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公開 2020年09月04日  

何百枚ある子どもの写真。この1枚が、「ベスト」ではなく「特別」な理由

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笑ってる息子、歩いてる息子、遊んでる息子…。その瞬間を写真におさめるのに四苦八苦しています。そんなとき、特別な1枚が撮れました。


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出産前、子どもの写真と言われて想像していたのは、カメラを構える親と、カメラ目線をくれる子どもの姿でした。


子育てを始めて、まず気づいたのは重くて大きいカメラなんて、子どもの相手をしながら構えられないということ。
せっかくミラーレスカメラを買ったのに、まだほとんど使っていません…。
そして、小さいうちは動き続けて、カメラ目線はもちろん、シャッターチャンスなんてそうそうありません。

毎日スマホで撮りまくって、可愛い瞬間を捕まえにいっています。
息子はまだ1歳。
呼べばちらっと一瞥するくらいで、シャッターチャンスをくれるのはまだまだなようです。


そう思っていたある日のこと…。


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ふと、こっちを見たときに間があったので、だめもとで「笑って」と言ってみたら、一瞬きょとんとしたあと、「にいっ」と。

そんなことできると思っていなかったので、スマホもちゃんと構えていなくて、1枚シャッターをきるのがやっとでした。


もしかしたら私が笑ったのにつられて笑ってくれたのかもしれませんが、いつもの「にこーっ」とした笑顔とは少し違う笑い方で、息子が急にお兄ちゃんに見えました。

「ハイチーズ」で写真を撮る未来が一瞬見えたようで、とても嬉しかったのを覚えています。


息子の成長の瞬間をとらえた、お気に入りの1枚です。


※ この記事は2024年10月02日に再公開された記事です。

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