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公開 2023年07月05日  

【94%がワンオペ育児】家事育児負担が減れば2人目以降を検討したい親は6割以上

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「ワンオペ育児」という言葉が定着して数年。ほとんどの母親がその問題に直面しています。


現代子育ての課題

ワンオペ育児。
飲食店などをワンオペレーション、たった1人の店員さんで回すスタイルから生まれた、1人きりで育児をしなくてはいけない状態を指す造語です。

専業主婦の家庭のみならず、共働きであっても母親のみが育休、時短勤務を取得しているご家庭や、片親が単身赴任や長時間労働、深夜帯勤務であるご家庭でも広く発生している、現代育児の大きな問題点です。

特に複数のお子さんに1人で対応しなくてはいけない場合、食事の用意や入浴だけでも大変な負担です。

株式会社カラダノートが行ったアンケート調査から、令和5年のワンオペ育児状況を探ります。

9割以上の親が「ワンオペをしている」

Q.日々の家事育児の状況をワンオペだと思いますか?

常にワンオペである…29%
たいていワンオペである…45%
ときどきワンオペである…20%
ワンオペと思わない…6%


アンケート調査の結果、94%の親御さんがワンオペ育児を実感していることに。
そしておよそ3割の親御さんが「常にワンオペ育児である」と回答しています。

高い家事育児負担が2人目以降の希望にも影響

Q.家事育児に関する問題が軽減した場合、2人目以降を希望する気持ちに変化は?

2人目以降の意向がとても高まる…40.6%
2人目以降の意向が高まる…24.8%
どちらでもない…10.9%
全く変わらない…23.8%
(※パーセンテージは元調査まま)


65%以上の親御さんが家事育児の負担により、2人目以降のお子さんを望む気持ちに影響があるようです。

政府の少子化対策では、主に金銭面の負担軽減が展開されていますが、育児の担い手の不足にも問題がありそうです。



(コノビー編集部)

参考:
【ワンオペ育児に関するアンケート】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000204.000031718.html

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