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公開 2023年05月25日  

【おすすめ】リトミックの資格5選!取得する方法や費用などもご紹介

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音楽を通して子どもの表現力を伸ばす「リトミック」。理論や指導法を学べる資格はたくさんありますが、どれを選べばよいか悩む方も多いでしょう。今回は、リトミックのおすすめ資格5選とそれぞれの取得方法や費用についてご紹介します。自分に合った資格の選び方もご紹介していますので、資格取得に興味のある方はぜひチェックしてください。


目次 リトミックの資格おすすめ5選
そもそもリトミックって何?
リトミックの資格を取得する利点は?
リトミックの資格おすすめ5選【学ぶ内容・取り方・費用など】
リトミックの資格はどう選べばいい?
リトミックの資格についてよくあるQ&A
自分に合ったリトミックの資格を見つけて学んでみましょう

リトミックの資格おすすめ5選


リトミックの資格にはさまざまな種類があります。

特におすすめの資格は、次の5つです。
・リトミック研究センター認定資格(全5種類)
・NPO法人日本こども教育センター リトミック講師資格取得講座
・国立音楽院 リトミック本科
・ふれあいリトミック資格講座
・リトミック指導法 リトピュア式オンライン講座

通学制以外にも通信制など、ライフスタイルに合わせて取得方法が選択できます。

また、資格よって、学習内容や取得方法、費用が大幅に違うことも。

リトミックについて学びたい方は、多くの選択肢の中から自分に合う取得方法を見つけるのがおすすめです。

特定非営利活動法人リトミック研究センター

NPO法人日本こども教育センター

ふれあいリトミック

そもそもリトミックって何?

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【リトミックとは?】

音楽を通じて体を動かすことで、子どもの感覚や表現力、身体的能力、集中力や想像力など「潜在的な能力」を育む教育方法です。

リトミックでは、音楽を聴いたり音楽に合わせてダンスや手・足を動かしたりなど、子どもの年齢に合わせたさまざまな方法で活動を行います。

リトミックを構成する要素は、次の3つです。

・リズム遊び:音楽とともに体を動かし、音の知覚能力を養う
・ソルフェージュ:全身でリズムを取り、音楽の基礎である音階などを学ぶ
・即興演奏:「リズム遊び」と「ソルフェージュ」を組み合わせて表現する
※ソルフェージュ:西洋音楽の学習において楽譜を読むことを中心とした基礎訓練のこと

習い事の一環として通うリトミック教室のほか、保育園や幼稚園で活動の1つとして取り入れているところも。

リトミックについてさらに詳しい情報は、以下の記事で解説しているのでぜひチェックしてみてください。

特定非営利活動法人リトミック研究センター

特定非営利活動法人リトミック研究センター「よくある質問」

J-STAGE「ジャック=ダルクローズのリトミック」

リトミックの資格を取得する利点は?


パパママがリトミックの資格を取得する利点は次の3つです。

・リトミックの正しい知識や実践方法を学べる
・自宅で子どもと一緒にリトミックを楽しめる
・リトミック資格を活かし、仕事の幅が広がる

ネットで調べたり人伝いに聞いたりして、リトミックの情報を得ることも可能です。

しかし、リトミックについての正しい知識や実践方法を身につけるには、専門の資格や教材で学ぶ方がよいでしょう。

子どもの発達に合わせた教育が、子どもの表現力をさらに伸ばす手助けになります。

子育て中のパパママであれば、ご自身の育児にも役立つでしょう。

また、リトミックの資格を取得すると、新たに仕事に活かせることも。

仕事の幅を広げたい方にも嬉しい利点といえます。

NPO法人日本こども教育センター

リトミックの資格おすすめ5選【学ぶ内容・取り方・費用など】

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リトミックの資格を取得方法はたくさんあり、その種類によって学ぶ内容や費用などが異なります。

ここでは、おすすめの資格5つについて、学習内容・資格の取得方法・費用をご紹介。

ご自身に合うものをチェックしてみましょう。

リトミック研究センター認定資格(全5種類)


【こんな人におすすめ!】
・多くの日程、会場から自分に合ったレベルを見つけたい方
・充実したカリキュラムから選びたい方

特定非営利活動法人「リトミック研究センター」は、リトミック指導者養成機関として33年の実績を誇ります。

リトミックの指導員を育てるためのプログラムを展開。センターが運営する指定の研修を受講し、資格取得を目指します。

学べるリトミックの資格は次の5種類。段階に分けて資格取得を目指せます。
・初級指導資格:3歳児対象のリトミック
・中級指導資格:2歳児対象のリトミック
・上級指導資格:4・5歳児対象のリトミック
・ディプロマB資格:リトミックのリズムと0~5歳の指導法
・ディプロマA資格:リトミック指導者最高指導資格

