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公開 2015年06月05日  

「まだ帰りたくない!」そんな子どもに、遊びから気持ちを切り替えてもらうための声かけのコツ

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子どもが楽しく遊んでいる時は、できるだけその時間を大切に共有したい・・・。そうは思っていても、生活リズムが気になったり、これからしなければならない家事などもたくさんあったり。保育園、幼稚園からの降園時に園庭で遊んだり、外遊びに夢中になっている子に上手に気持ちを切り替えてもらうコツを考えてみました。


子どもの気持ちを切り替えるには、「帰ろう」の声がけにひと工夫

「もっと遊びたい!まだ帰らない!」こう言いだした子どもの気持ちを切り替えさせるのに、「もう帰ろう!」とストレートに行ってもあまり効果がありません。まずはのどから出かかっている「帰ろう」の言葉をグッと飲み込んでみてください。(その後もやること盛りだくさんの親には、結構エネルギーが要ることなのですが・・・)



そこで、何か目に見える形として示すと、受け入れやすいお子さんもいると思います。時計の存在が分かる年頃だったら、「今○時○分だけど、○時×分になるまで遊ぼう」「長い針が○のところまでいったら帰ろうか」などと声がけしてみてもいいでしょう。スマホのアラーム機能を使って、「音や音楽が鳴るまで遊ぼう。鳴ったらさよならしよう」などと声をかけているお母さんもいるようです。



回数を数えられる年頃だったら、「あと何回滑り台をやったら帰ろう」と言ってみたり、他の子たちが帰る様子があったら、「お友だちも帰るね。そろそろ帰ろうか」と注意をほかに向けつつ誘ってみたり。「おなかがすいたな。今日は何食べたい?そろそろ帰ろうか」など、次の楽しみに気持ちを向けさせてあげるのも1つの方法です。



帰り道、多少遠回りになっても、ここを通ると好きな景色がある、何か発見があるというような帰り道の過程を楽しむポイントを探すのもおすすめです。きっと色々なアイデアを駆使しているお母さんたちもいるでしょうし、周りのお母さんたちの声がけがヒントになることもあると思います。

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子どもと大人のリズムはすれ違うもの

大人とは違うリズム、感性で生きている子どもは、時間の流れ方が全く違います。私も子育てをしてきた中で、何度となく感じてきました。子どもにとっては大切な時間が、大人にとって早く乗り切りたい時間であることもしばしば。



自分もかつては子どもであり、その気持ちがわかるけれど、やっぱり家族として一緒に過ごす中、たとえ相手が小さな子どもでも伝えなければならないこと、わかってもらわなければならないことが色々あります。一筋縄でいかない子どもの様子に頭を悩ませながらも、ちょっとしたアイデアでよい方向に持っていくことができた時に感じるささやかな喜びもありますよね。

魔法のような方法はないけれど

そういう私も、3歳になったばかりの自己主張の強い5番目末っ子の「言っても聞いてくれない」態度に日々奮闘中。上の子たちでこういう状況は数えきれないぐらい経験していても、やはり魔法のように必ず効く方法はありません。親の声がけは聞かないのに、他のお母さんやお父さんの声がけだと素直に聞くなんてこともあります。



この前通じた手が今日は通じないということもしょっちゅう。でもそんな繰り返しの中で、親子の関係ができていくのかな、と自分を励ましたりしています!

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