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公開 2023年06月24日  

3歳からの英語教育は遅いの?おすすめの教室・教材や効果的な教え方など

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子どもが3歳になり、英語教育を始めようかとお考えのパパママは多いのではないでしょうか。しかし、英語教室や教材の種類は多く、どのように学習を始めるとよいか悩みは尽きないもの。そこで今回は、3歳児におすすめの英語教室・英語教材から、効果的な教育のポイントをご紹介します。英語教育の始め方に悩むパパママはぜひご参考にしてください。


目次 なぜ3歳から英語を始めるのがおすすめ?
3歳児におすすめの学び方1:英語教室に通う
【3歳児におすすめ】英語教室3選
3歳児におすすめの学び方2:英語教材を使う
【3歳児におすすめ】英語教材3選
3歳児への英語教育に効果的なポイント
3歳の英語教育についてQ&A
3歳児の気持ちを尊重した英語学習を行いましょう

なぜ3歳から英語を始めるのがおすすめ?

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【おすすめの理由】
・脳や運動機能が急激に発達する時期だから
・母語(日本語)が確立される前だから
・先入観を持たずに英語特有の発音を吸収しやすいから

3歳から英語教育を始めるのがおすすめの理由は、3歳児の発達の特徴が関係しています。

一般的に3歳頃は、運動機能や精神面が急激に発達しやすい時期です。

身の回りの物事や新しいことにたくさんの興味を持ち、意味を理解し覚える言葉の数も増えるのもこの頃といわれています。

さらに、3歳頃は母語(日本語)がしっかりと確立される前の時期です。

音や会話を聞きわけやすい柔軟な耳を持っており、未知の言語である「英語」も吸収しやすいと考えられています。


3歳から英語教育を始める際の注意点


英語教育は、「3歳から」など特定の年齢で絶対に始めた方がよいわけではありません。

3歳から英語教育がおすすめとされる理由には、「臨界期仮説」も関係しています。

「臨界期仮説」とは、言語が完全に習得される時期は幼児期~思春期までの限られた期間であるという仮説です。

この仮説に則って、「3歳頃の幼いうちから英語教育を始めるのがおすすめ」という考え方が広まっています。

しかし、「臨界期仮説」に科学的な根拠はありません。

子ども一人ひとりの成長段階にも個人差があるため、年齢に縛られすぎず、子どもの様子を見ながら英語教育を取り入れるといいでしょう。


【3歳児におすすめ】英語を学ぶ方法


・英語教室に通う
・英語教材を使う

3歳児の英語の学び方には、英語教室に通って専門の講師からレッスンを受ける方法と、通信教材やおもちゃなどを購入して自宅で英語を学ぶ方法の大きく2種類があります。

それぞれの教育方法の特徴や選ぶポイントなどを見ていきましょう。


厚生労働省「3 歳以上児の保育に関するねらい及び内容」

3歳児におすすめの学び方1:英語教室に通う

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決まった曜日や時間に英語教室に行き、専門の講師からレッスンを受けて英語を学びます。

ネイティブの講師が在籍している教室であれば、3歳の幼いうちからより正しい英語の発音に触れられるでしょう。

同じ年齢の子どもとグループレッスンをしたり、講師とマンツーマンで学んだり、学び方は教室によりさまざまです。

また、レッスン内容も各教室によって異なります。

一般的に3歳児を対象としたコースでは、下記のようなレッスンを行うケースが多いです。

【英語教室の主なレッスン内容】
・英語の絵本や歌を聞く
・挨拶や自分の名前を英語で話す
・講師の言葉や指示を理解して動く
・アルファベットの形を覚える など

3歳児向けの英語教室では、絵本の読み聞かせや歌などを通して耳から英語を覚えるレッスンが多いでしょう。

また、挨拶や自分の名前などを英語で話す機会を設けていることも。

教室によっては、英語を深く理解し実践できるレッスンも受けられます。


英語教室を選ぶポイント


【ここに注目!】
・体験レッスンや見学があるか
・ネイティブの講師がいるか
・楽しく学べる雰囲気か
・通いやすい費用と場所であるか

英語教室を選ぶ際は、無料体験レッスンや見学を利用してレッスンの雰囲気を確認してみるのがおすすめです。

また、ネイティブの講師がいる英語教室であれば、より正しい発音で英語を学習できるでしょう。

3歳頃の子どもは集中力が続きにくい可能性もあるため、楽しみながら学べる雰囲気であるかどうかも大切です。


こんな人におすすめ!