会場や講義日程の選択肢も多く、種類によって費用にも幅があります。

自分のライフスタイルに合った方法を選択しやすいでしょう。

資格の種類
5種類(初級指導者資格、中級指導者資格、上級指導者資格、ディプロマB資格、ディプロマA資格)

学習期間
資格の種類・取得方法により異なる
【例:ディプロマB資格】
教員養成校:1年
月例研修会:4年

取得費用
資格の種類・取得方法により異なる
【教員養成校 ディプロマB資格:合計501,600円(税込)】
入学金:55,000円/年間授業料:385,000円/教材費:61,600円(各税込)

【月例研修会 初級指導者資格:合計68,090円(税込)】
入会金:11,000円/年間受講料:38,500円/教材費:10,890円/年会費:7,700円
※認定試験の受験には、受験料7,700円が別途必要
※資格取得後の維持に、年会費7,700円が必要
※価格はすべて2023年5月現在の情報です。最新情報は公式サイトをご覧ください。

試験場所
教員養成校:東京と名古屋
月例研修会:日本全国の支所

難易度
資格の種類により異なる
例:初級の認定試験 受験者の90%以上が合格


資格の取り方

特定非営利活動法人リトミック研究センターでは、下記2つの方法で資格取得ができます。
・教員養成校に通う
・月例研修会で学ぶ

【教員養成校に通う】
東京・名古屋の2ヶ所にある教員養成校に通って学ぶ方法です。
昼間部と夜間部があり、週1回の平日に研修を受講し、試験の合格を目指します。集中して学びたい方におすすめです。
教員養成校では、次の2つの資格取得が可能です。
・1年コース:ディプロマB資格
・2年コース:ディプロマA資格

【月例研修会で学ぶ】
月例研修会は、全国の約60会場で実施されています。
自分の受講したい会場の支局を選び、研修に参加が可能です。
90分の対面研修と予習・復習を行える60分のeラーニングを組み合わせ、休日に年間6つの研修を受けます。
月例研修の研修受講と認定試験合格で取得できる資格は次の4つです。
・1年コース:初級指導資格
・2年コース:中級指導資格
・3年コース:上級指導資格
・4年コース:ディプロマB資格
※初級資格で自宅教室の指導も可能

特定非営利活動法人リトミック研究センター

特定非営利活動法人リトミック研究センター「教員養成校で学ぶ」

特定非営利活動法人リトミック研究センター「よくある質問」

特定非営利活動法人リトミック研究センター「月例研修会で学ぶ」

NPO法人日本こども教育センター リトミック講師資格取得講座


【こんな人におすすめ!】
・短期集中型で資格を取得したい方
・リトミック教室を開いてみたい方

NPO法人日本こども教育センターが運営する「リトミック講師資格取得講座」は、最短6日で資格を取得できます。

受講期間の短さだけではなく、バリエーション豊富な教材も魅力の1つです。

ピアノがあまり得意でない方でも、リトミックの知識や指導法を学びやすいカリキュラムが用意されています。

子育て中のパパママにはもちろん、仕事として「リトミック教室を開きたい」と考えている方にもぴったり。

また、キャリアアップしてプロを目指したい方向けの「上級講座」も展開しています。


学習期間
最短6日間

取得費用
合計325,600円(税込・送料別)
動画約10時間+3日間の対面講座:162,800円/1歳~小学生低学年の教材費:162,800円
※認定試験の受験には、受験料11,000円が別途必要
※受講後の次年度より、年会費10,000円が必要
※価格はすべて2023年5月現在の情報です。最新情報は公式サイト等をご覧ください。

試験場所
東京開催(2023年の場合)

