小学校の夏休みの宿題のひとつが、自由研究です。
テーマを決め、段取りをつけて計画的に取り組まないといけないので、なかなかにハードルが高い宿題ですよね。
保護者244人が回答した調査結果から、親が自由研究に感じていることについて見ていきましょう。
「子どもは例年、自由研究をどう進めるか」を聞くと、1位は「保護者が手伝わないと何もしない」(44.7%)でした。中には「ぎりぎりまで手つかずで慌てて行なっている」(24.6%)ケースも。
このような中、「子どもの自由研究で親が大変だ」と感じることの1位は、「子どもが1人で進められない(61.1%)」で、「子どもがテーマを決められない」(45.1%)、「選んだ内容が大人の見守りが必要となる」(41.4%)が続きました。
テーマの探し方を聞くと、「インターネットでランダムに検索」(48.8%)が最も多く、「自由研究を特集している情報媒体」(44.3%)がわずかな差で続きました。
インターネット経由でのテーマ探しが多いものの、「SNSで情報収集」の回答率は23%にとどまっています。
「自由研究のテーマを選ぶ・探すのに重視すること」を尋ねると、1位が「子どもが楽しんで取り組めること」(81.1%)で、2位が、「子どもの学びになり、役立つこと」(66%)でした。
自由研究へのサポートに大変さを感じつつも、自由研究を子どもの学びや成長の機会ととらえ、楽しみながら取り組んでほしいと思っていることがうかがえます。
今年の自由研究について家庭での関わり方を尋ねると、最多回答は「部分的に必要に応じて手伝う」(67.6%)でした。
基本的には子どもに任せ、助けを求められたら適宜アドバイスをしようと思っている親御さんが多いようです。
参考:
キッズウィークエンド株式会社 「夏休みの自由研究」についての調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000090247.html