大学事務員になるためには?資格やスキル、経験など
それでは、大学事務員になるためにはどんな資格やスキル、経験が必要なのか紹介します。大学事務職員の採用試験や募集方法なども、国立・公立・私立でそれぞれ異なります。
国立
国立の大学事務職員になるためには、まず「国立大学法人等職員採用試験」に合格しなければなりません。
採用試験は、北海道・東北・関東甲信越・東海・北陸・近畿・中国・四国・九州の7つの地区ごとに行われているので、自分の受験したい地域を選び受験の申し込みをしましょう。
受験は、一次試験→二次試験→内定という流れになります。
公立
公立の大学事務職員になるためには「地方公務員採用試験」に合格し、地方公務員になる必要があります。試験内容は高卒程度の内容になっており、基本教科にプラスして判断推理・図形問題・資料解釈・時事問題・論文・面接が含まれます。試験は地区によって日程や申込日が異なるため、自分の受けたい地区のスケジュールをチェックしておきましょう。
私立
私立の大学事務職員になるためには、とくに資格は必要ありませんが、条件として「高卒」があげられているので注意しましょう。
私立の中途採用は、それぞれの地区や学校が、募集したい時にその都度募集をかけており、一般企業と同じ採用方法です。
ただし、私立は正社員の募集が少なく、アルバイトや契約社員としての募集が多いのが現状。正社員の募集がある時にはすぐに受けた方が良いでしょう。
大学事務職員に必要な資格やスキルは国立・公立・私立によって異なる。
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大学事務職員になるための志望動機の作り方のポイント
大学事務職員になるには、一般企業の面接のように志望動機が必要になります。大学事務職員はとても人気の職種のため、少ない採用枠の中に選ばれる必要があるでしょう。
ここでは、少しでも合格率をあげて大学事務職員になるため、志望動機の作り方のポイントを紹介します。大きなポイントは「一般事務ではなく、学校という場で働きたい」という点をアピールすることです。
事務職がしたいということや誰かのサポートをする仕事が好きという理由だけだと、それなら他の企業でも良いのでは?と思われてしまいます。
そのため、「大学事務職職員でないとできない」という、他では叶えられない動機が必要になります。
また、志望動機を書く際には、自分の経験を交えて伝えるのがおすすめです。自分のエピソードを加えることにより、オリジナリティが出て印象に残りやすく、他との差をつけることが可能です。
また、教育に関わりたいということを強く伝えることも大切です。
「子どもと接することが好き」ということや、「教育に興味があり未来を変えていきたい」などといった理由をアピールしましょう。
そもそも教育に関心がないという方は、大学事務職員という仕事自体に向いていないかもしれません。