息子の話を聞いて、正直「そんなことよくあるよ!!」と思ったのですが、今の息子にとっては深刻な問題。
その日はたまたま時間があったので、息子の気が済むまで途中で口を挟まず、ただただ共感して頷くことにしてみました。
ちょこんと私の膝の上に座って、ぽつりぽつりと話を始める息子。
「そっかぁ。」
「そうだったんだね。」
「あなたはどんな気持ちになった?」
など、私の主観は伝えず、息子から話を聞いて共感し続けました。
すると「そういえばこの前ね…」と、今回の話だけでなく、他の日のモヤモヤしたこともたくさん出てきました。
普段から息子は、周囲をじっくり見ていろいろと考えるタイプ。
せっかちな私は、おっとりとした息子の話を途中で遮ってしまいがち。
毎日顔を合わせていても、こんなに話せていないことがあったんだなと気づきました。
最初は話をしながらもそのときの気持ちを思い出し、なんだか不満そうにしていた息子。
しばらく話をしていくうちに、「あ!この前はこんな事もあったんだよ!」と楽しいお話もたくさん思い出して話してくれました。
どんどん顔も笑顔になっていく様子に、私もつられて笑顔に。
最終的には、「そっか、それは楽しかったね」「うん!」と2人でニコニコ。
すると息子はハッと時計を見て
「ママ!ぼく、もう1時間くらいママと話しちゃってたよ~!お腹すいたね、おやつ食べよう!」
と膝から飛び降りてお菓子の場所に走り出していきました。
公開 2022年12月25日
「今日ね、学校で嫌なことがあったんだ……」ポツリと言った息子が笑顔になるまで(2ページ目)
20,839 Viewいつもは元気いっぱい学校から帰ってくる息子。
あれ、今日はなんだか様子がおかしい……
※ この記事は2024年10月24日に再公開された記事です。
#キーワード
おすすめ記事