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公開 2023年09月27日  

新生児が手足をバタバタさせる理由は?考えられる原因や対処法をご紹介

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新生児は、寝転んだ状態で手足をバタバタさせることがあります。新生児が手足をバタバタさせているのを見ると、「どうしてだろう?」と疑問に感じるパパママもいるのではないでしょうか。今回は、新生児が手足をバタバタさせる理由や対処法についてご紹介します。新生児が手足をバタバタさせている原因について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。


新生児が手足をバタバタさせる理由は何?

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新生児は機嫌が良いときにも悪いときにも、手足をバタバタさせることがあります。

ここからは、新生児が手足をバタバタさせる理由として考えられることについてご紹介します。

機嫌が良く喜んでいる


赤ちゃんは機嫌が良いときに、手足をバタバタさせて喜びを表現することがあります。

そのため、赤ちゃんが嬉しそうに手足をバタバタさせていたら、パパママもたくさん声をかけてあげましょう。

頬をツンツンしたりお腹をコチョコチョしたりして、スキンシップをとるのもおすすめですよ。

機嫌が悪く何かをしてほしい


新生児が機嫌悪そうに手足をバタバタさせている場合、何かしらの不満があって何かをしてほしがっている可能性があります。

空腹やおむつ汚れなどさまざまな理由が考えられるので、赤ちゃんの様子をよく観察して対応してあげましょう。

手足を動かすのを楽しんでいる


赤ちゃんの機嫌が良い場合、手足を動かすのを楽しんでいる可能性があります。

手足が布団に当たる音が楽しかったり、赤ちゃんの動きにパパママが反応してくれるのが嬉しかったりするのかもしれません。

また、新生児が手足を動かすのは、成長段階のひとつであるといわれています。

手足を動かすのを楽しんでいるうちに、自分の身体を認識していくのです。

新生児が手足を自由に動かせる環境をつくり、その成長を温かく見守りましょう。

モロー反射によるもの


新生児が手足をバタバタさせるのは、モロー反射によるものである可能性もあります。

モロー反射とは、赤ちゃんが自分の身体を守るために、万歳をするように腕を広げる反射行動のことです。

大きい音や明るい光、身体のぐらつきなど、赤ちゃんに外部から刺激が加わったときにモロー反射が起こります。

モロー反射は、人間の原始的な反射といわれています。

一般的に生後3~4ヶ月頃から徐々になくなっていくとされているので、心配しすぎる必要はありません。

参考:石巻市「教えて☆助産師さん」

新生児が手足をバタバタさせるときの対処法

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新生児が手足をバタバタさせる場合、どのように対処したらいいかわからない方も多いのではないでしょうか。

