「母の日」という概念は知っていたものの、なぜか自分に置き換えて考えたことがなかった幼き日の私。
唐突にその事実に気づき、カーネーションを手に入れようと行動に移しました。
一輪の赤いカーネーションを無事買えた帰り道、すれ違う人の目線をちょっと恥ずかしく思いながら家まで小走りで帰った所までは覚えているのですが、そこまでがピークだったのかその後の母親の反応など全く覚えておりません。
いかにカーネーションを入手して渡すかという使命に燃えていたわけです。
きっと母親は喜んでくれたんだろうなとも思いつつ、母の日というのは母を想う子どもが主役だったりするのかもしれないなぁと毎年懐かしく思い出します。
それはおうちの中だけで頼む……!エレベーターの中、焦ります
『ヒゲ母ちゃんがんばりマッスル!』(ヤマモト喜怒著/ぶんか社)より、その一部をコノビーでご紹...