こんにちは!
7歳双子と3歳末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。
今回は、双子が赤ちゃんだった頃のお話です。
我が家では、双子をミルクで育てました。
出産時の大量出血の影響で母乳の出が悪かったことと、助産師さんから「2人の飲む時間を合わせた方がいい」「母乳だけじゃ足りない可能性もある」「だから双子はミルク育児がおすすめ」と助言を受けていたことが理由です。
産後すぐにミルク育児が始まったわけなのですが、今思い返すと、「あぁすれば、もっと楽だったのになぁ……」と思うことがあります。
保温機能があるお湯沸かし。
これがあったら、あの頃のミルク育児ももっと楽だったのになぁと思います。
というか、当時も欲しいと思って、双子が生まれる前に夫に相談したのです。
しかし、夫は……
結婚する前から転勤族でケチ……いえいえ、“節約志向”な夫は、あまり無駄にものを増やしたくなくて、家電を買うときは必ずこう言っていました。
「家にあるものじゃだめなの?」
当時、我が家には電気ケトルがありました。
確かに電気ケトルは便利ですし、コンロにやかんをかけて沸かすより楽。
その話し合いをした時はまだ出産前で、私も「保温機能付き調乳ポット」が具体的にどう必要なのか、電気ケトルよりもなぜいいのかを説明しきれませんでした。
結局新調することはなく、産後に電気ケトルで調乳することになったのですが……
一度沸騰しきったお湯、なかなか冷めないんですよね~。
しかも双子なので、それが2本!
冷めないです。
あと、毎回調乳する直前にお湯を沸かすわけなので、それにも数分かかります。
すると……
こんな感じで、お腹が空いた双子がタブルで泣き出して、あやしている夫も切羽詰まってくるんです。
「ちょっと!早くして!」
「まだなの!まだ全然冷めてない!」
……いやいやいや。
だから、保温機能付きの調乳ポットがあればさ~って思うのは、今だからこそ。
当時はそういう余裕もなく、イライラにイライラで返してしまいました。
新婚だからはっきり言えないって、ありますよね。
あと、産前はメンタルが不安定でしたし、産後は本当に疲れていて、正常な判断や理論的な説明が難しかったんですよね。
当時から「産後の過ごしやすさ」について、もっと想像力を持てればよかったのかな……と今は思います。
こういう経験もあって、3人目を産む時には、調乳用に保温機能のある電気ポットを購入しました。
夫も双子の時に大変な思いをしたので、今回は「確かに必要だ!」と快諾。
沸かした後に適温で保温してくれるので、ミルクはあっという間に冷めて便利でしたし、お茶も最適な温度で飲むことができるので、子どもがミルクを卒業したあとも重宝しています。
探せばお手頃な値段のものもあったので、あの時の苦労は何だったんだろう……と、今となってはちょっとした笑い話です。