月替わりでパーソナリティが交代するラジオ番組「太田胃散 presents Friday Night Party」(TOKYO FM)。12月はAKB48の3代目総監督・向井地美音さんが担当します。12月3日放送回では2代目総監督を務めた横山由依さんが出演し、新旧総監督対談を実施。今だからこそ言える話を明かし、話題となりました。

横山由依

(画像:時事)

■横山由依、卒コン後の心境を告白「もう…」

今月は「AKB48噂の忘年会」と題し、向井地さんがゲストのメンバーを迎え、2021年を振り返っていきます。

この番組が収録されたのは11月27日にパシフィコ横浜で開催された卒業コンサートの2日後である事を明かした向井地さん。

横山さんに対し「1日、2日経ってみて。どうですか、今の心境は?」と尋ねます。

この質問に横山さんは「もう…めっちゃ楽しかったなっていう感じ」だと答え「アーカイブが今ね、配信されてるので。もう実は2回観ました」と、既に2周している事を明かしました。

■卒コン”深夜バス演出”の発案者に向井地美音「鳥肌が立っちゃった」

「深夜バスに乗ってる映像で歴史を振り返っていくって、今までにあまりなかった形だった」と、話題になった演出に触れて「それは横山さんの案なんですか?」と質問する向井地さん。

すると、横山さんは「どう思います?」とまさかの逆質問を繰り出します。「全部クイズにする」と笑いながら、向井地さんは「ママのアイデア」と回答するも不正解。

正解は秋元康さんでした。

「そうなんですか?今、鳥肌が立っちゃった」と驚く向井地さん。横山さんも「秋元さんって本当に凄い。やっぱ放送作家ですよ」と称賛します。

その上で「10個ぐらい送られてきた1個目が深夜バスに乗ってだったんですよ。その下に『横山が今まで乗ってきたバスにもう1度乗って、昔の記憶とか総選挙の時の思い出とか、そういうのをコンサートの要所要所にVTRで流すのはどうですか?』」と、書かれていたという裏話を明かしました。

■「今のままでは…」横山由依が激白!向井地美音との関係が悪化した”本当の理由”

番組後半のトークテーマは「これまで言えなかったお互いへの熱い想い」というものでしたが、向井地さんは卒業コンサートで読み上げた手紙に全部書いてしまったと言います。

その手紙で、向井地さんは仲が良いイメージがある横山さんとの関係がぎくしゃくしていた時期があった事を告白し、話題となりました。

その点について「総監督を引き継ぐって言うのは、ファンの方には見えない所で色んな物語というか、色々あったりもしてる」と語る向井地さん。これに横山さんも「表に出る時に別にそれを…厳しくしているのを出さないからね」と頷いていました。

「美音は入ってきた時から、すごい可愛い後輩っていう感じで。めちゃくちゃお泊りとかもしたしさ。ご飯も行ったりしたし」と、まるで子供のように可愛がっていた事を明かした横山さん。

「美音が『総監督やりたい』って言ってくれた時も嬉しかったけど(仲が良いからこそ)今のままでは…っていう感じがすごい出てきたから」と、心を鬼にして向井地さんに厳しく接した事を明かします。

「美音と気まずくなった時期があったっていうのを手紙に書いてくれてたけど。それ本当になくなって、本当に良かった。あの時に私も卒業してたら、やっぱ悔いが残ってたと思う。美音にああいう風にきつくして、そのまま卒業して放っていくって感じがあった」と正直な思いを吐露する横山さん。

その上で「今は普通に頼ってきてくれるやん。本当にいい関係になって卒業できるから。美音が可愛い子供だなっていう感じに戻れる感じがする」と安堵した様子で語っていました。

■「真面目に頑張ることは格好いい」新旧総監督の貴重な対談に反響続々!

今回の放送に対し、ネット上には「あれ秋元さんの案なんや…深夜バスの演出ほんっまによかった…さすがすぎてもうぐぅの音も出ん」「気まずい時期を乗り越えて今が一番良い関係になった感じですね」「ゆいはんやみーおんを見てると、本当に真面目に頑張ることは格好いいって思えるよね」など多くのコメントが投稿されていました。

コンサートの裏話や、今だからこそできる話など貴重なトークが満載だった今回の放送。時に”愚直”と称されながらも「真面目に頑張ることは格好いい」という生き方を貫いてきた横山さんらしいエピソードが印象的でしたね。

向井地さんを想えばこそ、本当の親のように厳しく接することもあったという横山さん。そんな気まずい時期をも乗り越えて結ばれた二人の固い絆に胸を打たれたという方も多いのではないでしょうか。

(文:こじこじ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)