ここからは、新生児が手足をバタバタさせるときの対処法についてご紹介します。

機嫌が良い場合は見守る


新生児が機嫌よく手足をバタバタさせている場合は、とくに何も対処する必要はありません。

赤ちゃんは手足の動きを通して、身体を自分のものだと認識していきます。

ベビーベッドからの落下などには十分注意しながら、赤ちゃんの様子を温かく見守ってあげましょう。

また、パパママに余裕があるときであれば、手足を使った遊びをしてあげるのも良いですね。

赤ちゃんにやさしく話しかけたり歌を歌ったりしながら、親子のスキンシップをとりましょう。

機嫌が悪い場合は原因を解消してあげる


新生児の機嫌が悪くて手足をバタバタさせている場合は、機嫌が悪い原因を解消してあげることが大切です。

ここからは、新生児の機嫌が悪いときに考えられる原因をご紹介します。

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◆お腹がすいている

言葉で感情を伝えられない新生児は、泣くことで空腹を訴えます。

新生児は一度に多くの母乳やミルクを飲めないため、すぐにお腹がすいて泣きながら手足をバタバタさせるのです。

赤ちゃんが泣いていたら、こまめに授乳してあげましょう。

◆おむつが汚れている

新生児のおむつが汚れていると、不快感から手足をバタバタさせて泣くことがあります。

新生児は1日に何度もうんちやおしっこをするので、おむつが汚れていないかこまめに確認してあげましょう。

またうんちやおしっこをしていなくても、部屋の湿度が高いとおむつの中に蒸れが生じ、赤ちゃんが不快に感じることがあります。

部屋の温度や湿度はこまめに確認し、赤ちゃんにとって快適な環境を整えてあげましょう。


◆げっぷが出ずに苦しい

新生児はおっぱいやミルクを飲む際、空気を一緒に飲み込んでいます。

うまくげっぷができていないと、お腹に空気が溜まって苦しいと感じ、手足をバタバタさせることがあるのです。

授乳の後は、新生児の首をしっかり支えながら縦抱きし、自然にげっぷをさせてあげましょう。

ただし、赤ちゃんの背中をパンパンと叩くのは、げっぷを出す手段にはならないため控えてください。


◆便秘でお腹が苦しい

新生児が手足をバタバタさせる原因として、便秘も考えられます。

ほとんどの時間を寝て過ごす新生児期は、運動不足によって便秘になりやすい時期です。

また母乳を飲む新生児よりも、ミルクを飲む新生児の方が便秘になりやすいといわれています。

便秘になってうんちが体内に溜まることで不快感を抱き、手足をバタバタさせることがあります。

便秘解消をサポートするために、下腹部に「の」の字を描くようにやさしくマッサージしてあげると良いでしょう。

◆部屋が暑い・寒い

赤ちゃんのいる部屋が暑すぎたり寒すぎたりすると、新生児が不快に感じて手足をバタバタさせることがあります。

赤ちゃんが汗をかいていないか、手足が冷たくなっていないかなどをよく確認し、部屋の空調管理を行いましょう。

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◆服や布団が気に入らない

赤ちゃんが使っている服や布団が気に入らず、不快感を訴えるために手足をバタバタさせているのかもしれません。

新生児期は基本的に体温調整が苦手なので、服や布団は吸水性と通気性に優れたものを選ぶのがおすすめです。

また敏感な赤ちゃんのお肌には、やさしい肌ざわりの素材を使った服や布団を選びましょう。

とくに汗をかきやすい夏場には、服や布団をこまめに洗濯するなどして、赤ちゃんが快適に眠れる環境を整えてあげるのが大切です。

普段から寝つきが悪く、手足をバタバタさせていると感じたときは、布団や服が赤ちゃんに合っているかを確認してみましょう。


◆肌荒れや傷ができている

新生児が手足をバタバタさせている原因として、肌荒れや傷ができていることも考えられます。

赤ちゃんの身体に発疹ができていないか、爪の引っかき傷がないか、肌荒れを起こしていないかなど、入念に確認してみましょう。

とくに顎や脇、首元、足の付け根など、目に入りにくい場所は知らないうちに肌トラブルを起こしている可能性があります。

傷の状態が心配な場合は、早めに医療機関を受診することも検討しましょう。


心配なことがあれば、医療機関を受診する


上述したように、新生児が手足をバタバタさせる行動は、基本的に心配しすぎる必要はありません。

しかしその原因として、便秘や傷、肌荒れなどが隠れている可能性もあります。

もし何か少しでも心配なことがあれば、医療機関を受診しましょう。

パパママは初めての育児で、新生児と言葉でコミュニケーションをとれず、不安に感じることがたくさんあるでしょう。

「こんなことで相談してもいいのかな」とためらうかもしれませんが、少しでも気になることがあれば、気軽に医療機関に相談するのがおすすめです。

まとめ


今回は、新生児が手足をバタバタさせる理由や対処法についてご紹介しました。

新生児が手足をバタバタさせている場合、楽しんでいるときもあれば、何かを不満に感じているときもあります。

赤ちゃんの様子を普段からよく観察しながら、機嫌が悪いのであれば適切に対処してあげましょう。


※ この記事は2024年09月27日に再公開された記事です。

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