2歳から始める習い事は、決して早すぎることはありません。
次のように多くの利点があります。
【2歳から習い事を始める利点】
・吸収力が高いうちに、習い事から多くのことを学べる
・たくさんの新しい物事を経験できる
・親子の触れ合いやコミュニケーションの時間を増やせる
集団でのレッスンや他の子どもとのコミュニケーションを通して、子ども自身が持っている能力を存分に発揮できるでしょう。
ただし、安易に習い事を決めるのはおすすめできません。
パパママの意向もありますが、子どもの気持ちを一番に考えるようにしましょう。
現在の子どもの発達・成長を理解し、さまざまな視点から習い事を選ぶことが大切です。
2歳児におすすめの習い事とは?習い事ランキングとリアルな体験談をご紹介
324 View子どもが2歳になり、習い事について考え始めるパパママは多いでしょう。しかし、「本当に必要なのか」「子どもには何が合っているのか」など、悩んでしまいますよね。そこで今回は、2歳児におすすめの習い事ランキングと体験談をご紹介します。選ぶポイントや子どもが習い事を嫌がるときの対応も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
2歳から習い事は必要?
2歳児におすすめの習い事ランキング
■おすすめの習い事
1位 音楽・リトミック
2位 水泳
3位 幼児教室
4位 体操
5位 英語
習い事には、2歳から始められるものが多くあります。
最近では、水泳や英会話なども人気の習い事として上位にランクインしています。
2歳児におすすめの習い事について1つずつ詳しくみていきましょう。
音楽・リトミック
音楽教室では、リズム遊びや音楽を聴くなどのレッスンを行います。
リトミックは、音楽に合わせて体を動かしたりリズムを取ったりして楽しむ習い事です。
幼い頃から音楽にたくさん触れることで、「表現力」「身体的能力」「集中力」「想像力」など、子どもの潜在的な能力を楽しみながら養えるといわれています。
言語能力や運動能力を育むのに役立つとの声も。
複数の子どもと一緒に行うグループレッスンや親子教室など、レッスン方法はさまざまです。
人と関わる中で、コミュニケーション能力も身につけられるでしょう。
【月謝】
7,000~8,000円程度
【その他の費用】
入会金、教材費など合わせて10,000~20,000円程度
参考:リトミック研究センター「リトミックとは」
参考:コノバス「音楽が子どもに与える効果とは?発達段階にあわせて楽しく音楽に触れよう!」
水泳
0歳から始められる水泳も、2歳児におすすめの習い事です。
親子一緒で行うベビースイミングもあり、中には乳児期から始めている子どももみられます。
水泳は全身を使うスポーツのため、継続すれば体力づくりにも役立つでしょう。
小さい頃から水と触れ合うことで、水への苦手意識を持ちにくくなるともいわれています。
また、水泳は集団でレッスンを行うことが多いため、他の子どもとの関わりを学べる魅力もあります。
大人の話を聞いて行動する力を身につけることもできるでしょう。
【月謝】
5,000~10,000円程度(週1回)
【その他の費用】
入会金、用具代、事務手数料、教材費など合わせて5,000~15,000円程度
参考:学校体育実技指導資料第4集「水泳指導の手引(三訂版)」
参考:コドモブースター「3歳の子どもに人気の習い事ランキング!月謝やメリットは?」
幼児教室
幼児教室とは、未就学児を対象とした教育機関を指します。
年齢に合わせた勉強や遊びを通して、コミュニケーション能力や考える力などを学べる習い事です。
0歳~6歳の子どもが楽しみながら学べるよう、専門家が指導をしてくれます。
ただ、幼児教室といっても分野やカリキュラムはさまざまです。
「英語」「音楽」「スポーツ」など、教室によって特化しているものが異なります。
2歳児の習い事に選ぶ際は、子どもの好きなことやとくに身につけたい分野を考えてみるのがおすすめです。
【月謝】
10,000~15,000円程度(週1回)
【その他の費用】
入会金、教材費、管理費など合わせて25,000円程度
参考:文部科学省「幼児教育をめぐる国際的動向について」
