■おすすめの習い事
1位 水泳
2位 英語
3位 音楽(ピアノなど)
4位 体操
5位 幼児教室
4歳児(年中)の習い事ランキング!おすすめポイントや楽しく続けるコツもご紹介
403 View「年中に進級したから習い事を始めたい」と考えていませんか。4歳児の習い事選びで迷ったり、すでに始めているけれど子どもが嫌がる・ふざけるなどで悩んだりするパパママも多いはず。今回は、4歳児におすすめの習い事ランキングをご紹介します。習い事から学べることや楽しく続けるコツも解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
4歳児におすすめの習い事ランキング・トップ5
4歳児におすすめの習い事ランキングのトップ5は、上記の通りです。
体力作りにつながるスポーツ系から、表現力や感性を磨ける文化系まで、さまざまな習い事がランクイン。
それぞれの習い事について、詳しくご紹介します。
1位:水泳
水泳は、就学前に水慣れできるという理由で、年中さんの男女ともに人気の習い事です。
水泳の魅力は、比較的体への傷害が少なく身体機能の発達につながりやすいことが挙げられます。
また、進級システムにより、子どもの目的意識や自己肯定感を育むきっかけになるでしょう。
一般的に4歳児のレッスンは、プールでのルールを理解することや水遊びなどから始まります。
「水に潜る」「浮く」「ビート板で進む」くらいまでのスクールが多いでしょう。
1ヶ月あたりのレッスン費用は、7,000~8,000円程度が目安です。
また、4歳頃の場合、親は移動や着替え、プールサイドまで付き添うことが多くあります。
年齢が上がるにつれて、着替えや付き添いなどの負担は減るでしょう。
水泳教室によっては、送迎バスが準備されていることもあります。
【こんな子におすすめ!】
・水が嫌いではない
・ひとつの目標に向かって頑張ることができる
参考:学校体育実技指導資料第4集「水泳指導の手引(三訂版)」
2位:英語
英語は、小学校で必修化されたこともあり、近年ますます人気が高まっている習い事です。
一部では、言語は幼児期〜思春期までに修得されるという「臨界期説」の考え方も広まっています。
幼いうちから英語に触れることで、英語への苦手意識を持ちにくくなったり、よい発音を身につけるきっかけになったりするでしょう。
また、日本語以外の言語でコミュニケーションを取る経験ができることもメリット。
4歳の幼いうちから、英語に慣れ親しんでほしいパパママにおすすめです。
4歳児の英語教室では、外国人の先生と話したり、遊んだり、ゲームを取り入れたレッスンなどで楽しく進んでいきます。
親の送迎は必要ですが、子どものみでレッスンを受けるケースがほとんど。
1ヶ月のあたりのレッスン費用は、6,000~15,000円ほどです。
【こんな子におすすめ!】
・お話をするのが好き
・多くの人と一緒にいても楽しめる
参考:文部科学省「聴覚障害教育の手引」
参考:国立国会図書館「早期英語教育をめぐる現状と課題」
3位:音楽(ピアノなど)
ピアノやバイオリンといった音楽系の習い事は、4歳のうちから情操教育を始めたいパパママにおすすめです。
最近では、言語習得や運動神経にもメリットが多いと知られています。
音楽の習い事には、リズム感や音楽的センス、表現力を身につけたり、毎日自宅で練習する習慣づくりができたりなど、さまざまな魅力があります。
曲を暗譜する機会もあるため、記憶力が刺激されることもあるでしょう。
パパママの負担としては、教室への送迎やレッスンの付き添い、自宅練習のサポートなどがあります。
1ヶ月のあたりのレッスン費用は、5,000円~12,000円くらいが目安です。
月謝に加えて、楽器や教材、発表会の費用なども発生します。
【こんな子におすすめ!】
・音楽を聴いたり歌を歌ったりすることが好き
・コツコツ練習できる
参考:コノバス「ピアノの習い事はいつ始めるのがベスト?メリットと魅力をご紹介!」
4位:体操
体操は、体力作りや運動神経の発達に役立つといわれています。
子どもの健康的な体作りを願うパパママにおすすめの習い事です。
一般的に4歳児向けの教室では、遊び感覚で楽しく体を動かすレッスンを行うことがほとんど。
マット運動や鉄棒、トランポリン、平均台など、道具を使った体操を取り入れている教室もあります。
幼児期は発達の度合いが大きく異なるため、そのときに合った運動を取り入れるとよいでしょう。
毎回親の送迎が必要ですが、見学をしない場合はレッスン中の時間を有意義に使えるでしょう。
1ヶ月あたりのレッスン費用は、4,000~6,000円くらいのところが多いです。
このほか、体操着やシューズ、保険加入費などがかかります。
【こんな子におすすめ!】
・体を動かすことが大好き
・先生の言葉やお話が理解できる
厚生労働省「 健全育成のための活動プログラム」
