12月6日、フリーアナウンサーの田中大貴さんのYouTubeチャンネル「田中大貴のアスリートチャンネル【アスチャン】」では、ゲストに元フィギュアスケーターの中野友加里さん、小塚崇彦さん、高橋成美さんを迎えトークする動画を公開。フィギュアスケートならではのハプニングを語り注目を集めています。

中野友加里

(画像:時事)

■本番で発生した”ヤバすぎるトラブル”中野友加里が激白!最初のジャンプで肩を脱臼して…

現役時代の伝説的プログラムやハプニングについて3人に聞いていく今回の動画。田中さんがハプニングについて質問すると、中野さんが「私脱臼だな」と、現役時代に肩を脱臼したエピソードを語りました。

中野さんは「いつもやらないのに、本番だけ脱臼になるっていう」と振り返り「途中で脱臼して、最初のジャンプで」と、本番中にジャンプで転んでしまい、氷上に手をついた時に脱臼してしまったと言います。

中野さんと一緒に試合に出ていたという小塚さんは「(肩を手で押さえる仕草をしながら)こうなってて。そしたら、いきなりシャッキーンって。シャキーンって戻ったんですよ」と、当時の中野さんの様子を再現。

中野さんも「伝説ですこれ、みんなの伝説です」と笑います。「脱臼すると肩って動かなくなるんですよ」という中野さん。脱臼した時は「動かなかったの多分2秒くらいなんですけど、団体戦だったので、いろんなことがもうよぎって」「棄権したらそもそも誰に迷惑がかかるんだっけ?点数はどうなるんだっけ?でもこれはレフェリーに行くべきか?」と、たった数秒の間にさまざまなことが頭をよぎったそうです。

「すごい責任感を感じた時に(肩が)はまったので良かったんですけど」と、最終的には小塚さんが真似したとおり元に戻ったそう。

脱臼の経験は高橋さんもあるそうで「脱臼するともうなんか、野獣のようにうめくことしかできない。ウワーッ!って」「何にも考えられない普通は」と、脱臼時の凄まじさを語ります。

■フィギュア選手が脱臼しやすい理由とは?「手をつこうと思っても…」

中野さんによると「男の子も4回転の多種求められるようになって、最近さらに多くなったよね」と、男子選手の脱臼も増えているそう。

また、高橋さんが「滑るから(手を)持ってかれる」と言うと、中野さんも「(氷上に)手をつこうと思っても、滑るとガッと持って行かれちゃって、簡単に外れちゃうんですよね」と、フィギュアスケートならではの脱臼しやすい状況を語ります。

田中さんが改めて「で、中野さんの場合は(肩を)戻した?」と確認すると、横で小塚さんが「そう、自分で戻ったよね、あれね、シャッキーンって」と再び物真似。田中さんが「大体みんな脱臼は経験ある感じですか?」と聞くと、中野さんは「結構スケーター多い」と言い、小塚さんも高橋さんもうなずきます。

■フィギュア界の伝説に視聴者「楽しすぎ」

他にも、高橋さんのつけまつげ事件や、小塚さんの特徴的なコーチの話など、フィギュアスケートにまつわる伝説やハプニングなどについてトークしました。

今回の動画に対し、ネット上では「楽しすぎて聞き足りないくらいです」「小塚さんがいつかのフレンズオンアイスで髙橋大輔さんのマンボを滑った時も、フリップの入りのクセとかそっくりで爆笑でしたよ」「小塚くんのボレロが観たかった」との声が上がっています。

普段はなかなか聞けないフィギュアスケートの裏話が聞けて、喜んだ視聴者も多かったのではないでしょうか。

【番組情報】

田中大貴のアスリートチャンネル【アスチャン】

https://www.youtube.com/watch?v=qANIo9CL2zA

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)