スタディプラス株式会社は今年8月、「おこづかいに関する調査」の結果を発表しました。
調査対象は、中学1年生〜高校3年生までの学生2994人でした。
おこづかいのもらい方を聞くと、最多回答は「定期的に定額的にもらっている」(65.9%)で、「不定期でもらっている」(21.2%)、「もらっていない」(12.9%)が続きました。
ひと月あたりの金額については、中学1・2年生では1001円~2000円、中学3年生では2001円~3000円、高校生では3001円~5000円のケースが多いことがわかりました。
おこづかいを貯金している中高生は68.4%に上るものの、おこづかい帳や家計簿をつけて管理をしている人の割合は約2割にとどまっています。
おこづかいやアルバイト以外で「自分の自由に使えるお金を得る」ために何かしているかを聞くと、「ポイ活」(40.7%)や「ネットフリマ・オークションサービスへの出品」(34.5%)が上位に挙がりました。
ネットフリマの利用経験については、中学生の約2割、高校生の4割近くが「ある」と回答しています。
ポイ活がしやすくなった背景には、キャッシュレス決済の普及があります。
スマホを端末にかざすだけで気軽に支払いができるほか、キャンペーンによっては高いポイント還元が得られます。
中高生の支払い方法に影響はあるのでしょうか。
「自分の自由に使えるお金をスマホ決済サービスで使うことはありますか?」の問いに対しては、中学生の20.1%、高校生の46.4%が「はい」と答えています。
参考:
スタディプラス株式会社「おこづかいに関する調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000205.000047308.html