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公開 2023年06月12日  

赤ちゃんの寝言泣きの原因は?放置しても大丈夫?対応のポイントをご紹介

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夜中に赤ちゃんが「あぁー」「うぅー」と声を出したとき、「起きちゃったのかな?」と赤ちゃんにすぐ声をかけたり、抱っこしたりしていませんか?実は夜中に赤ちゃんが声を出すのは、寝ながら泣く「寝言泣き」の可能性があります。今回は、寝言泣きの原因や夜泣きとの違い、対応のポイントなどについてご紹介します。


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赤ちゃんの寝言泣きとは?原因は何なのか

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大人が寝言を言うように、赤ちゃんも寝ている間に声を出すことがあります。

寝言泣きとは、赤ちゃんが寝言の代わりに泣くことです。

寝言泣きをしている赤ちゃんは起きているわけではなく、寝ぼけているもしくは眠りが浅い状態となっています。

寝言泣きは生後4~6ヶ月頃に始まることが多く、長い子で1歳半頃まで続きます。

寝言泣きは、赤ちゃんが成長して、脳が発達している証拠です。

したがって、寝言泣きをしている赤ちゃんを過度に心配する必要はありません。

参考:大阪市「【第57号】赤ちゃんの夜泣き その2 ~夜泣き改善編 NPO法人赤ちゃんの眠り研究所 中西 美好」

赤ちゃんの寝言泣きにはどう対応すればいい?

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赤ちゃんが寝言泣きをしている場合は、抱っこしたりあやしたりすると、かえって赤ちゃんを起こしてしまいます。

まずは、安全面に配慮したうえで3分ほど何もせず、見守ってみましょう。

待っているうちに、赤ちゃんは寝言泣きをやめて再入眠する可能性があります。

3分ほど待っても泣き続けている場合は、背中をやさしく叩いたり、さすったりしてみましょう。

それでもダメなら、ママのお腹に乗せたり抱き寄せたりして再入眠を促します。

立って抱っこしたり、電気をつけたりすると、赤ちゃんが完全に目覚めてしまう可能性があるので注意しましょう。

赤ちゃんが寝言泣きをしても、すぐ対応せずにしばらく見守ることで、浅い眠りから起きずに眠り続ける習慣がつき、「夜は寝る時間だ」という生活リズムが身体にだんだん染みついていきます。

参考:大阪市「【第57号】赤ちゃんの夜泣き その2 ~夜泣き改善編 NPO法人赤ちゃんの眠り研究所 中西 美好」

夜泣きだと思って寝かしつけをするとクセになる可能性も


寝言泣きを夜泣きと勘違いし、寝かしつけようとしてしまう方は少なくありません。

寝言泣きと夜泣きはよく似ていますが、泣き出してから数分後に泣き止む場合は、夜泣きではなく寝言泣きの可能性が高いです。

寝言泣きを夜泣きだと思って寝かしつけるのを繰り返していると、赤ちゃんは浅い眠りのたびに起きるようになり、ママに寝かしつけてもらわないと眠れなくなることがあります。

寝かしつけがクセにならないようにするためにも、寝言泣きと夜泣きをうまく見分けましょう。

参考:大阪市「【第57号】赤ちゃんの夜泣き その2 ~夜泣き改善編 NPO法人赤ちゃんの眠り研究所 中西 美好」

赤ちゃんの寝言泣きが長い・やまない場合、放置しても大丈夫?


赤ちゃんが寝言泣きをしている場合は、安全を確保したうえですぐに対応せず、赤ちゃんから離れてリラックスしていても構いません。

ただし、寝言泣きが長い・やまない場合は、別の原因で泣いている可能性もあります。

ここからは、赤ちゃんが夜中に長く泣くときに考えられる原因をご紹介します。

赤ちゃんが泣いている原因を見極める参考にしてみてください。

参考:厚生労働省「赤ちゃんが泣きやまない:泣きへの理解と対処のために」

参考:厚生労働省「広報啓発DVD(赤ちゃんが泣きやまない~泣きへの対処と理解のために~)」

おっぱい・ミルクがほしい

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赤ちゃんの寝言泣きが長い場合、おっぱい・ミルクをほしがっている可能性があります。

とくに新生児のうちは、一度の授乳で少ししか飲めないので、夜中も頻繁におっぱいやミルクをあげる必要があるのです。

おっぱいやミルクを飲んで満足すれば、ぐっすり寝てくれるかもしれません。

おむつが汚れている


赤ちゃんの寝言泣きがやまない原因として、おむつが汚れていることも考えられます。

赤ちゃんは反射的に尿や便をするので、おむつを替えたばかりでもすぐに汚してしまうことが多々あるのです。

赤ちゃんが泣き始めたらおむつの状態をチェックし、汚れているようなら交換しましょう。

寒いもしくは暑い


赤ちゃんの寝言泣きが収まらないとき、部屋が寒いもしくは暑いのかもしれません。

赤ちゃんの顔色が悪い場合は寒すぎる可能性があるので、上掛けを1枚増やすなどして身体を暖めてあげましょう。

反対に、赤ちゃんの背中が汗ばんでいる場合は、エアコンの温度を下げるなどして暑くならない工夫をしてください。

寝たいのに騒がしい・明るすぎる


赤ちゃんは、眠りたいのになかなか寝付けないときに泣く傾向があります。

部屋の中が騒がしかったり、照明が明るかったりすると、赤ちゃんは眠りにつけません。

就寝時には照明を暗くして、テレビなどの音量を小さくするなど、赤ちゃんの快適な眠りをサポートしましょう。

赤ちゃんの寝言泣きがストレス・限界……。という場合はため込まずに相談を


赤ちゃんの寝言泣きが毎日続いてストレスになっていたり、寝言泣きと夜泣きの見極めがわからなくてどうしたらいいかわからなくなっていたりする場合は、1人で悩みを抱え込まずに周りに相談しましょう。

子育てを進めていくうえで、周囲に頼ることはとても大切です。

頼るべき場所がわからない場合は、以下のような機関に相談してみてください。

・市町村保健センター
・地域子育て支援センター

市町村の保健センターでは、育児学級、両親学級など、妊娠・出産から育児に関しての学習の機会を多く設けています。

保健師などの専門家が子どもの発達、健康、病気などに関する相談に対応してくれるため、いつでも気軽に利用できる相談機関として利用可能です。

また地域の保育所や児童館、公民館、幼稚園などさまざまな場所において、地域子育て支援センターとして活動しているグループがあります。

このようなグループ活動に参加することで、子育ての悩みを分かち合える仲間に出会えるかもしれません。

近年では、母子手帳とともに、さまざまな子育て相談窓口をまとめた小冊子を配布する自治体も増えてきました。

公的援助やサービスの中身は自治体によって異なるので、お住まいの地域でどのような子育て支援があるのか、ホームページなどでチェックしてみましょう。

参考:厚生労働省「お母さんと子どものコミュニケーションのために-0~3歳までのお子さんのお母さんへのヒント集-」

まとめ


今回は、赤ちゃんが寝言泣きをする理由や対応方法などについてご紹介しました。

赤ちゃんは浅い眠りをしているときに、寝言で泣くことがあります。

寝言泣きをしている赤ちゃんに対しては、すぐに対応せずにしばらく見守ってあげましょう。

※ この記事は2024年08月12日に再公開された記事です。

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コノビー編集部のタイトル画像 コノビー編集部

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