成長するに連れて、子どもは「親が自分のことをどう見ているか」を感じ取るようになってくる。
親の期待に応えることと、自分の「こうしたい」を大切にすること。
そのバランスの取り方に、少しずつ揺れ始める時期なのかもしれない。
人は、「他人から評価されること」を心の拠り所にしながら生きている。
それは大人になっても変わらない。
親や配偶者からの評価かもしれないし、友人、SNSでつながっている人、職場の人間関係や地位など、あらゆる関係性を形成するひとつの側面だと言える。
居心地がいい時には、もっと近づきたいと思う。
そうでない時には、ちょっと距離を置きたいと感じる。
でも、「他人と自分」や「本音と建前」をまだうまく使い分けられない子どもは、どのようにバランスを取っていけるだろう……。
葵にいじわるをしてしまうレイナ。
そんなレイナには気付かず、普段「ちゃんと」していることを夫から認められないことに悩む典子。
そして、葵のことを心配しながら見守る裕子。
それぞれの葛藤の中で、その後……?
公開 2020年10月02日
ママから、私はどんな風に見えているの…?その“無意識”に支配されるということ #18
288,155 View絵日記の宿題をしていたレイナ。パパとゲームしたことを書いていると、それを見た典子は……?とげとげ。さん作、連載『「小1の壁」のむこうに』第18話。
※ この記事は2024年11月08日に再公開された記事です。
#キーワード
連載『「小1の壁」のむこうに』
#18
とげとげ。『「小1の壁」のむこうに』
おすすめ記事