【離乳食パンケーキのレシピ６選】離乳食中期・後期・完了期に分けてご紹介

赤ちゃんが手づかみ食べをするようになると、後片付けの大変さも増すため食事のメニューに悩みますよね。

なかでもホットケーキやパンケーキなどは、簡単に作ることができてしっとり柔らか。

飲み込みやすく、栄養がとりやすいため、おやつにもうってつけです。


赤ちゃんには砂糖を使う必要はなく、野菜の裏ごしや果物のペースト状など混ぜて食べさせてあげましょう。

食材の味を生かしたパンケーキを是非作ってあげて下さい。

使える野菜は、人参、カボチャ、さつま芋、小松菜などです。

果物はバナナやリンゴがおすすめです。

フライパンに薄く延ばす程度の少量であれば、オリーブオイルやサラダ油を使用しても問題ありません。

1歳未満の赤ちゃんの場合、バターを使う際は、無塩バターがおすすめです。

市販のホットケーキミックスには添加物や砂糖が含まれている場合があります。

心配な方は砂糖不使用の無添加のものや、ベーキングパウダーはアルミニウム不使用のものを選ぶとよいでしょう。

この記事の後半ではホットケーキミックスを使用しないパンケーキのレシピも紹介します。

パンケーキは離乳食中期ごろの赤ちゃんからとても取り入れやすいメニューですが、赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合にあった材料を選びながら、作ってあげてくださいね。

1歳未満の赤ちゃんははちみつを与えないように注意しましょう。

また、多くのパンケーキレシピでは小麦や牛乳、卵などを使っている場合も。

初めての食材は必ずごく少量から試してみて、赤ちゃんにアレルギー等の心配がないことを確認してから調理に使うようにしてください。

また、食べている際はお子さんがしっかり飲み込めるか、口に詰め込みすぎていないかなどをよく見守り、麦茶やお水など、水分を取らせてあげると安心です。


離乳食中期は生後7ヶ月、8ヶ月頃のもぐもぐと口を動かして、舌で食べ物をつぶして飲み込む練習をする時期を言います。

柔らかく、飲み込みやすい一口サイズの大きさで用意してあげると良いでしょう。

1回の食事における穀類の目安量は50～80gです。


離乳食後期は生後9ヶ月～11か月頃。

前歯でものを噛み切ったり、歯ぐきでかんだりするようになります。

バナナくらいの固さで、手に持って噛み切れるサイズの大きさがおすすめです。

1回の食事における穀類の目安量は50～80gです。


離乳食完了期は生後12～18か月頃。

このころには奥歯が生えてくるお子さんもいますね。

手づかみが上手になってきて、肉団子くらいの固さは歯ぐきや奥歯で噛めるようになっています。

大人と同じようなものも食べられるようになっていますが、薄味を心がけてくださいね。

1回の食事における穀類の目安量は80～90gです。


食事の量や、食べ方は赤ちゃんによって様々です。

あくまでも目安ですので、違うからと言って無理やり食べさせたりしないよう、気を付けたいものです。

離乳食中期は７ヶ月、８ヶ月頃のもぐもぐと口を動かして食べ物をつぶして飲み込む練習をする時期を言います。

「もぐもぐ期」ともよんでいます。

1日２回の食事も慣れてきた頃、柔らかく調理すればほとんどの食材を食べることができるようになります。食べる楽しみを広げてあげる時期です。

離乳食が増えてきて粉ミルクが段々と余ってくる頃、そんな粉ミルクを使ったパンケーキレシピを紹介したいと思います。

材料
・ホットケーキミックス 150g
・粉ミルク 200cc
・人参 ３分の１本
・玉ねぎ ８分の1個
・さつま芋 ３分の１個

作り方
1.人参、玉ねぎはみじん切りにします。レンジで２～３分加熱します。ホットケーキミックスと粉ミルクを準備しておきます。
2.さつま芋を5mm角に切り、レンジで３～４分加熱してつぶしておきます。
3.ホットケーキミックスと粉ミルクをまぜます。
4.加熱した野菜を加えて全部混ぜ合わせます。
5.フライパンで焼きます。分量はティースプーン山盛り１杯分です。
6.表面に気泡が出てきたらひっくり返して２～３分焼きます。