5位:幼児教室
幼児教室は、小学校に入るための準備として、習い事を始めたいパパママにおすすめです。
考える力や読解力、表現力など、子どもの潜在能力を磨くのに役立つといわれています。
レッスンでは、文字や数字などを勉強したり、先生のお話を聞いて指示されたことを行ったりといった活動を行います。
同じ年中さんの子ども達とたくさん交流するため、子どもの社会性やコミュニケーション力を身につけるきっかけになるでしょう。
毎回教室への送迎が必要ですが、母子分離の教室も多くあります。
1ヶ月あたりのレッスン費用は6,000円~15,000円程度で、教材費やイベントへの参加費など必要です。
【こんな子におすすめ!】
・お友達と遊ぶのが好き
・新しいことを学ぶのが好き
参考:コエテコ「幼児教室・幼児教育おすすめ教材18選【2023年最新版】」
注目度上昇中!4歳の子どもにおすすめしたい習い事
ダンスや武道などは、最近4歳児の習い事として注目度が上昇中です。
年中さんにおすすめの理由を交えて、それぞれの習い事の特徴をご紹介します。
ダンス
ダンスでは、運動の楽しさや音楽的センス、リズム感などを学べます。
イメージの世界を描き、表現する喜びを味わえると小学校でも授業に取り入れられています。
表現力や柔軟性、運動神経を身につけるきっかけになるでしょう。
ストリート系・ヒップホップ系など、教室ごとにダンスのジャンルは異なります。
4歳の子どもが興味を持てるジャンルを選ぶことがおすすめです。
1ヶ月あたりのレッスン費用は、5,000~8,000円程度が目安。
習い事を始める際は、練習着やシューズの準備に加え、発表会やイベントの参加費用が必要です。
【こんな子におすすめ!】
・体を動かすことが好き
・音楽や歌が好き
参考:小学校体育(運動領域)まるわかりハンドブック「表現運動について~リズムダンス」
武道(剣道、柔道、合気道など)
剣道や柔道、合気道などの武道も、4歳児の習い事として注目度が高まっています。
武道のうち空手には、相手と戦う「組み手」の他に、突きや蹴りの動きを覚える「形」もあり、本人の特性に合わせて選べます。
体力づくりや集中力、忍耐力に加え、礼儀作法も身につけられる点が人気です。
準備するものは武道着や竹刀などがあり、武道の種類よって異なります。
1ヶ月あたりのレッスン費用は、6,000~10,000円くらいが目安です。
【こんな子におすすめ!】
・先生の指示やお話を聞ける
・人の真似をして体を動かすことが好き
アート
絵を描いたり工作をしたりするアート系の習い事は、感性や表現力など芸術的センスを磨けるとあり人気を集めています。
絵画・クラフト・デザインなど教室によって特色がありますので、子どもが興味を持てる内容を選んでみましょう。
一般的に4歳頃は、指先が思い通りに動かせるようになってきます。
好きなこと、やりたいことを意思表示できるため、個性を伸ばすという点でもおすすめです。
もちろん親の送迎は必要ですが、レッスンに付き添わなくてよい場合、時間の縛りはありません。
始めるにあたって、絵の具や画用紙など、アートの分野に合わせた道具を準備します。
1ヶ月あたりのレッスン費用は5,000~7,000円くらいです。
【こんな子におすすめ!】
・絵や工作が好き
・手先が器用で表現することが好き
そろばん
そろばんは、今も根強い人気のある習い事です。
電卓で計算することが多くなっていますが、暗算できるようになることは実生活でもメリットがあります。
また、集中力がつく、算数への苦手意識を持ちにくくなる傾向も見られるでしょう。
検定を行っている教室が多いため、目標に向かって努力する力も養えます。
1ヶ月のあたりのレッスン費用目安は、3,000~6,000円ほど。
基本的にそろばんのみ準備すればよいため、気軽に習い事を始めたいパパママにもおすすめです。
【こんな子におすすめ!】
・数字に興味がある
・ひとつの目標に向かって集中して取り組める
早すぎない!4歳児が習い事で学べる多くのこと
4歳というと、まだ習い事には早すぎると思うパパママも多いかもしれません。
しかし、年中さんだからこそ、習い事から多くのことを学ぶこともできます。
どのようなことが学べるのかご紹介します。
4歳児の心と体の成長
4歳頃は、心身ともにそれまでより「複雑な」発達が始まる時期です。
運動や動作では「歩く・走る」などの単純な動きから「片足立ち」「ボール運動」などへ、心の面では「真似」から「学習」へと進んでいくといわれています。
また、観察力や改良する力が伸びやすく、本格的に周囲と協調して遊べるようになってくる時期でもあります。
4歳から習い事を始めることで、このような心身の発達を促すきっかけになるでしょう。
参考:厚生労働省「体力向上の基礎を培うための幼児期における実践活動」
4歳児が習い事から学べること