体操
体操では、バランス感覚や柔軟性、自分の身体をコントロールする力などを身につけられます。
正しい身体の動かし方を学ぶことは、子どもが成長するうえでとても大切です。
体の柔軟性を高めると、けがをしにくくなるともいわれています。
また、体操では、他の子どもや先生とのコミュニケーションも活発に行います。
子どもにとって社会性を育むきっかけにもなるでしょう。
【月謝】
5,000~10,000円程度(週1回)
【その他の費用】
入会金、用具代、教材費など合わせて5,000~15,000円程度
参考:文部科学省「幼児期運動指針」
参考:まちなび「子供の体操教室ってどんな効果があるの?口コミとともに実態を紹介!0歳からでもいける?年齢別レッスン内容も解説」
英語
英語は、幼児期から習い始めるご家庭も多いおすすめの習い事です。
2歳頃はたくさんの新しい言葉を覚え始める時期といわれています。
吸収力の高い幼児期から英語に触れることで、英語に対する苦手意識を感じにくくなる傾向も。
将来を考えても、習っておいて損をすることはないでしょう。
また、2歳の幼いうちから良質な発音に触れる機会が多いと、英語の発音が上達しやすくなる傾向もあります。
英語教室のレッスンでは、英語の音楽を聴いたり集団で遊んだりして英語を学ぶケースが多いです。
遊びの中で英語を身につけられるでしょう。
【月謝】
6,000~10,000円程度(週1回)
【その他の費用】
入会金、教材費など合わせて7,000~30,000円程度
参考:文部科学省「聴覚障害教育の手引」
参考:コドモブースター「子供に英語を教える時のコツ5選!英語が苦手なママパパでも簡単にできる!」
2歳児の習い事を選ぶときのポイント
2歳児の習い事選びでとくに大切なのは、「子どもの気持ちを尊重すること」です。
パパママの「やらせたい」「効果が出てほしい」という気持ちももちろんありますが、まずは子ども自身の選択を大切に考えてみましょう。
ここでは、2歳児の習い事を選ぶときのポイント3つご紹介します。
親子で楽しんで参加できるか
その習い事が、保護者の同伴ができるかどうかをチェックしましょう。
2歳頃は、まだパパママと離れることに不安を感じてしまう子も多いです。
パパママと一緒に参加できる習い事であれば、子どもも安心でき、楽しみながら活動できるでしょう。
もし、親子での参加が難しい習い事の場合は、レッスンの様子を近くで見学できるかどうかをチェックするのがおすすめ。
加えて、子どもが安心して参加できる環境か、一緒に確認しましょう。
子どもの興味があるか
子どもが習い事の内容に興味を示しているかどうかも、大切なポイントです。
まったく無関心であったり、子どもがストレスを感じるような雰囲気であったりすると、参加することが億劫になる子もいるでしょう。
たとえ、パパママから見て子どもに合わなさそうな分野だとしても、子どもが興味を持っていたら、まずは見守るのも大切です。
また、習い事を選ぶときには、レッスンを行う部屋の広さや人数、環境が子どもの生活リズムに合っているかも確認しましょう。
親も無理のない範囲で続けられるか
2歳児の習い事を選ぶときは、パパママにとっての負担も考えましょう。
子どもの気持ちを1番に尊重することは大切。
しかし、習い事の費用の準備や送迎のためのスケジュール調整など、パパママに一定の負担がかかることも事実です。
習い事を続けるには、月謝の他にも道具や衣装代、テキスト代などの費用がかかることもあります。
総合的に見て、長く続けられる習い事かどうか検討して選ぶのがおすすめです。
【体験談】実際に習い事をさせてみた保護者の感想
習い事を選ぶポイントがわかっても、いざ始めるとなると不安を感じるパパママも多いでしょう。
そこで、実際に2歳から子どもの習い事を始めた先輩パパママの体験談を集めてみました。
音楽教室、英会話教室、幼児教室に通いました