離乳食後期は9ヶ月～11ヶ月頃。

奥の歯ぐきを使って食べものを噛む練習をする時期です。

「カミカミ期」とも言われますね。

食べものに自分から手を出すようになったら、持って食べられるメニューを少しずつ用意していきましょう。


離乳食をはじめて、我が子には安全な食べ物を食べさせてあげたいと願うパパやママも多いと思います。

市販のホットケーキミックスは楽に調理ができていいかもしれませんが添加物が多く含まれています。

添加物を含んだものを我が子に食べさせるには少し心配という方向けに、市販のホットケーキミックスを使わず小麦粉だけでも作れる安心レシピを紹介したいと思います。

材料
・完熟バナナ 中サイズ 半分
・薄力粉 大さじ２
・豆乳 大さじ２～３

作り方
1.バナナはフォークでつぶしておきます。ボウルに入れてつぶすと楽です。
2.薄力粉、豆乳をバナナが入っているボウルに入れます。
3.熱したフライパンに菜種油を入れて生地を大さじ１ずつ入れて焼いていきます。両面焼いて完成です。

材料
・絹ごし豆腐 50g
・薄力粉 150g
・砂糖 小さじ2
・豆乳150cc
・ベーキングパウダー あれば小さじ2 (アルミフリー)

作り方
1.豆腐は裏ごししてなめらかにしておきます。ブレンダーがあれば使用すると楽です。
2.全ての材料を混ぜ合わせます。そして冷蔵庫で30分程休ませます。
3.フライパンを火にかけ焼いていきます。ぷくぷく穴があいてきたらひっくり返します。最後は弱火にして蓋をして1分ほど蒸します。モチモチした食感になります。

離乳食完了期は1歳から1歳半頃に迎えるパクパク食べる時期を言います。

離乳食仕上げの時期ですが、個人差が出やすい頃です。大人の食事に近づいたとはいえ、薄味を心がけましょう。

後期と同様1日3回食が食べられるようになり、食欲旺盛な赤ちゃんの場合にはおやつを2回あげてもいいかもしれません。

食事に響かないように注意してください。

それでは離乳食完了期のホットケーキミックスを使用しないパンケーキレシピをご紹介します。

材料
・薄力粉 170g
・砂糖 25g
・ベーキングパウダー 5g
・バナナ 1本
・小松菜 2株
・卵 1個
・牛乳 150cc

作り方
1.バナナはフォークでつぶしておきます。小松菜はみじん切りにしておきます。そして材料を全てミキサーでまぜます。
2.フライパンに油をしき、手づかみで食べられるサイズに小さめに焼きます。
3.両面焼けたら完成です。野菜が苦手でもおやつ感覚で食べられて栄養もとれます。野菜もさつま芋やカボチャ、人参など色々入れてもできます。

材料
・米粉 大さじ６
・リンゴ 1/4個
・人参 1/2個
・水 適量

作り方
1.人参とリンゴはすりおろします。
2.米粉にすりおろした人参とリンゴを加えてよく混ぜます。生地がドロッとするぐらいが目安です。 水分が少ないときは水を加えて調整してください。
3.生地をテフロンのフライパンに油をひかずに5cm程度の大きさにして焼いていきます。
4.プツプツと気泡が出てきたらひっくり返して焼き色がついたらできあがりです。これは卵、小麦、卵焼きアレルギーでも食べられるレシピです