・幼いうちから本格的な英語教育を求めるパパママ
・ネイティブの良質な発音に触れる機会を作りたいパパママ

英語教室に通う方法は、3歳から専門講師による本格的な英会話レッスンを希望するパパママにおすすめです。

ネイティブ講師のレッスンを受けられる教室であれば、より良質な英語を耳で聞き取りながら英語を学べます。

ただし、英語教室に通う際は、毎月の月謝やレッスン日の送迎が必要な点に注意しましょう。


【3歳児におすすめ】英語教室3選


ここでは、3歳児におすすめの英語教室をご紹介します。

英語教室選びに悩んでいるパパママはぜひご参考にしてください。


AEON KIDS「幼児クラス3歳」


AEON KIDS「幼児クラス3歳」は、3歳児の発達段階に応じたオリジナル教材を用意しています。

より自然な形で英語の習得を目指すカリキュラムが特徴です。

とくに、「聞く」レッスンを重視しており、子どもがネイティブの英語を身につけられるように、遊びやジェスチャーも交えながら学んでいきます。

英語をしっかりと聞き取れるようになるため、自然な発音を習得できるでしょう。


【対象年齢】
3歳

【主な教材】
テキスト・アクティビティブック・フラッシュカード 他

【レッスン回数】
週1回~2回(1回45分)

【受講費用】
【定員6名レッスン】
週1回クラス:月額10,560円
週2回クラス:月額16,720円

【親子3~4組レッスン】
週1回クラス:月額12,320円
週2回クラス:月額18,920円
(すべて税込)※

※別途諸経費や教材実費が必要
(2023年6月調査)

参考:AEON KIDS「幼児クラス3歳」

参考:AEON KIDS「月謝授業料」

ECC ジュニア「英語・英会話コース 2・3歳児」


ECC ジュニア「英語・英会話コース 2・3歳児」は、講師の目が届きやすい少人数制を採用。

子どもに常に寄り添いながら、英語の習得をサポートします。

「擬似体験あそび」と「知育あそび」をメインとしたレッスンであり、歌やダンス、絵本の読み聞かせなども実施。

教室により、パパママ参加型の「保護者同伴レッスン」を行うため、子どもも安心してレッスンを受けられるでしょう。


【対象年齢】
2歳・3歳

【主な教材】
絵本・パズル・シール貼り 他

【レッスン回数】
週1回(1回40分)

【受講費用】
入学金5,500円・月謝6,600円・教材費21,900円
(すべて税込)※

※入学金:家族入学特典などにより全額免除の場合もあり。
(2023年6月調査)

参考:ECCジュニア「英語・英会話コース2・3歳児」

ヤマハ英語教室「3歳/ポップコーントーク」


ヤマハ英語教室「3歳/ポップコーントーク」では、大型絵本の読み聞かせを実施。

絵本の内容を理解しながら、耳から英語を取り入れ、基本的な単語や表現の発音も身につけていきます。

また、体を動かすアクティビティも充実しており、英語の歌に合わせて歌ったり踊ったりしながら、英語の理解を深められるでしょう。


【対象年齢】
3歳

【主な教材】
ソングブック・クラフトブック 他

【レッスン回数】
月3回(1回50分)

【受講費用】
月謝5,280円・入会時教材費12,430円
(ともに税込)※

※教室により別途入会金・施設費・イベント等の参加費が必要。教材費は入会時期により変動。
(2023年6月調査)

参考:ヤマハ英語教室「3歳/ポップコーントーク」

3歳児におすすめの学び方2:英語教材を使う

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自宅で気軽に英語教育を行いたい場合は、市販の英語教材を使って学ぶ方法がおすすめです。

