負担を和らげてくれるベビーベッドです。

添い寝をすることでママパパ、そしてベビーが安心して眠れます。

セット内容・付属品:ヘッドパネル2枚・開閉パネル1枚・固定パネル1枚・補助バー1本・すのこ1枚・キャスター (ストッパー付き) 4個・床板高さ調節ノブ4個・ジョイントパーツ8個・添い寝安全ベルト1個・取扱説明
対象年齢:0ヶ月~24ヶ月
外寸:D75×W125×H91cm
内寸:D70.5×W121×H91cm


組み立てにドライバー等の工具が一切いりません。
差し込むだけ。ベットの高さを調整するツマミを回すだけ。
組み立て前は貧弱かと思いましたがベットの板が丈夫に作ってあり、
ツマミを締めこむと全体の強度が出るという仕組みです。
(ベットの板が強度を担保している)
分解も簡単。組み立てガイドを見れば女性でも楽々組み立てが出来ます。
ちょっとお高いですが優れもの。

DockATot Deluxe+


北欧スウェーデンからやってきたドッカトット。
ママのお腹の中の環境を再現し囲まれた空間設計をしたベッドです。

赤ちゃんと添い寝だけでなく、1400gと軽量なのでお昼間はリビングで夜は寝室でなど、どこでも使いたい場所に持ち運びが出来ます。

また、クッションとカバーを取り外してパーツごとに洗濯可能なので、汗をかいてもお家で洗濯ができ、清潔に保つことができます

梱包サイズ:76x45.5x14cm
対象年齢:新生児から生後8ヶ月頃


ドッカトットを使う前は夜もあまり寝てくれなかった我が子がドッカトットを使ってからは最低でも4時間は寝てくれる様になってくれて泊まりで出掛ける時にはドッカトットが手放せなくなりました。添い寝も出来てかなり助けられてます。

farska ベッドインベッドフレックス


成長に合わせて、添い寝サポートからお食事サポートまで形を変えて長く使えます。

添い寝の時期には、強度のあるフレームが赤ちゃんを親の寝がえりなどから守り、パパ・ママの間で優しい温もりを感じながら寝られます。

製品サイズ:約W40xD70xH17cm(使用時)、約W40xD40xH17cm(折りたたみ時)
対象月齢:添い寝サポート(新生児~4ヵ月頃まで)、お座りサポート(4〜8ヵ月頃まで)、チェアサポート(8ヵ月~2才頃まで)、お食事シート(8ヵ月~)


夜赤ちゃんを大人用ベッドに寝かせるとに使っています。5ヶ月になるとさすがにサイズが足りなくなりますが,その後はお座り用にも使えるように工夫されています。

サンデシカ スリーピングピロー(吐き戻し防止ベビー枕)ふわふわ6重ガーゼ


10度の緩やかな角度が付いた、柔らかなガーゼ素材のスリーピングピローで、赤ちゃんの吐き戻しを防ぎます。

カバーは取り外し可能で中のクッションも水洗いも可能ですので、いつでも清潔に使用できます。

[素材]
カバー:表面/綿100%、裏面/ポリエステル100%
中身:ポリエステル100%

[サイズ]
約35cm×50cm×7cm



飲んだばかりの赤ちゃんにはピッタリ。
普段から吐き戻しが多いので、まとまって寝るときは必ず引いて使っています。実際に吐き戻しが少なくなり安心。


フランスベッド 横向き寝枕 SleepVantagePREMIUM


横向き用の寝枕は、添い乳中のママの頭・首・肩・背中を優しく支えてくれます。

正しい姿勢で眠れるため、添い乳を楽にしてくれるでしょう。

ママが一人で眠る際にも役立ちます。

[素材]
枕本体:側地/ポリエステル100%、詰物/ポリエステル100%
枕カバー:表面/ポリエステル100%、側面/ポリエステル88%、ポリウレタン12%

[サイズ]
55cm×42cm×13.5cm


添い乳をうまく活用しましょう


ママが楽な姿勢で授乳ができる添い乳も、授乳方法のひとつです。

添い乳をうまく活用してママの体の負担を軽減しつつ、ゆったり授乳することで赤ちゃんとのスキンシップをはかりましょう。

添い乳をする際は、赤ちゃんが安心しておっぱいを飲めるよう姿勢に気をつけ、快適な睡眠環境を整えてください。


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