まいどおおきに!
そういえばベルギーの父の日について描いてなかったなぁ……と思い出した系オカン、さとえみです。
ホワイトデーはありませんが、ベルギーにも父の日はあります。(もちろん母の日も!)
小学校では父の日のためのプレゼントを作る授業があったりして、けっこう盛り上がります。
それも毎年同じものにならないように、かつ普段使いができるようにと工夫されていたりします。
学校で作るものなので、それほど豪華というわけではありませんが、親がそのプレゼントを使うたびに「それ、ワタシが作ったんだよ〜!」と誇らしげ。
そんな子どもたちの顔を見ることができるので、親としては“プレゼント以上のプレゼント”をもらっているような気分になります。
私が日本で過ごしていた頃の記憶では、なんとなく母の日の方がカーネーションで華やかに演出されていたりして盛り上がっていたと思うのですが……(あくまで私の印象です)。
ここベルギーでは、スーパーなどの飾り付け等の様子を見ても、母の日も父の日も盛り上がり方は同じ。
このあたりに“公平さ”のようなものを感じて、さすがだなぁというほかありません。
中学校に上がると、母の日や父の日のための授業はなくなります。
母の日のプレゼントというか、「女性へのプレゼントには花」みたいなセオリーがあるようで、中学生になった長女は母の日当日に花束をくれました。
「カーネーションではないけれど、やっぱ花なんや〜!」 と感心したのですが、父の日が近づくとプレゼント選びに大苦戦している様子。
これを見て、「なんだか(日本で)既視感があるなぁ〜」と思いました。
ベルギーはビールが美味しい国でもあるので、成人した息子や娘からはビールを贈られることが多いものの、16歳未満の場合は子どもだけでアルコールを買うことができないので、他にアイディアが思い浮かばない模様。
でも長女よ、大丈夫。
ベルギーにはチョコレートがある。
「ベルギー人が唯一NOと言わない食品」と言っても過言ではないチョコレートが……!
あまりにみんなが好きすぎるから、パパにあげた後は家族全員で食べることになって「父の日」感が薄れるかもしれないけれど。
きっとパパにとって、チョコレートを一緒に食べる家族の時間が一番のプレゼントになるはず!
そんな甘い父の日のプレゼントを、とっても楽しみにしているオカンです。
ほなまたね !