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公開 2023年06月13日  

赤ちゃんが寝ない・泣く……。原因はなんだろう?寝かしつける2つのコツもご紹介

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赤ちゃんが夜なかなか寝付いてくれなかったり、夜中に何度も起きたりして、頭を抱える経験があるママは珍しくありません。生活リズムが確立していない赤ちゃんの時期には、夜間に寝入らないことがよくあります。今回は、赤ちゃんが寝入らない原因や、寝かしつけるためのコツなどについて解説します。赤ちゃんが寝入ってくれないことにお悩みの方は、ぜひご覧ください。


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赤ちゃんの生活リズム・睡眠リズムは、まだまだ発達途中!

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赤ちゃんは一晩中ずっと熟睡しているのではなく、浅いレム睡眠と深い睡眠を繰り返しています。

生まれたばかりの赤ちゃんはまだ昼夜の区別がつかないので、浅い睡眠が半分以上を占めており、3~4時間ごとに目を覚ましながら1日に16時間程度眠っているのです。

レム睡眠が多いうちは、わずかな刺激でも赤ちゃんは目を覚ましてしまいます。

しかし、月齢が進むにつれてだんだん睡眠のリズムが身についてくるため、夜にまとまって眠るようになります。

睡眠・生活リズムが未確立の赤ちゃんに対しては、生活リズムが確立するよう環境を整えてあげることが大事です。


参考:厚生労働省「未就学児の睡眠指針」

「赤ちゃんが寝ない」と困っているママは多い

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アカチャンホンポが実施したアンケートによると、生後3ヶ月までの間は赤ちゃんが「寝なくて困ったことがある・時々ある」と回答した方は67%もいました。

すなわち、赤ちゃんが寝入ってくれないことで、頭を抱えているママは多いことがわかります。

しかし生後4~6ヶ月になると数値は下がり、生後7ヶ月以降は赤ちゃんが寝入ってくれないことに困ることは「ほとんどない・まったくない」と答えた方が54%となりました。

つまり、個人差はあるものの、月齢が進むにつれて睡眠の悩みが解消されていくようです。


引用:アカチャンホンポ「赤ちゃんが夜寝ない時、どうした?」

赤ちゃんが夜寝ないのはなぜ?考えられる原因と対処法


赤ちゃんが夜に寝入ってくれない理由は、多岐にわたります。

下記では、寝入ってくれない原因として挙げられるものを対処法とともに解説します。


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お腹がすいている・のどが渇いている


赤ちゃんがなかなか寝入ってくれない場合は、母乳やミルクの量が足りずにお腹がペコペコなことがあり得ます。

母乳やミルクをあげて、寝入ってくれるか見てみましょう。

授乳直後なのに眠らないときは、ミルクを追加してみるのも1つの手です。


おしっこやうんちでおむつが汚れている


おしっこやうんちでおむつが汚いと、違和感を覚えて赤ちゃんが寝入ってくれないことがあります。

寝付きが悪いときはおむつの汚さを確認して、うんちやおしっこで汚い場合は新しいものに取り替えましょう。


部屋が眠りにくい環境になっている


赤ちゃんが寝入ってくれないときは、一度部屋の中の様子を見直してみましょう。

TVやラジオの音、家族の話し声が大きいと、赤ちゃんは寝づらいです。

また、電気が明るすぎても眠りに入りにくいので、夜は電気を暗くしましょう。

さらに、体温中枢が未熟な赤ちゃんにとって、部屋の空調管理は重要です。

室温が高すぎないか、逆に低すぎないかをこまめに確認し、赤ちゃんが快適に過ごせる環境をつくってあげてください。


お昼寝のしすぎで眠くない


夜寝入ってくれない赤ちゃんは、お昼寝をしすぎている可能性があります。

お昼寝をしすぎると、夜に目が冴えて寝入りにくくなってしまうのです。

お昼寝しすぎるのが1日や2日ぐらいなら問題ありませんが、毎日長時間のお昼寝をしすぎてしまうと、生活リズムが崩れてしまう恐れがあるため、お昼寝はほどほどにするようコントロールしましょう。


昼間の刺激で興奮している


赤ちゃんは毎日、目に見えるものや耳に聞こえるものから多くのことを吸収しています。

新しいスポットに行ったり知らない人に会ったりして、お昼に受けた刺激が強すぎると、夜になっても興奮して眠れなくなるケースがあるのです。

また、就寝の直前にTVなどを見せていると、興奮で目が冴えてしまい、眠りにつきにくくなることもあります。

寝る直前には静かな環境で過ごしましょう。


参考:京都府「夜泣きがひどい [子育てQ&A]」

参考:東京都福祉保健局「育児のしおり」

参考:厚生労働省「お母さんと子どものコミュニケーションのために-0~3歳までのお子さんのお母さんへのヒント集-」

赤ちゃんのお昼寝時間は、成長するにつれて少なくなる

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生まれたばかりの赤ちゃんは、1日の半分以上を寝て過ごします。

成長するにつれて生活リズムがつくられていき、夜にまとまって寝入ってくれるようになるでしょう。

それに伴い、お昼寝の回数は午前と午後の1回ずつになり、1歳になる頃には午後1回のお昼寝で十分になる子もいます。

ただし、お昼寝の時間や回数の減り方は、赤ちゃんによって個人差があります。その子なりのペースに合わせて、生活リズムを徐々に整えていきましょう。


参考:厚生労働省「未就学児の睡眠指針」

夜なかなか寝ない赤ちゃんを寝かしつける2つのコツ


夜なかなか寝入ってくれない赤ちゃんを寝かしつける2つのコツを解説します。

赤ちゃんの睡眠リズムを確立するためにも、ぜひ実践してみてください。


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赤ちゃんの生活リズムを整えてあげる


夜スムーズに寝かしつけるためには、1日を通して赤ちゃんの生活リズムを整えてあげることが大事です。

朝は同じ時間に起きてカーテンを開け、日光をたっぷり浴びさせてあげましょう。

お昼寝はほどほどにして、お昼はめいっぱい遊び、活動的に過ごすのがおすすめです。

晴れている日は、公園などで散歩をして外の空気を吸いましょう。

お昼にたくさん動いて外からの刺激を受けることで、夜は疲れてぐっすり眠りやすいです。


寝かしつけから入眠までの習慣をつくる


毎日の寝かしつけから、入眠までの習慣をつくるのもおすすめです。

入眠の習慣はご家庭によってさまざまですが、たとえば絵本を読んだり、リラックスできるようなオルゴールや音楽を流したりしてから、部屋を暗くするなどがあります。

毎日同じ習慣を繰り返して寝かしつければ、「そろそろ寝る時間だ」と赤ちゃんが理解して、スムーズに眠りに入りやすくなります。


まとめ


今回は、赤ちゃんが寝入ってくれない要因や対処法、寝かしつけるコツなどについて解説しました。

まだ生活・睡眠リズムが確立していない赤ちゃんは、夜に何度も起きることがあります。

赤ちゃんが寝入ってくれない要因を探りながら、徐々に生活リズムを身につけられるよう支えてあげましょう。


※ この記事は2024年10月13日に再公開された記事です。

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