毎週火曜日深夜1時から放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。9月14日の放送では、星野さんが、自身の手術の傷跡について思うことを語る場面がありました。

星野源

(画像:時事)

■星野「ワカサギ釣りみたいに」くも膜下出血の開頭手術跡を告白!



オープニングで、「前に、くも膜下出血で倒れたことがあるんですよ」と切り出した星野さん。

続けて、「1回手術で治したんですけど、再発しちゃって。血が出ちゃったんじゃなくて、瘤(りゅう)っていう、血管にコブみたいなのがまた出来ちゃって。これがもしかしたら破裂するかもしれないからということで。じゃあ今度は頭を開けて、開頭手術しましょうと」と当時の状況を説明します。

手術内容について、「ワカサギ釣りみたいに、氷を丸く開けるみたいに(頭を)開けて…」と例え、笑いながら説明を続ける星野さん。

「なので、頭に傷があるんですよ。髪の毛の生えている頭皮のところに、カチューシャをはめるラインがあるじゃない?そこのラインを切ってるんで、(3ミリ幅ぐらい)髪の毛が生えないんですよ」と明かしました。

■植毛も検討中と明かす「アイブロウで、そこを塗ってるんですよ」

そのため、星野さんは「この放送終わった後に写真撮るじゃん? あと放送中も写真撮ってブログにあげるじゃないですか。だから僕、アイブロウで、そこを塗ってるんですよ。一応」と告白。

理由として、「目立って『ここハゲてるんだ』って言われるのもアレだし、『傷だ!』って言われるのもアレだから…ことさらアピールしたいわけでもないけど、別に隠したいわけでもないんだけど、まぁ塗っとくか、みたいな」と、言葉を選びながら語ります。

ここで、星野さんは「例えばこのまま、僕が髪の毛が後退していくとするじゃん? カチューシャラインに到達した時に、一気に3ミリ後退することになる」「今のところ後退はしてないんですけど、そうなっちゃった時にどうしようなかと思って」とコメント。

“植毛”という案を思いついたという星野さんは、「後退していくのが何年ぐらいかかるのかわからないんだけど、もし植毛するんだったら、ちゃんとラジオで言おうと思って」「僕がもしやる時は、ちゃんとラジオで言ってやろうかなと。あと詳しい人、なんか教えてください」と、笑いながらリスナーに呼びかけていました。

■星野の言動に、改めて「気遣いの人」の声も

ネット上では、番組を聞いたリスナーから「髪の毛が後退しても…白髪が増えても…リスナーに信頼を寄せる報告をしてくれるその優しさ……ずっと続いて欲しいな」「目立たないようにしてるって気遣いの人だなぁ」「手術した跡を”ワカサギ釣り”といってプラスに言い換えるのほしのさんの語彙力だなぁ」などの声が上がりました。

手術の詳細や傷の状況を語ってくれた星野さん。

毎回ラジオ前に手術跡を隠したり、植毛の際は「ちゃんとラジオで言う」という星野さんの気遣いに、嬉しくなったリスナーも多かったのではないでしょうか。

【番組情報】

星野源のオールナイトニッポン

https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20210915010000

(文:藤峰あき/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)