英語教材は種類が豊富で、主に下記のようなものがあります。

【英語教材の主な内容】
・DVD
・CD
・テキスト
・音が鳴る絵本
・カードやパズル等のおもちゃ など

一般的によくみられるのは、音や映像で英語に触れられるDVDや、DVDにプラスしてテキストが追加された通信講座などです。

遊び感覚で英語に触れられるおもちゃなどもあります。

どれも子どもの興味をひきつけるバラエティ豊かな仕様が魅力です。


英語教材を選ぶポイント


【ここに注目!】
・対象年齢が合っているか
・楽しく興味を持てる内容であるか
・英語を学ぶ目的に合っているか

英語教材を選ぶ際は、3歳児を対象とした教材であるかどうかを確認しましょう。

年齢に応じた教材を選ぶことで、子どもがより楽しく英語に触れられるメリットがあります。

英語教材の選択が難しい場合は、子どもが興味を示すものや英語を学ぶ目的に合った教材をチェックしてみるのがおすすめです。


こんな人におすすめ!


・自宅で英語教育をスタートさせたいパパママ
・費用をできるだけ抑えたいパパママ

英語教材は、「3歳から自宅で気軽に英語教育を始めたい」と考えているパパママにおすすめです。

英語教室に通う場合と比べて費用が安く済むため、遊びの延長という感覚で取り入れやすいメリットもあります。

ただし、英語教材を使う方法は、専門の講師がレッスンを行う訳ではありません。

パパママも子どもと一緒に英語に向き合い、積極的に教える姿勢を持つことが大切です。


【3歳児におすすめ】英語教材3選


ここでは、3歳児におすすめの英語教材をご紹介します。

教材ごとに特徴が異なるので、子どもの個性や成長段階に合うものを選びましょう。


Miraico English BOX


Miraico English BOX(ミライコイングリッシュボックス)は、0〜8歳まで長く使えるDVD教材です。

子どものやる気を刺激する「できたよシール」を用意。

DVDを見る度にシールを貼れるため、目標を持ちながら英語学習に取り組めるでしょう。

またDVDには、250エピソード以上を収録。バラエティに富んだ内容で飽きにくく、楽しみながら英語学習に集中できるでしょう。


【対象年齢】
0歳~8歳

【主な教材の内容】
DVD・CD・できたよシール 他

【費用】
58,600円
(税込)※

※月額9,766円×6回払いも可能
(2023年6月調査)

参考:Miraico English「Miraico English BOX」

ベビーパーク「英語育児講座(通信)」


ベビーパーク「英語育児講座(通信)」は、日常生活に英語を取り入れることを重視した月額制の通信教材です。

読み聞かせ機能つきのデジタル絵本やかけ流し音源など5つの教材を用意。

英語圏の子育て環境を再現できるように工夫されています。

タブレットやスマホなどの端末から利用できることも特徴の1つです。

自宅で好きなタイミングで、子どもと一緒に英語学習に取り組めるでしょう。


【対象年齢】
2歳半~

【主な教材の内容】
デジタル絵本・かけ流し音源 他

【費用】
月額4,980円

(2023年6月調査)

参考:ベビーパーク「英語育児講座(通信)」

「ベビー&キッズ えいご絵じてん500&22 SONGS 三訂版」


旺文社「ベビー&キッズ えいご絵じてん500&22 SONGS 三訂版」は、子どもの興味をひきつける音を豊富に使用しています。

付属のタッチペンで絵や文字をタッチすると、ネイティブの英語と日本語両方の音声が流れる仕組みです。

絵本を読みタッチして遊びながら、たくさんの英単語やフレーズに触れられるでしょう。


【対象年齢】
0歳~7歳

【主な教材の内容】
テキスト・タッチペン 他

【費用】
6,820円(税込)

(2023年6月調査)

参考:「ベビー&キッズ えいご絵じてん500&22 SONGS 三訂版」

3歳児への英語教育に効果的なポイント

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3歳児に合う形で英語教育を取り入れるためには、英語を学ぶ環境作りやパパママの声かけなどがとても大切です。