難易度
-


資格の取り方

NPO法人日本こども教育センター「リトミック講師資格取得講座」での資格取得方法は、3つのステップに分かれています。

【ステップ1:動画講座(6時間)】
・年齢別のリトミックの実演と解説
・動画を見ながら体を動かし、体験しながら学ぶ

【ステップ2:対面またはZoom講座(6時間×3日間)】
・先生役・生徒役をローテーションして実習を行う

【ステップ3:動画講座(約2.5〜3時間×3講座)】
・年少・年中リトミック講座とダルクローズのソルフェージュ講座などを学ぶ

※ステップ1〜3まで修了した人のみ認定試験の受験が可能

NPO法人日本こども教育センター

国立音楽院 リトミック本科


【こんな人におすすめ!】
・さまざまな年齢に適用したリトミックを学びたい方
・本格的な楽器のレッスンを受けてみたい方

国立音楽院は、日本で初めて幼児リトミックを開発し普及を進めました。

現在もそのノウハウを活かして、さまざまなカリキュラムを展開。

リトミックというと子どもが対象のイメージですが、国立音学院では高齢者を対象にした「若返りリトミック®」の講座もあります。

また、国立音楽院のリトミック本科では、ワンツーワン方式による楽器の実技レッスンを実施。

2021年度からは、対面式だけではなくオンライン受講が可能となりました。


資格の種類
幼児リトミック指導員、リトミック療育士®、ベビーリトミック指導員など

学習期間
昼間部・夜間部/2年制・3年制

取得費用
【2年制】(2年間の合計金額)
昼間部:合計2,120,000円
夜間部:合計1,770,000円
【3年制】(3年間の合計金額)
昼間部:合計2,880,000円
夜間部:合計2,380,000円

試験場所
試験はとくになし

難易度
授業単位を取れれば、難易度は低め

※価格はすべて2023年5月現在の情報です。最新情報は公式サイトをご覧ください。


資格の取り方

ここでは、国立音楽院の「リトミック本科」における資格取得のステップをご紹介します。
1.学校に入学後、規定の卒業単位取得を目指す
2.幼児リトミック教室で現場実習を行う(規定回数32回以上)
3.授業単位・実習ノート・レポートが完了したら、「幼児リトミック講師」に認定される

国立音楽院「学費について」

国立音楽院「リトミック講師になるには」

ふれあいリトミック資格講座


【こんな人におすすめ!】
・自宅でリトミックの資格を取得したい方
・短期間で自分のペースに合わせて資格を取得したい方

「ふれあいリトミック資格講座」は、通学コースと通信コースの2タイプを展開。

講義を受けに行く時間がない方におすすめの資格講座です。

通信コースであれば、自宅にいながら3ヶ月ほどでリトミック資格の取得が可能。

働きながら、資格取得を目指す方に向いています。

講義と実技試験が同じ日に受けられるのも、手間が少なく嬉しいポイントです。


資格の種類
ふれあいリトミック協会認定 インストラクター資格

学習期間
通学コース:2週間~1ヶ月程度(事前学習+講習1日)
通信コース:1〜3ヶ月程度(事前学習+課題提出)

取得費用
通学コース:合計105,500円(税込)
通信コース:合計72,500円(税込)
※沖縄・北海道在住の方は、通学コース106,500円/通信コース73,500円(各税込)

試験場所
自宅(WEB試験)または東京・大阪の認定校

難易度
-

※価格はすべて2023年5月現在の情報です。最新情報は公式サイトをご覧ください。


資格の取り方

ふれあいリトミック資格講座での資格取得の流れは次のとおりです。

【通学コース】
1.申し込み・支払い
2.事前学習
3.対面またはオンラインで講習の受講(1〜 2日)
4.講習日の実技試験に合格後、資格取得


【通信コース】
1.申し込み・支払い
2.事前学習(約3か月)
3.Web試験・実技試験(自宅での動画撮影可能)
4.合格後、資格取得

ふれあいリトミック

ふれあいリトミック「ふれあいリトミック協会認定資格について」

ふれあいリトミック「費用について」

ふれあいリトミック「資格取得までの流れ」

リトミック指導法 リトピュア式オンライン講座


【こんな人におすすめ!】
・資格取得の費用を抑えたい方
・自宅で完結できる資格をお探しの方

「リトミック指導法 リトピュア式オンライン講座」は、取得費用が比較的手頃で、誰でも挑戦しやすいことが魅力です。

リトミックの基礎的な指導法は通信講座で受講できます。

実技も学びたい場合は、Zoomによる対面式のレッスンを受講可能です。

どちらも自宅で完結できるので、時間が限られたパパママも学びやすいでしょう。

講座は7日間毎日メールで配信される仕組みのため、学びの意識も高まります。

申し込み日から1年間は動画視聴保証もあり、資格取得後も動画を閲覧でき、安心です。


資格の種類
リトミック指導法 リトピュア式オンライン講座

学習期間
基礎講座(通信7日間)+実技講座(Zoom 60分)

取得費用
基礎講座のみ:14,300円(税込)
基礎講座+実技講座:18,700円(税込)

試験場所
自宅

難易度
-

※価格はすべて2023年5月現在の情報です。最新情報は公式サイトをご覧ください。


資格の取り方

「リトミック指導法 リトピュア式オンライン講座」の資格取得の流れは次の通りです。
1.申し込み後、7日間メール講座で自宅学習する
2.8日目にメールで届いた修了試験に解答する
3.合格すると、「リトピュア式指導法 基礎講座修了証」が発行される
※実技講座を希望する場合は、「3」の後に受講する

リトミックの資格はどう選べばいい?


