まいどおおきに!ベルギーの自宅で、子どもたちの日本語の勉強を1人でやってる系オカン、さとえみです。
皆さんは、計画的に勉強をやる派でしたか?
今回は、我が家の娘たちが通う中学校が革新的すぎるが故に発生した「ある懸念事項」のお話です。
時が経つのは早いもので、うちの次女も中学校に進学しました。
この中学校は、考え方が新しくて自由な校風。
基本的な授業ももちろんありますが、勉強の半分くらいは自分の好きな時に好きな量だけやるというスタイルです。
宿題もテストもありませんが、みんなの前で発表したりレポートを提出したりすることでポイントをもらい、進級できるかどうかが決まります。
本当の意味での「勉強力」(という言葉があるのか分かりませんが)が問われる学校だなと感じます。
真面目でコツコツ頑張るタイプの長女には、この学校で学ぶことについて心配していなかったのですが……。
次女は、声かけをしてもなかなか腰を上げないことが多いので、少し心配しています。
「人にはそれぞれのペースがある」とは知りつつも、子どもが自分で立てた計画で、うまく勉強できるのでしょうか?
すると……
我が家の長女はこの中学校でも上手くやれているようで、その成功体験があるからか、ベルギー人夫は次女のことにも楽観的です。
しかし、よくよく長女の話を聞くと……
学校から貸与されるパソコンに動画をダウンロードし、本来なら勉強するはずの時間にそれらを見続けたり、スマホで友達とチャットしたりする生徒が続出したようなのです。
その子たちは当然のように成績が悪くなり、もう一度同じ学年をやり直したり、成績があまり良くなくても進級させてくれる学校に転校していったりしたとのこと。
自由な校風だということは前もって知っていたはずなのに、いざ進級できないことが決定したら、学校側にクレームを入れる親も多かったそうです。
そのため、今後はそのようなことがないように、自由な勉強時間にも先生が監視することになったとのことでした。
※あくまで我が家の娘たちが通う学校でのエピソードです。
それを聞いて安心……できるハズもなく。
いくら中学生といえど、自分で決めて自分で勉強していくという方針は、まだ早いのではないか?
不安は募る一方です。
とはいえ、2年先輩である長女も同じ学校にいるので、次女も完全に1人というわけでもありません。
そして次女自身は、「自分はちゃんと勉強できる」と自信満々!
不安ながらも、見守ることにしたオカンです……。
ほなまたね!