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公開 2023年05月21日   更新 2023年09月01日

生後9ヶ月の体重・睡眠時間・授乳間隔は?

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小さくて何もできなかった赤ちゃんも、生後9ヶ月になるとハイハイやつかまり立ちなどをするようになります。いろいろなものに興味を示すようになり、毎日さまざまな表情を見せてくれるでしょう。本記事では、生後9ヶ月の赤ちゃんの体重・身長、睡眠時間、授乳間隔や、育てる際に気を付けるべきことなどについてご紹介します。


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生後9ヶ月の赤ちゃんの身長・体重はどのくらい?


まずは、生後9ヶ月の赤ちゃんの体重・身長をご紹介します。

身体が大きくなるスピードには個人差があるため、ここから紹介する内容に沿っていなくても、心配しすぎる必要はありません。

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生後9ヶ月の身長の目安

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厚生労働省「乳幼児(男子)身体発育曲線(身長)」
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厚生労働省「乳幼児(女子)身体発育曲線(身長)」


生後9ヶ月の赤ちゃんの平均的な身長は、男女別に以下の通りです。
・男の子:67.4~76.2cm
・女の子:65.5~74.5cm

赤ちゃんが成長するスピードには個人差があるので、上記の数値と異なっていても気にしすぎる必要はありません。

もし心配な場合は、9~10ヶ月健診のときなどに相談してみてください。

生後9ヶ月の体重の目安

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厚生労働省「乳幼児(男子)身体発育曲線(体重)」
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厚生労働省「乳幼児(女子)身体発育曲線(体重)」


生後9ヶ月の赤ちゃんの平均的な体重は、男女別に以下の通りです。

・男の子:7.16~10.37kg
・女の子:6.71~9.85kg

この時期になるとかなり行動範囲が広がり、つかまり立ちやハイハイなど身体を動かすことが多くなるので、体格もキュッと引き締まってきます。

参考:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査 Ⅱ 調査結果の概要」

生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴


生後9ヶ月の赤ちゃんは、ハイハイや後追いなどさまざまな行動を見せてくれます。

ここからは、生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴についてご紹介します。

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ハイハイする子が増えてくる


生後9ヶ月になると、ハイハイをする子が増えてくるでしょう。

ハイハイとは、手のひらと膝を地面につけた四つ這いの姿勢で前に進む行動のことです。

全身の筋肉を使って、足先に力を込めて踏ん張り、お腹を持ち上げられるようになると、ハイハイができるようになります。

しかし、ハイハイがなかなかできないからといって、気にする必要はありません。

ハイハイをせずに、いきなり1人歩きを始める子もいます。

ハイハイをすることによって促される成長もありますが、寝返りができて身体を動かせるなら、ハイハイができなくても問題ありません。

参考:厚生労働省「平成 22 年乳幼児身体発育調査報告書」

参考:厚生労働省「乳幼児健康診査事業実践ガイド」

後追いする子が増えてくる


生後9ヶ月になると、後追いをする子が増えてきます。

後追いとは、ママの姿が見えなくなると不安になって泣き、ママの後をついていこうとする行動のことです。

ちょっとママが脱衣所やトイレに行っただけでも、大泣きしてしまう子もいます。

後追いは、ママを一番信頼する人物として認識する成長の証です。

赤ちゃんが大泣きしたときには、「ママはここにいるよ」と抱っこして安心させてあげましょう。

なお後追いについては、以下の記事でも詳細に解説しています。こちらもぜひお読みください。

つかまり立ちが始まる子もいる

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つかまり立ちとは、椅子やローテーブルなど何かにつかまって自分で立ち上がることです。

生後9ヶ月頃になると、つかまり立ちをし始める子もいます。

つかまり立ちの原動力は、「あそこにあるおもちゃを取りたい」「あっちにいるママの方に行きたい」という好奇心です。

他の赤ちゃんはつかまり立ちをしているのに、我が子はしないと不安になるかもしれません。

しかし成長スピードは赤ちゃんによって異なるので、心配しなくても大丈夫です。

ひとり遊びが始まる子もいる


赤ちゃんがつかまり立ちやハイハイをするようになると、ひとり遊びができる子もいます。

自分で動ける行動範囲が広がることによって、興味のある方向に自分で行って、おもちゃなどで遊ぶようになるでしょう。

この時期の赤ちゃんには、乗り物系の動くおもちゃや、楽器系の音が出るおもちゃ、やわらかいボールなどがよく喜ばれます。

赤ちゃんの手が届く範囲に危険なものを置かないよう、部屋の片付けはしっかりしておきましょう。

もし赤ちゃんがひとり遊びを始めたら、ぜひママも少し一息ついて、本を読んだり美味しい紅茶を飲んだりと、気持ちをリラックスさせてください。

参考:とちぎの子育て情報サイト 笑顔いっぱい「赤ちゃんと遊ぼう!」

参考:厚生労働省「乳幼児健康診査事業実践ガイド」

生後9ヶ月の赤ちゃんのうんち・おしっこ

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生後9ヶ月の赤ちゃんは消化機能の発達が進み、うんちの水っぽさが少なくなるでしょう。

