赤ちゃん用スキンケアブランドが、0~2歳の子をもつ20歳~39歳の男女の計722名を対象に、「育児や寝かしつけに関する意識調査」を実施。
果たして「令和の寝かしつけ」事情とは?
「寝かしつけの中で悩みやストレスに感じたこと」について尋ねたところ、「子どもが寝るまでに時間がかかる」「子どもが夜中に何度も起きてしまう」など、子どもが寝ないことについての悩みが多く挙がりました。
次いで、ママから、「自分しか夜泣きの対応ができない」(43.9%)、「自分が寝かしつけをした時しか、子どもが寝てくれない」(28.0%)という悩みが多く挙げられ、ママ1人に寝かしつけの負担がかかっていることがストレスになっていることも分かりました。
一方、パパの回答を見てみると、「自分しか夜泣きの対応ができない」は4.8%(ママとの差39.1%)、「自分以外の家族が、子どもの夜泣き対応をしようとしない」は1.4%(ママとの差17.8%)、「自分が寝かしつけをした時しか、子どもが寝てくれない」は12.0%(ママとの差16%)となり、ママの回答とは大きな差があることがわかります。
また、最も年下の子どもについて、主に寝かしつけを担当しているのは誰ですか」と尋ねたところ、ママが77.6%という結果となり、多くの家庭でママが寝かしつけを担当していることがわかりました。
さらに、育児休暇中の女性のうち84.5%、職場復帰をしている女性のうち85.1%の人が寝かしつけを担当しており、働いていても寝かしつけをするのはママが多いということがわかりました。
それではこの現状をパパはどう感じているのでしょうか?
男性に「あなたは、お子様の寝かしつけをできるようになりたいと思いますか」と質問したところ、9割以上が「そう思う」「まあそう思う」と回答しており、寝かしつけができるようになりたいと思っていることがうかがえます。
では「なぜ寝かしつけをしないのか」聞いたところ、「妻の方が寝かしつけるのが早いから(59.6%)」、「寝かしつけの時間に帰って来てこられない(30.3%)」、「寝かしつけをしたことはあるが寝てくれなかったので諦めた(27.3%)」という理由があげられました。
それではパパ自信は自分の寝かしつけについてどのように感じているのでしょうか?
「頻度」、「やり方」、「知識量」の満足度や自信度を聞いたところ、頻度は、75.9%、知識量は69.3%、やり方は75.1%が、自信ありと回答。
一方で、ママにパパの寝かしつけについての満足度を聞いたところ、頻度は、53.3%、知識量は46.7%、やり方は55.5%と、パパの自己評価とママの満足度には大きな差があるということが分かりました。
自分が疲れている時に、子どもが寝ないのは想像以上につらいもの。
パパも仕事で帰りが遅くなったり、なかなか難しいとは思いますが、時間のある時はできればママと一緒に子どもの寝かしつけをしてみてください。
子どもの特性を知って、寝かしつけの悩みなどを共有できれば、少しでも負担を減らせることができるかもしれません。
(コノビー編集部)