まいどおおきに!夏休みの疲れがまだ残っていて、年々疲労が抜けない感じになってきてる系オカン、さとえみです。
「子どもが大きくなればなるほど、楽になっていく」という親の計算とは裏腹に、ちゃんと(?)体も疲れがとれにくくなっていくとは……。
人体って、なんというミラクルな設計なのでしょう……。
夏休みが終わったと思っても、油断は禁物。
秋は運動会や遠足がある季節です。
我が家が住んでいるベルギーの学校には、日本の学校と違う点がいろいろあります。
例えば、副教科の教材をほとんど使わなかったり、卒業式がパーティーのようだったり……。
そして、そういえば運動会も、日本で育ったオカンの思う「運動会」とは様子が違ったのです。
オカンが目撃したベルギーの運動会も、9月に行われました。
日本の運動会は、プログラムが目白押しですよね。
ダンスや応援合戦、大玉転がしに障害物競走。
走る種目にしても、リレーや短距離走など複数あったりすると思うのですが……。
オカンが目撃したのは、「200メートルほどのトラックを大人数で一斉に走って、バラバラとゴールし、全員がメダルとお土産をもらって終わる」……本当にそれだけの運動会やったんです……。
何秒で走れたかなどの記録も取らないし、何番目にゴールしたかの順位も競いません。
参加した全員がチャンピオンで優勝者という感じなのです。
(※もちろん、学校や地域によってさまざまなケースがあると思います)
親は子どもに走りやすい靴とズボンをはかせて現地に連れていき、現地では先生からもらった小学校のTシャツを着るだけ。
名前と学校名と登録番号がかかれた紙をTシャツの上に貼ったら、よーいドン!です。
このような内容なので、運動会といっても時間がかかりません。
なにせ短距離をただ走るだけですから、実質1時間くらいで終了です。
お弁当を用意する必要もないですし、参加者がもらえるお土産の中にみかんやビスケット、パックのジュースが入っているので、軽食や飲み物もそれでまかなえてしまいます。
練習も全くなかったようで、「よーいドン!」の時のピストルの音がスタートの合図だと気付かず、出遅れる子もいます。
でも、ちょっとスタートが遅くったっていいんです。
だって記録も順位も関係ないのですから。
日本の運動会を知っていると、違いにかなり驚くのですが、 これはこれで合理的な面も多そうです。
何より、子どもたちがメダルをもらって嬉しそうにしている姿は素晴らしく、「頑張ったね」と子どもを抱きしめている保護者の方々もまた笑顔。
オカンの中では、これはアリ寄りのアリと思っています。
皆さんは、こんな運動会(?)はいかがでしょうか?
まだまだ夏休みの疲れがとれない日々だとは思いますが、どうぞご自愛ください。
ほなまたね!