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公開 2023年11月26日  

小・中学生がスマホを使いすぎる理由「楽しいから」。夜遅くまでネットを利用する傾向

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小・中学生のネットとの付き合い方とは!?


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インターネットは便利ですが、親としては子どもの使いすぎが心配です。

スマホやタブレットがあれば、夜遅くまでネットに接続することができますしね。

NTTドコモモバイル社会研究所が今年10月に発表した「2022年親と子の調査」のうち、「小中学生のネット終了時間」の結果を見ていきましょう。

同調査の対象は、関東1都6県・小学生及び中学生とその親600人が回答しました。

2018年と比べてネット利用終了時間は遅くなっている


小・中学生のネット利用時間を見ると、小学生では「7時以前」が21%、「8時」が26%、「9時」が33%と、8割が9時までにネットの利用を終えていることがわかりました。

対して中学生で「9時」までと答えた人は23%にとどまり、「10時」(31%)や「11時」(24%)の回答率が上がっています。中には「12時以降」と深夜まで使っていることも。

ネットの利用の終了時間の平均を算出すると、小学生は午後8時34分、中学生では午後10時25分でした。

2018年調査と比較すると、小学生で17分、中学生で26分遅くなっています。

中学生女子は「友だちづきあい」、男子は「暇つぶし」が多い


「スマホを長い時間使い過ぎてしまうことがあるか」を小・中学生別に聞くと、小学生男子の88%、小学生女子の76%、中学生男子の89%、中学生女子の87%が「使いすぎていると思う」と回答しました。どの層も7割以上が使いすぎを自覚しています。

その理由として最も多いのは「楽しくてやめられない」で、以降は男女で差が見られました。

「暇つぶし」は、中学生男子の回答率がほかの層と比べて高い結果となっています。

「友だち付き合い」や「話題となっていることを見逃したくない」は中学生女子ほど高いことがわかりました。

参考:NTTドコモモバイル社会研究所 2022年親と子の調査
https://www.moba-ken.jp/project/children/kodomo20231012.html

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