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公開 2024年12月13日  

産後1ヶ月、暗闇の日々。後悔もあったけど、今、あの日々を肯定できるワケ

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長男は助産師さんにも指摘されるほど母乳を飲むのがへたっぴでした。そんな長男と私が、産後に退院したときの話です。


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コノビー編集部の選りすぐり!何度でも読みたい、名作体験談。

今回は、コノビーで連載中の「ゆたかちひろさん」の名作をご紹介いたします!なかなか上手に母乳を飲めない長男くんとママの産後1カ月のエピソード。これから出産される方や少しでも育児に悩まれている方に、ぜひ読んでいただきたい作品です。

初回公開はこちらです。
https://mama.smt.docomo.ne.jp/conobie/article/27319

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息子は助産師さんにも指摘されるほど、母乳を飲むのがへたでした。

産科の先生や助産師さんからは、「お母さんが無理のないようにミルクに切り替えるのもいいですよ」と、言われてはいたんです。

でも、退院した途端、寝不足の日々の中で、なかなか判断ができずに、どんどん勝手に追い詰められていきました。


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この頃の睡眠時間は「1時間」でした。

細切れに1時間の睡眠をとっては、息子に起こされて、①~⑤を繰り返すんです。

わたしの食事や洗濯、息子の沐浴は実母がやってくれたり、週末に実家に手伝いに来た夫が沐浴をしてくれたり、しっかり助けてもらっていました。


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可愛いはずの赤ちゃんなのに、「どうにか生かせるように、お世話しないと!」と必死になりすぎていました。

「お世話するの大変」と思うだけで、「そんなことを思うのは、母親失格では?」と自分に対して、否定的な気持ちになっていました。


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写真を見ればなんとなく記憶が蘇るのですが、正直どう過ごしていたとか、おぼろげであんまり思い出せません。

睡眠って、大事ですね。

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「さっさとミルクにしておけばよかったのでは?」

「寝不足で判断力がなくなってたのかな?」

「無駄に頑張りすぎて、産後うつに近くなるほど自分で追い込んだんじゃないの?」

「それは息子の為だったの?自己満足の為じゃないの?」


こういうこといっぱい考えました。
実は、いーーーっぱい、これまでに後悔する思いもあったんです。

産後何年たっても、次の育児が始まった時にも、思い返しては悩んだりしました。

でもね、あの時は、あれで精いっぱいだったし、実際頑張ってたのは事実だし、なにより初めての育児で失敗するのは当たり前!

誰だって、失敗や後悔をしながら、それでも、なんとか親として少しずつ学んでいくしかないんですよね。

あの時の自分に、今は、やっと「よく頑張ったね」と言えるようになりました。


で、今まさに頑張ってるママさん達。

何が正解かなんて、渦中にいるときは本当に分からないです。

あとになって、ああしておけばとか、結果論でしかないので、今できることをやるしかないのですよね。

できれば頼れる人を1人でも増やして、どうにかこうにか乗り切ってもらえたらなと…‥。


私が母乳にこだわってしまっていたのも、一度気にしてしまうと「無理してまで母乳育児にせずに、ミルク育児にすれば」というのも、当時、判断するのが難しかった。

頭では、「母子ともに健やかでいるために完全にミルクにして、実家なんだから実母にも授乳を手伝ってもらった方がいい」とは考えられても、
気持ちがついていかない時期だったので、どうしようもなかったのです。

無理しないでと言われても、目の前に我が子がいたら無理してしまうものだったりします。


今、もしも、いろいろうまくいかなかったり、後悔してる最中だとしても、「心から喜べる日も、きっとくる」と、頭の隅っこにでも入れておいて欲しいなと思うのです。








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