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公開 2022年02月11日  

必要なのは「簡単レシピ」じゃなかった!娘とのバレンタインチョコ作りの落とし穴

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数年前、まだ幼かった娘たちと一緒にバレンタインデーのチョコ作りに挑戦した時のお話です。


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まいどおおきに!

子どもの粘土遊びの代わりにクッキー作りを取り入れていた系オカン、さとえみです。

クッキー生地をコネコネしてもらうだけで時間が稼げるだけでなく、「作品」は焼いてしまえばお腹の中に入って消えてる点も、とても良いと今でも思っています。

もう数年前の話になりますが、そんなクッキー作りの成功体験に気を良くして、バレンタインデーの時にパパにあげるチョコレート作りに挑戦したのが……運の尽きでした……。

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オカンが考えた「最強のチョコ作り作戦」

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チョコレートも、寿司と同じで結局は素材が命。

ベルギー在住の我が家は、上質のカカオで作られた板チョコをスーパーでひょいひょいと買うことができるため、戦う前から勝ったも同然と思っていました。

しかし、ビビリのオカンは、材料3つほどでできる超簡単なレシピも調べ上げ、前日までに道具もまとめてそろえることに成功し、あとは三姉妹に作ってもらうだけ!となっていたのです。

三姉妹にとって初めてのチョコレート作りではありましたが、「チョコレートを溶かしさえすれば作れるのだ。失敗のしようがない」と思っていました。

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「簡単レシピ」より大切なもの


蛇足ながら、その時のことを詳しく説明すると……。

我が家の三姉妹は、その時まで包丁や火を使ったことがほとんどありませんでした。

「チョコレートを切る」という作業は大きさの調整が難しかったようで、また湯煎用に鍋でお湯を沸かす際には、ポコポコと湧き出る泡が怖くて取っ手を持つことができず……。

そう言えば、クッキー作りは慣れていたものの、焼いていたのはオーブンで、そのオーブンに入れて火加減を見ていたのはオカンだ〜!

クッキー作りとチョコレート作りは、似ているようで全然違うものだったみたいです。


そこで、オカンは考えました……。

そもそも、バレンタインデーのお菓子もクッキーで良かったのでは?

ココアを混ぜて茶色くなったクッキー生地を、ハートの型で抜いて焼くだけで良かったやん?

いや……チョコ作りに挑戦するのであれば、チョコを刻むのと溶かすのはオカンがやり、形作りやデコレーションのみを三姉妹にやってもらうべきやったか?

っていうか、全部三姉妹にやってもらうことを前提に「簡単すぎるレシピに」したのが敗因か……?


我が家の「チョコ作りデビュー」は、このような思い出となりました。

レシピ自体を簡単にすることも大切ですが、それよりも「親と子どもで、どう作業分担するか」「子どもの担当パートの難易度が高すぎないか」という視点が必要ですね。

この記事を読んでいらっしゃるみなさんが、もしお子さんと一緒に初めてのチョコ作りに挑戦する場合は、ぜひこの経験を参考にしていただければ幸いです。


ほなまたね!


※ この記事は2024年08月19日に再公開された記事です。

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