4歳児は発達の特徴から、習い事により次のようなことを身につけられる可能性があります。
・自立心
・協調心
・社会の仕組み
・新しいものを学習する力
・エラーから学び改良していく力
・自信
子どもにあったペースであれば、4歳は習い事を始めるのに早すぎることはありません。
もちろん個人差や個性はあるため、子どもの持っているよい芽を伸ばすイメージで選ぶとよいでしょう。
4歳児が習い事を楽しく続けるためのコツ
せっかく習い事を始めたのだから、楽しく学んでほしいと考えるのがパパママの正直な気持ちでしょう。
そのため、嫌がったりふざけて上達しなかったりする様子が見えると、心配になるかもしれません。
ここでは、4歳児がより楽しく習い事を続けられるように、パパママが心がけたいコツをご紹介します。
嫌がる・ふざける理由を親子で考える
4歳児が習い事を嫌がったりふざけたりするのには、次のようにさまざまな理由があります。
【環境に関する理由】
「先生が嫌」「お友達が嫌」「もっと自由な時間がほしい」など
【能力に関する理由】
「うまくできないから嫌」「進級できないから嫌」など
【ふざけてしまう理由】
「内容に興味がない」「嫌なのを隠したい」など
原因が何にあるのか、子どもとじっくり話し合って考えてみることがおすすめ。
解決方法を一緒に考えながら、やり方を変えてみるとよいでしょう。
また、子どもは自分で気持ちや理由をうまく説明できないことも多くあるため、レッスン中の様子をよく見ることも大切です。
子どもの発達は個人差があります。
お友達との成長を比べないことも心がけてみましょう。
生活リズムを乱さない程度に通う
習い事によって、遊び時間を含めた一定の生活リズムが崩れないようにしましょう。
4歳の子どもの成長には、自由な遊び時間も必要です。
睡眠や食事などの生活を一定のリズムで行うことも大切ですので、子どもにとって無理のない通い方ができるかどうかを考えてみましょう。
親の負担も考慮する
4歳では、まだ1人でスクールへの移動はできません。
レッスンによっては親の付き添いが必要な場合もあり、習い事を続けるには月謝の負担もあります。
パパママが習い事に大きな負担を感じていると、子どもに対して結果を求めすぎてしまうこともあるかもしれません。
敏感な子どもは、親からのプレッシャ―や焦りを感じ、習い事が楽しめない可能性も。
習い事は、親子どちらにも負担の少ない形で通える方法を探すことがおすすめです。
4歳児の習い事についてよくあるQ&A
ここでは、習い事にいくつ通うのがいいかや平均費用など、4歳児の習い事に関するよくある質問にお答えします。
Q.4歳児の習い事、いくつ通うのがいいの?
A.決まりはありませんが、1~2つ程度がおすすめです。
4歳頃の子どもには遊ぶ時間も必要です。
習い事は多くても、1日おきにはきちんと休める3つまでがよいでしょう。
いきなり複数の習い事を始めるのではなく、1つから様子を見ることがおすすめです。
子どもが習い事で吸収できる量を見て、徐々に増やすことを検討するとよいでしょう。
Q.4歳だけど習い事をしていないので不安。始めたほうがいい?
A.個人差があるので、子どもと相談してみましょう。
子どもの個性によって、4歳で習い事を始めた方がよいかどうかは変わります。
パパママは、子どもの様子や個性をしっかり見極めることが大切です。
子どもの発達には個人差がありますが、4歳頃は好き嫌いがはっきりしてくる時期。
習い事をしない場合には、自由な時間に何をするか考えてみるのもよいでしょう。
4歳児の習い事、平均費用はどれくらい?
A.平均月額約6,750円です。
※文部科学省「令和3年度『子供の学習費調査』」をもとに計算
幼稚園児を対象とした2021年度の調査をもとに算出した結果、4歳児の習い事の平均費用は月額約6,750円でした。
就学すると学習塾に入る子どもが多く、習い事に関する費用が増す傾向にあります。
将来を見据え、学習塾にかかる費用も考慮し家計に負担がかからない程度にかけるとよいでしょう。
参考:文部科学省「子供の学習費調査」
4歳児の習い事は子どもの個性に合わせて選びましょう
4歳の子どもには、体力面や感性などを磨けるスポーツ系・文化系の習い事がおすすめです。
それぞれ得られる経験や魅力が異なりますが、1番大切なのは子どもに合った習い事を選ぶことでしょう。
また、年中さんになったから習い事をしなければ、と焦る必要はありません。
子どもの発達には個人差があります。
子ども自身が興味を持ち、個性に合いそうなどの習い事があれば、まずは体験レッスンに行って様子を見てみるのがおすすめです。
ご紹介した内容を参考に、親子ともに楽しく続けられる習い事を見つけてください。
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