毎週日曜日に放送の『マルコポロリ!』(関西テレビ/フジテレビ系)。5月1日の放送では、お笑いコンビ・アキナが出演。『M-1グランプリ2020』の壮絶な裏側を激白し話題を集めました。

大悟

(画像:時事)

■アキナ、”M-1グランプリ2020″裏側を明かす「僕らは2人ともイキってました」

今回の放送では、関西を拠点に大活躍している芸人としてアキナと、『M-1グランプリ2019年』の王者であるミルクボーイが出演。

番組では、2020年の『M-1グランプリ』決勝戦まで進出したアキナの2人が敗退後に味わった絶望感や、その後のエピソードを披露する場面が。

後輩芸人であるミルクボーイの前年度M-1優勝に刺激を受け、4年ぶりの決勝の舞台まで見事に這い上がったアキナ。

山名文和さんは「前予想で、優勝候補にアキナが絶対入ってくるみたいな感じで」と周囲からの期待も背負い、気合十分に決勝戦に挑んだと振り返ります。

さらに「もう準決勝(ウケ)が凄かったんですよ」とお客さんからも高評価だったそうで「無意識にどんどんイキっていくんですよ」と”優勝”を意識し過ぎていたと告白。

その言葉に、秋山賢太さんも「僕らは2人ともイキってました」と素直に白状し、笑いを誘います。

しかし、決勝戦では激スベリしたと明かし「(準決勝の反応とは)全然違うまま4分間走り抜けたんすよ」「音なんか聞こえなかった」と、無音で漫才を続けた感覚に陥ったと語る山名さん。

MCの東野幸治さんは、その言葉に「ごめんな、めっちゃおもろいわ」とニヤニヤしながらコメントし笑いを誘いました。

■アキナ、顔面痙攣&円形脱毛を激白!世間から批判殺到「僕らは死んだんです」

決勝戦敗退後について、秋山さんは「初めてなんです」「身内からも(連絡が)一通も来てなかった」と気を遣われていたと明かしました。

さらに、山名さんは「絶望でしたほんまに」「僕らは死んだんです…」と当時の無念を語ります。

また、世間から批判コメントも殺到したそうで、ショックのあまり山名さんは「こっち(顔半分)がピクピクしだしたんです」と顔面の痙攣を告白。

秋山さんも円形脱毛を発見し通院していたと打ち明け、出演者たちを驚かせました。

■絶望の二人を再起させた千鳥大悟の”言葉”

その後、漫才と向き合えない日々が約半年間続き、劇場でもコントばかり披露していたというアキナの2人。

そんな中、千鳥・大悟さんから「『あのネタやれや、今一番面白うできるやろ』って言われて」と思わぬ助言を受けたと真剣な様子で語る山名さん。

大悟さんからのアドバイスをもとに、再び劇場でM-1決勝戦で披露したネタを見せたところ「ドッカンドッカンウケて」「今までの漫才で一番ウケて」と驚きの反応があったそう。

続けて「それでめちゃ気持ちよくなって、1カ月間くらいどの舞台でもそれ(同じネタ)してました」と笑いながら明かし、盛り上げました。

視聴者からは、ネット上で「アキナは面白いな」「アキナさん、壮絶すぎるw」「やっぱりアキナ面白いな大スベリも面白いエピソードにできてる」「アキナのネタ面白かったけどなー」など、トークを楽しんだ人の声が上がりました。

大悟さんからの助言により再び漫才に向き合えるようになったアキナの2人。大スベリも面白いエピソードに変え、笑いあり感激ありの大満足な時間となりました。

(文:葉加瀬ミカ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)