はじめての習い事は、1歳を過ぎてから。リズム感をつけたくて音楽教室を選びました。音楽番組が好きだった息子はとても楽しんでいましたね。その後は英会話教室もスタート。英語の歌や、絵本の読み聞かせなどを通して、小さいうちから英語に慣れるようにしました。2歳を過ぎてから始めた幼児教室では、運動やお絵描き、カードゲームなど身体を動かしたり頭を使ったり、いろいろな活動をしていましたね。ベテランの先生から教わり、息子の能力の伸びを実感!お受験を考えているママにもおすすめです。
(2歳男の子のママ あおいさん)
体操教室に通いました
体操教室に通わせ始めた1番のきっかけは、2人目の妊娠でした。妊娠で息子と一緒に思うように体を動かして遊べなくなり、体力を持て余すようになった息子。そんなときに、近隣に有名な体操教室があることを知り、体験に行きました。年齢に合わせたカリキュラムはもちろん、先生から体操のコツを楽しみながら教わることができましたね。幼稚園入園前に集団行動を学べたのもとてもよかったです。あえて、幼稚園付属の体操教室を選ばなかったので、幼稚園以外のお友達ができたのも大正解だったと思います。
(6歳男の子、3歳女の子のママ まさこさん)
リトミックに通いました
歌やダンスが好きな娘は、2歳からリトミックをスタート。リトミックは、娘に合っていたようでいつも楽しそうに通っていました。リトミックを続けていると、次第に内容も理解しはじめ、積極的に歌ったり、踊ったりする姿も見られるように。週1回・8ヶ月程通いましたが、2人目の出産が近づき、やめることを決めました。先生もお友達も大好きだった娘には、申し訳なさを感じましたね。ただ、幼稚園や保育園に通っていなかった娘にとって、リトミックは同じ世代のお友達と集まる機会になり、通わせてよかったと感じています。
(3歳女の子、0歳男の子のママ タキノユキさん)
2歳児の習い事に関するQ&A
初めての習い事には悩みがつきものです。
そこで、2歳児の習い事に関するよくある質問を集めてみました。
習い事を始める前に、ぜひチェックしてみてください。
Q.2歳で母子分離の習い事は早い?
A. 2歳での母子分離は早くはありません。
母子分離とは、「子どもとお母さんが離れること」です。
生後8ヶ月頃から始まる人見知りや後追いは、2歳頃には自然になくなるといわれています。
そのため、2歳頃から母子分離の習い事を始めるのはおすすめです。
習い事を通して、無理せずに少しずつお子さんと離れ、見守ってみるのもよいでしょう。
参考」東京英才学院「幼児教室の母子分離の効果とは?」
Q.走り回る2歳児にはどう対応する?
A. 大人がしっかりとそばで見守ってあげましょう。
2歳児の子どもであれば、走り回ってしまうことはよくあります。
そんなときは子どもの気持ちに寄り添い、「今はどんな行動をするときなのか」をわかりやすく伝えてあげましょう。
むやみに叱ったり放っておいたりするのではなく、パパママがしっかり見守ってあげることが大切です。
Q.2歳の子どもが習い事を嫌がるときはどうすればよい?
A. 無理強いはせず、考えられる「生理的欲求」を満たしてみましょう。
「生理的欲求」とは、人間が生きていくために必要な基本的欲求のことです。
習い事を嫌がる原因として、「生理的欲求」が満たされていないことも考えられます。
子どもの場合、「眠い」「お腹が減った」などの欲求を十分に満たしてあげられるかがポイントです。
生理的欲求が満たされ、機嫌のよい状態であれば、習い事を楽しめることもあるでしょう。
また、子どもによっては、人見知りがきっかけで習い事を嫌がってしまうこともあります。
無理強いせず、様子を見ながら誘ってみるのがおすすめです。
2歳児が楽しめる習い事を始めてみませんか?
音楽やリトミック、水泳など、2歳児から楽しめる習い事はたくさんあります。
2歳という幼いうちから習い事を始めたいパパママは、まず子どもの気持ちに寄り添ってあげることがおすすめです。
そのうえで、パパママ自身も無理なく続けられるかどうかを考えてみましょう。
もし、何を選べばよいか悩んだときは、体験や見学に参加してみるのもひとつの手。
教室によっては無料のレッスンもあり、雰囲気を知るにはぴったりの機会です。
ご紹介した内容を参考に、子どもが楽しく参加できる習い事を見つけてください。
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