より効果的に英語教育を進めるためのポイントをチェックしておきましょう。


英語を楽しみ、好きになれる環境をつくる


英語を幼いうちから学び続けるには、英語に興味関心を持ち、「英語が楽しい・好き」という気持ちを育むことが大切です。

子どもに合う学習方法とペースで英語教育を取り入れることで、「英語に触れる時間が楽しい」という気持ちを育てるきっかけになるでしょう。

また、自宅で英語教育を取り入れるのであれば、パパママも子どもと一緒に楽しみながら学習を進めるのがおすすめです。


日常的に英語に触れる時間をつくる


日常の中に自然と英語に触れる時間を設ける意識も大切です。

普段から英語を聞いたり読んだりする時間があれば、より効率的よく英語に慣れ親しみやすくなるでしょう。

英語教室に通う場合は、レッスン時間以外にもおさらいや勉強の時間をつくってみるのがおすすめ。

+αで英語教材を使い、パパママとの遊びやスキンシップを通して英語を取り入れるのもよいでしょう。


たくさん褒める


3歳児の英語学習へのやる気や興味を引き出すには、たくさん褒めることが欠かせません。

子どもが正解を導き出せなくても、叱る・ダメ出しなどで頑張りを否定することは避けましょう。

子どもが前向きに英語に触れられるよう、頑張って学ぼうとする姿勢をパパママが認めることが大切です。


嫌がるときは無理強いしない


3歳児が英語学習を嫌がるときは、無理強いせず思い切って学習をお休みしましょう。

幼い子どもは、最初は楽しく学んでいても、急に嫌がったり集中できなかったりすることがあります。

このようなタイミングで強引に学びを続けると、かえって英語に苦手意識を持ってしまうケースも否定できません。

英語学習を進める際は決して無理強いせず、子どもの気持ちに耳を傾けてみましょう。


3歳の英語教育についてQ&A


3歳児の英語教室選びや学習の進め方に関する疑問点をまとめました。

学習方法や子どもへの声かけなどに迷った際は、ぜひご参考にしてください。


Q.ネイティブ講師がいる英語教室の方がいい?


A.良質な英語に触れたい場合は、ネイティブ講師がいる教室をおすすめします。

ネイティブ講師が在籍している英語教室であれば、3歳の幼いうちからネイティブの良質な発音に触れられるメリットがあります。

英語教室を選ぶ際は、どのような講師が在籍しているかもチェックしてみましょう。

ただし、子どもが楽しく英語教育を続けるためには、英語教室の雰囲気や費用・場所なども大切な検討ポイントです。

ネイティブ講師がいるかどうかだけではなく、子どもに合う教室であるかを考えて教室を選びましょう。


Q.自宅で効果的に英語教育を進めるには?


A.ある程度まとまった学習時間の確保が大事です。

自宅で効果よく英語学習を行うために、子どもがしっかりと英語と向き合える時間を確保しましょう。

1日のうち「この時間は英語のお勉強をする」などと、親子で決めてみるのがおすすめです。

メリハリのある学習環境を整えると、子どもも楽しみながら英語に向き合いやすくなるでしょう。


Q.英単語を覚えるときのコツは?


A.日常会話の中に、覚えたい英単語を繰り返し使ってみましょう。

3歳の子どもの耳は柔軟といわれているため、英単語や歌のフレーズは聞き取りながら覚えやすい傾向があります。

そのため、覚えたい英単語がある際には、何度も繰り返して発音し、同じ曲を流すなどして覚えるとよいでしょう。

日常的に自然な形で英語を取り入れるのがおすすめです。


Q.教室や教材以外で英語を学ぶおすすめの方法は?


A.無料のアプリやYouTubeの動画などがあります。

英語教室や英語教材以外に、パソコンやスマートフォンなどの無料アプリを使って学ぶ方法があります。

また、YouTubeにも子ども向け英語動画があるため、子どもの興味を英語にひきつけたい際には取り入れてみるといいでしょう。


3歳児の気持ちを尊重した英語学習を行いましょう


3歳頃は、運動機能や精神面、言葉などの発達が急速に進みやすく、英語教育を始めるのにおすすめの時期といわれています。

同時に、3歳頃は自己主張も増えてくるため、英語学習を嫌がることも。

その場合は、決して無理強いはせず、英語を楽しい・もっとやりたいと思えるような学習環境作りや声かけ、子どもに合った学習方法選びが大切です。

子どもの気持ちを第一に尊重して、子どもに合う形で英語学習を取り入れてみてください。


※ この記事は2024年10月24日に再公開された記事です。

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