形やニオイも大人のものに近づいてきて、回数も1日1~2回ほどに落ち着いてきます。

排泄機能の発達により、膀胱にたくさんの尿を溜められるようになるので、おしっこの回数も減っていきます。

生まれたばかりの頃は少ない量のおしっこを1日に何度もしていましたが、月齢が進むと1回あたりの量が多くなるでしょう。

生後9ヶ月の授乳間隔・授乳量

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離乳食生活に慣れてきても、この時期はまだ母乳やミルクを並行して与えましょう。

離乳食の後に母乳やミルクを与え、母乳は赤ちゃんが欲するだけ、ミルクは1日400~600mlほどを2回に分けて与えます。

食事のリズムに応じて、授乳のリズムも整えていきましょう。

参考:厚生労働省「2019年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業「授乳・離乳の支援ガイド」の普及啓発に関する調査研究」

参考:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」

生後9ヶ月の睡眠時間

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生後9ヶ月頃の睡眠時間はおよそ11~13時間で、夜にまとまって眠る時間が長くなります。

日中は室内やお散歩でたっぷり遊んで身体を動かし、夜8時頃までに就寝できるように生活環境を整えてください。

赤ちゃんの脳が急速に発達することで、日中さまざまなものから受ける刺激で脳が興奮し、夜泣きをする子も多いです。

夜泣きは赤ちゃんが成長している証なので、心配しすぎず上手に付き合っていきましょう。

参考:厚生労働省「お母さんと子どものコミュニケーションのために-0~3歳までのお子さんのお母さんへのヒント集-」

参考:厚生労働省「乳幼児健康診査事業実践ガイド」

生後9ヶ月の赤ちゃんをお世話する際のポイント


生後9ヶ月の赤ちゃんをお世話する際は、離乳食や健診など留意すべきポイントがあります。

ここからは、生後9ヶ月の赤ちゃんをお世話する際に押さえておきたい要点をご紹介します。

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9~10ヶ月健診を受けよう


生後9ヶ月になると、そろそろ9~10ヶ月健診を受ける時期です。

9~10ヶ月健診では、以下のような項目をチェックします。
・ハイハイの様子:月齢に応じた運動発達があるか
・お座りの様子:支えがなくても安定して座っていられるか
・つかまり立ちの様子:月齢に応じた運動発達があるか
・目や耳の異常がないか
・離乳食の進み具合
・喃語を発するか
・体重、身長などの身体測定 など

生後9ヶ月は、運動発達や身体発育の面で個人差が顕著になる時期です。

他の子よりも成長が遅れていて不安になっているママは、1人で抱え込まず、どんなことでも保健師に相談しましょう。

参考:厚生労働省「乳幼児健康診査事業実践ガイド」

離乳食は3回食をスタート!


生後9ヶ月になると離乳食に慣れてきて、食べられる量も増えるでしょう。

赤ちゃんの食欲に応じて、離乳食を3回食に切り替えても良い時期です。

食べられる食材の幅も広がるので、レシピのバリエーションも増やしていきましょう。

初めての食材を食べるときには、食物アレルギーを引き起こす可能性を考慮して、1日1種類をひと口から試してください。

参考:厚生労働省「2019年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業「授乳・離乳の支援ガイド」の普及啓発に関する調査研究」

参考:厚生労働省「Ⅱ離乳編」

おもちゃや身体を使って遊ぼう


ハイハイやお座りが上手にできるようになったら、少し大胆な遊びにも挑戦してみましょう。

生後9ヶ月の赤ちゃんには、以下のような遊びがおすすめです。

■ぴょんぴょんジャンプ
赤ちゃんの両脇を持って足が地面につくようにしてしっかり支えます。パパママが支えた状態で、身体を上下にジャンプさせてみましょう。ただし、足に体重をかけさせすぎないようにしてください。

■アレとって!
うつ伏せにした赤ちゃんの視線の先に、お気に入りのおもちゃを置きます。「アレとってきて」と話しかけながら、赤ちゃんが手を伸ばしておもちゃを取るのをサポートしましょう。全身を動かし、ハイハイの練習にもなります。

参考:とちぎの子育て情報サイト 笑顔いっぱい「赤ちゃんと遊ぼう!」

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まとめ


今回は、生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴などについてご紹介しました。

生後9ヶ月の赤ちゃんは、後追いやハイハイなどさまざまなことができるようになり、目覚ましい成長を見せてくれます。

遊びやスキンシップを通して、赤ちゃんの成長をサポートしましょう。

※ この記事は2024年11月20日に再公開された記事です。

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