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公開 2020年07月03日  

新型ウイルスの影響で「別居」を選んだ私たちが、離れて暮らして気付いたこと

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いつも一緒にいた私たちですが、突如として始まった“バーチャルな”夫婦関係。画面越しにしか会えなくなった夫との生活、今思うことは……?


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まいどおおきに!

夫とずっと一緒にいる系主婦さとえみ……だったのですが、最近変化がありました。

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……というわけで、画面越しでしか会えなくなってしまいました。

今までの幸せだった日々が嘘のよう……。

彼が日々やってくれていた分の家事育児の負担が増えましたし、子どもたちもパパが大好きなのでとても寂しがっています。


しかしこのご時世、私たちばかりが大変なわけではありません。

そしてやむを得ずスタートしたこの新しい生活の中で、大変なりにも気付いたことがいろいろとありました。

なのでせめて、この生活で得た“ポジティブな部分”をご紹介したいと思います。

パパと離れて暮らし始めて、分かったこと

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まず、時間を決めて毎日1時間はみっちり話すようになりました。

最初はやはり暗い気持ちになるような話題が多かったのですが、次第に今日は何を食べたかというような他愛のない話や、お互いの体調の話、仕事の話、子どもたちの勉強について……と、少しずつ話題が広がっていきました。



そして、普段は言わなくても伝わることや、なんとなくなおざりにしてきたことを細かく話すことで、実はけっこう話題は尽きないことに気付きました。


私たちは日本とベルギーの国際結婚ということもあり、新型ウイルスに対する国政策の違いについて話していくうちに、私はもっとベルギーの政治にも興味関心を持つべきだったと反省し、毎日ニュースサイトをチェックするようになりました。

そして、翻訳だけでは理解できないようなことは、夫に質問するようにもなりました。


子どものことについても、夫は限られた時間しか会話ができないという気持ちが働いているのか、私の負担を少しでも減らそうとしてくれているのか(あるいは両方か)、しっかりと話を聞いてくれています。

たまには子どもたちに本を読んだり、勉強を促したりまでしてくれています。

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次に、子どもたちに家事を教えられた点は良かったと思っています。

夫は家事を積極的にやってくれる人なのですが、その分子どもたちは「家事は、誰かがやってくれるもの」と認識しているところがありました。

以前は脱いだ服をそこらへんに置きっぱなしにすることもあったのですが、自分たちが掃除洗濯をするようになってからは、想像力が働いてしっかり片付けるようになったのです。


特に料理に関しては、長女が「ご飯って、作ってもいいんだ!」と目覚め、自分でいろいろ考えて作るようになりました。

料理の大変さも知ったようですが、作ったものをうれしそうに食べている姿を見た時は、こちらまで幸せな気持ちになります。

今では、妹たちや私の朝食を作ってくれることも!

これは、今回「パパと離れて暮らす」という経験をしたからこその成長だと思っています。

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最後に……。

今の“デジタル化”された夫の方が、リアルな夫よりも格段に省スペースだということ……!!

しかも、私がそれを「楽」だと感じ始めている……!?


夫が薄くて小さくて話が終わったら消えるの、なんか快適!

夫のスペースが消えた分、子どもたちも思う存分走り回ることができてうれしそう!!



いやいやいや……。

きっとそれは、夏やからに違いない。

冬にはきっと、あの大きくてデカくてビッグな夫がいた方が、暖かいし楽だと思うに違いない。


冬には…。

冬には、この別々の生活も終わってるよね……?(涙)



早くこの状況が終わりますように。


ほなまたね! 

※ この記事は2024年11月10日に再公開された記事です。

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