11月26日の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)では、「ずん飯尾和樹デビュー30周年SP」と題した企画を放送し、話題を集めました。

タモリ

(画像:時事)

■飯尾が感銘を受けた石橋の言葉とは?

芸人になるも、大きなチャンスを活かしきれず、ブレイクのきっかけを掴めなかった飯尾さんに励ましの言葉をかけたのが、とんねるず・石橋貴明さんだったそう。

飯尾さんは、「TIMさんとか自分らとあと何組かご飯連れて行ってくれたんですよ。ゴルゴ(松本)さんとか、みんなが『俺達もうちょっとバァーンていくにはどうしたらいいですかね?』って言ってたら…(石橋さんが)『この世界、面白い事ちゃんとやって続ければ、逆転あるからね、この世界』って言って、響きましたね。逆転があるっていう」と、石橋さんの言葉に励まされた事を明かします。

続けて、飯尾さんは「『だって2年前までいなかった人が今年映ってる人、いるでしょ?』って言って、やっぱ勢いつける言葉持ってますよね」とコメント。

■飯尾が感じたさんまの覚悟とは?

しかし、40歳で仕事に恵まれなくなり、バイト生活を送る事になった飯尾さん。

ここでスタッフが「芸人を辞めようとは思わなかったのか?」と尋ねると、飯尾さんは「でもね、図々しいと思います、結局。いい加減、切り替えろよって。それをさんまさんに言った時に…」と明石家さんまさんに相談した過去を明かします。

「飯尾ねっつって、やっぱ頭の良いやつは切れるやつはちゃんとウケてんのに、生活変わんないわけですよ。もう1年、5年繰り返すのかって言ったら、そんな時間かけてられないって言って。必ずウケたら仕事が来る世界でもないじゃないですか。こんなにライブでウケてんのに、一向にテレビの仕事がこない、そんなとこかけてられない」と、当時の記憶を回顧。

飯尾さんによると「でもそういうやつは大体次の時うまくいってるだろ…。『だから飯尾も俺も頭がやっぱおかしいんだ』って言われました。あとさんまさんは『逆に好きな事をやれてるの

幸せやな』っつって、『食えなくて当たり前の世界だから』っつってました」というさんまさんの言葉が強く印象に残ったとのこと。

そんな飯尾さんは、「さんまさんもやっぱ腹くくってるんだなって思いましたね。いつ食えなくなるかわかんない世界で、何が幸せかって好きな事できてるんやからお前っつって。そりゃそうだよなと思いましたよね」とさんまさんに言葉に勇気づけられた事を明かします。

■タモリ「時代は追っちゃいけない」その真意が「深い」と話題!

飯尾さんが「笑っていいとも!」で共演して以来、親交を深めている先輩がタモリさん。

飯尾さんによると、岩井ジョニ男さんと共に新年のあいさつのためタモリさんの自宅を訪問した時、タモリさんは「時代は追っちゃいけないよ。流行りものに流されると、何が面白いのかわからなくなるから」という言葉をかけてくれたとのこと。

続けて、飯尾さんは「何かが流行ったらそれを追うと、流行らせた人がもう笑わせてるから、笑いやすくなってるけど、絶対追いつかないと。またそういう人はもう一個流行りがあったら、そこに行って何が何だかわかんなくなるから、イチかバチかっていうか。好きな事やってればいいんだって」とタモリさんの言葉の真意を説明します。

今回の放送にはネット上で、「タモリが飯尾に言った『時代は追うな』っとの言葉に何故かグッと来た」「時代は 追うなよタモリさんからの言葉深い」「『時代は追っちゃいけないよ』タモリさんの名言」などのコメントが上がっています。

飯尾さんへの石橋さん、さんまさん、タモリさんの言葉がそれぞれ素敵でしたね。

また、飯尾さんの芸人人生を描く再現ドラマに有名なモノマネ芸人さんが多数出演してこれも見応えがあったのではないでしょうか。

【番組情報】

中居正広の金曜日のスマイルたちへ

https://tver.jp/corner/f0090069

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)