8月7日、俳優の小沢仁志さんのYouTubeチャンネル「笑う小沢と怒れる仁志」では、伝説の不良映画『ビーバップ・ハイスクール』撮影時の裏話を語る動画を公開。ここでしか聞けない中山美穂さんとのエピソードが話題を集めています。

中山美穂

(画像:時事)

■「映画なんか大っ嫌い」中山美穂がビーバップ・ハイスクールの出演を拒否した理由が明らかに!?

今回の企画では、学ランを着た小沢さんの目の前にカードが置かれ、そこに書かれているテーマに沿って話していきます。

「中山美穂さんとのエピソード」と書かれたカードをめくった小沢さん。『ビーバップ・ハイスクール』でヒロインを演じた女優の中山美穂さんとのエピソードを語ることに。

映画の中では、出演当時15歳だった中山さんの髪の毛を観覧車の中で切るシーンがあります。「これは俺の中でもすごく印象残ってる」と振り返る小沢さん。

そのシーンで小沢さんは、監督から「小沢お前ちょっとあれだから、本当に本番は叩け」と指示され、本当に中山さんをビンタしたのだそう。「終わった後『ごめんな』とか言うんだけど、スッゲェ泣いてて」と、その時の中山さんの様子を語る小沢さん。

観覧車でのシーン撮影が終わり、ドアが開いた瞬間、中山さんは「映画なんか大っ嫌い!」と言って走って帰ってしまったのだとか。それから中山さんは『ビーバップ・ハイスクール』1作目を最後に出演拒否していたそうですが、小沢さんいわく「なんとか東映がお願いして」2作目にも出演してくれることに。

しかし、3作目からは出演しなくなったため、小沢さんは「嫌なんだよ。ビーバップが」「俺のせいじゃねえよ?」と力なく笑います。スタッフが「あの髪切ったシーンは本当に?」と聞くと「いやあれはカツラだけど」「そこまでさすがにやったら事務所怒るだろ」という小沢さん。

さらに、スタッフが「その後他の現場で(中山さんと)お会いされたことは?」と聞くと、小沢さんは「ない。会ったこともない」「まぁ会っても知らん顔するんじゃない?ビーバップ=俺の顔が出てくるかも」と語りました。

■家に泊まりに来た仲村トオルに…「蓋開けてみりゃ全然」

次に引いたカードは「仲村トオルさんとのエピソード」。『ビーバップ・ハイスクール』の主人公の一人を演じた俳優の仲村トオルさんについて語ります。

当時、家が遠かった仲村さんは撮影に泊りがけで来ており、小沢さんの家にも泊まりに来たことがあるそうです。

仲村さんが来た時、小沢さんは自分宛のファンレターの返事を書きながら「トオルに切手貼らしてた」と打ち明けます。そして「蓋開けてみりゃ全然、トオルのほうがバァーって(売れた)」という小沢さん。

スタッフから仲村さんと最近会っているか聞かれると「全然会ってない」「24年とかは会ってないんじゃない?」とのこと。「前会ったの誰かの葬式とか?もう俺らになると、誰々の結婚式より葬式が多いんだよ」と笑う小沢さんでした。

■小沢が語るビーバップ裏話に視聴者「感動」「嬉しい」

伝説の不良映画について、撮影当時の貴重な裏話をたくさん聞かせてくれた小沢さん。

ネット上では「小沢さんが学ラン着てビーバップハイスクールの話を聞けるなんて感動」「高校与太郎音頭が一番面白かったです。ミポリンの話もありがとうございました」「仲村トオルさんとのエピソード聞けるのは嬉しい」との声が上がっています。

小沢さんだからこそ語れる貴重なエピソードに、喜んだ視聴者も多かったのではないでしょうか。

【番組情報】

笑う小沢と怒れる仁志

https://www.youtube.com/watch?v=WT4XlK0FAvE

(文:二木もなか)