材料
・薄力粉 20g
・ベーキングパウダー 小さじ 1/8
・砂糖 小さじ1
・牛乳 20～30ml
・金時豆の甘煮 大さじ1
・サラダ油 少々

作り方
1.ボウルに、薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、牛乳を入れて混ぜ合わせます。
2.金時豆は半分に切り、1.に混ぜます。
3.フライパンにサラダ油を熱し、2.を丸く流し、中火で焼きます。
4.表面にプツプツと気泡が出てきたら、裏返して両面を焼きます。

豆は食物繊維が豊富で咀しゃくを促す食材です。噛む力がアップします。

小麦粉や米粉からパンケーキを手作りしても良いですが、育児の合間はバタバタしがち。

手軽に作れると助かりますよね。

離乳食に使っても安心な、アルミフリーのホットケーキミックスをご紹介します。

生後9ヶ月ごろから使用OK！

赤ちゃんのお食事やおやつにぴったりのホットケーキミックス。

必要な材料は水だけで手軽に調理できます。

膨張剤にアルミニウム化合物の使用ナシ。

麦芽糖の素朴な甘み。鉄・カルシウムがたっぷりで赤ちゃんに不足しがちな栄養素が補えるのもうれしいですね！

国産小麦、国産きび糖、アルミニウムフリーのホットケーキミックス「ほっとけーち」。

生後9ヶ月頃から使用できます。

卵と牛乳を入れて混ぜ、焼くだけ。

甘みもあってパパやママも一緒に食べられそうです。

使いきりサイズなので衛生的なのもうれしいですね。

国産の米粉を使っており、小麦粉不使用、砂糖不使用、香料不使用のシンプルなパンケーキミックスです。

また、乳酸菌が配合されておりおなかにも優しいですね。

甘くないので、お食事にもおやつにもお好みの素材と合わせてアレンジ自在です。

アルミニウムフリーなので離乳食にも安心。

材料を工夫するだけで離乳食にもピッタリなパンケーキ。

インスタグラムで今人気の、アレンジレシピもご紹介します。

赤ちゃん用の野菜ジュースとフルーツミックスを使ったパンケーキ。

とってもおいしそうですね！

こちらのレシピは材料を混ぜて焼くだけで、少しかための生地のほうが焼きやすいそうです。

栄養豊富で食物繊維もたっぷりなオートミール、チャレンジしてみたくなりますね！

子どもがおなかがすいた～といってぐずりだしても、冷凍庫においしいパンケーキがあれば、大人の気持ちにも余裕が出ますよね。

時間があるときにまとめて作って小分けに冷凍しておけば、必要な分だけ出せるのでおすすめです。

何かと忙しいパパやママに是非活用して欲しいフリージングのポイントをご紹介します。


【冷凍保存のポイント】

・作った物はよく冷ましてからラップでくるみ、小分けにして密閉しましょう。
　フリーザーバッグや密閉容器を活用すると更に便利です。
　また、食品が空気に触れると酸化して品質が劣化します。


・できるだけ急速冷凍をおすすめします。
　ゆっくり凍らせると品質が低下し、味も栄養も減ってしまいます。

・離乳食品は7～10日以内をめどに使いきりましょう。
　冷凍しても時間とともに品質は劣化します。
　日付と品名を書いておくと分かりやすいですよ。

食べる時は冷凍したものを冷蔵庫で解凍してもいいですし、レンジで温めて食べるのもいいですね。

離乳食中期・後期のパンケーキレシピとして、添加物を考慮したホットケーキミックスを使用しないパンケーキレシピやアルミフリーのホットケーキミックスの紹介をさせていただきました。

パンケーキは冷凍保存もできるので、離乳食の進め方に合わせてたくさん焼いておけば、毎日のおやつにきっと大活躍するでしょう。

食べやすい小さめサイズで焼けば、子どもが自分で食べる楽しみを知ってもらえます。

混ぜて焼くだけの簡単レシピなので、野菜や果物など、アレンジもいろいろ。

子どもが嫌いな野菜も、混ぜたら意外とごきげんで食べちゃった！なんてことも…。

ぜひ、オリジナルレシピにも挑戦してみてくださいね！