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公開 2022年09月01日  

わが子と学ぶ「防災」のこと。被災地で育った私が、子ども達に伝えたいこと

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幼少期に大震災を経験したわたし。当時の記憶はないけれど、子ども達に伝えていきたい防災の大切さ。


子ども達に伝えたい防災のはなし


先日、兵庫県神戸市にある『防災センター』に子ども達と一緒に行ってきました。

わたしは1995年1月17日に発生した『阪神・淡路大震災』を経験しています。

当時はまだ幼かったため、震災の記憶はありません。

だけど、子どもの頃から自分の両親や学校での震災学習、被災者の方々のお話など当時の様子を何度も何度も耳にする機会がありました。

一度、被災を経験しているからこそ、地域をあげて防災への意識が強かったように思います。

あれから25年以上もの月日を経て、当時の様子を語れる方々も少なくなり、震災を知らない世代が増えてきました。

自分の子ども達にも、同じように震災の恐ろしさや防災の大切さを伝えていきたい。

そんな思いがありました。

上の子達が小学生になったこともあり、そろそろ理解できる年齢になったのではと、震災や防災について伝えるべく防災センターを親子で訪れました。


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震災の記録から伝わる命の尊さ


神戸の防災センターでは、阪神・淡路大震災の経験と教訓を後世に伝えるべく、震災の記録と防災について学べるミュージアムになっています。

一番初めに、阪神・淡路大震災の再現映像を大型モニターで音と共に体験。

かなり迫力があり衝撃的な映像なので、子ども達は怖がるかなと思いましたが、しっかりと自分達の目に映像を焼き付けていました。

そこから次のシアターまでは、被災した街並みを再現したジオラマを通り抜けます。

子ども達には、これは本当に神戸で起こったことなんだと伝えながら。

次のシアターでは、当日の被災した人々が復興までの歩みをストーリー化した映像でした。

そこには家族を震災で亡くした人の話もあり、長女と次女は思わず涙ぐむ姿も。

その後のフロアでは、当時の写真や映像が震災の記録として展示されていました。


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※ この記事は2024年08月31日に再公開された記事です。

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