数あるリトミックの資格から自分にあったものを選ぶために、3つのポイントをチェックしてみましょう。

学びたい内容であるか


同じリトミックに関する資格でも、種類によって学ぶ内容が異なります。

育児に活かせる初心者向けのものや講師になりたい方向けのもの、また、リトミックの対象年齢も異なるなど、種類はさまざまです。

リトミックを学ぶ目的を明確にして選んでみましょう。

時間やお金に限りがあるからこそ、学びたい内容をしっかりと精査することが大切です。

生活に合う取得方法であるか


気になるリトミックの資格が、自分の生活に合った方法で取得できるかどうかを確認しましょう。

実際に講師から直接学べる養成学校は、決まった時間に通学が必要です。

子育て中のパパママやお仕事がある方など時間が限られている場合は、自分のペースで資格取得を目指せる通信講座もよいでしょう。

予算や学習内容に見合う費用であるか


そのリトミック資格の取得にかかる費用が、自分の予算や求める学習内容とマッチしているかどうかも重要です。

講義回数が多く、通学が必要な通学制は、費用が高額になりやすい傾向があります。

自分の学びたい内容と、予算を精査したうえで、学び方を選択してみてください。

特定非営利活動法人リトミック研究センター

NPO法人日本こども教育センター

リトミックの資格についてよくあるQ&A

【おすすめ】リトミックの資格5選!取得する方法や費用などもご紹介の画像3
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リトミック資格について、よくある質問を集めてみました。

資格を取得したいけれどお悩みや気になる点がある方は、ぜひ参考にしてください。

Q.リトミックの資格が役立つ仕事は?


A.リトミック教室や幼児の教育施設、老人ホームなど幅広く活躍の場があります。

リトミックの資格を学ぶことは、自分の子育てにはもちろん仕事の幅を広げるきっかけにもつながります。子どもを対象としたリトミック教室や保育園のほか、高齢者の方が利用する施設でも役立つといえるでしょう。

【リトミックの資格が役立つ仕事の例】
・保育士や幼稚園教諭
・リトミック教室や音楽教室のスタッフ
・リトミック教室の個人開業
・老人ホームやデイケア施設

特定非営利活動法人リトミック研究センター「よくある質問」

Q.ピアノが弾けなくてもリトミックの資格を取得できる?


A.ピアノが弾けなくても、リトミックの資格は取得できます。

リトミックと聞くと、ピアノを連想する方も多いかもしれませんが、高度なピアノの技術は必須ではありません。

中には、ピアノが弾けない人を対象にした講義や、ピアノ以外の楽器を使って楽しむリトミックもあります。自分に合った資格を選ぶことで、安心して受講できるでしょう。

ふれあいリトミック

特定非営利活動法人リトミック研究センター「よくある質問」

Q.リトミックの資格は独学で学べる?


A.通信講座や書籍などで独学も可能。ただし、深い知識を身につけるなら講座の受講が安心です。

通信講座や市販のリトミックに関する書籍を使って、独学で学ぶこともできます。しかし、自分でテキストを準備し、段階を踏んで知識を身につけていくことはやや難しいかもしれません。

確実に資格取得を目指したい方、リトミックの講師を目指したい方などであれば、講座の受講が近道といえるでしょう。

ふれあいリトミック

Q.リトミックの資格取得は意味がない?


A.リトミックの資格は、より深く正しい知識を身につけたい方に役立ちます。

リトミック指導者になるために、資格は必須ではありません。このことから、「資格取得は意味がないのでは?」という意見を聞くこともあるでしょう。

しかし、リトミックの講座を受講することは、リトミックの理論を正しく理解したり、カリキュラムの組み方や実技レッスンのやり方を身につけたりするのに役立ちます。

たとえ仕事にするわけではなくても、正しく深い知識を身につけることで、自分の子育てに活かせるでしょう。

特定非営利活動法人リトミック研究センター

自分に合ったリトミックの資格を見つけて学んでみましょう


リトミックの資格は種類が多く、取得方法や学べる範囲もさまざまです。

資格を通して学ぶことで、リトミックの正しい知識や実践の仕方などを身につけられます。

子育て中のパパママにはもちろん、幼児教育に携わる方やリトミックの講師を目指したい方にも、多くのメリットがある資格です。

リトミック資格に興味を持ちながら、「学校に通う時間がない」「多くの費用は準備できない」と諦めていた方もいるかもしれません。

そんな方はぜひこの記事を参考にして、自分のライフスタイルにあった無理にない学び方を見つけてください。

※ この記事は2024年11月24日に再公開された記事です。

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