毎週木曜日の深夜に放送されているテレビ番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)。5月19日の放送では、元プロ野球選手の清原和博さんが今だから話せる赤裸々エピソードを明かし、話題となっています。

清原和博

(画像:時事)

■清原和博は高校1年時から別次元!?遠征のバスガイドから「遊びませんか?」

清原さんは高校時代、大阪府富田林市のPL学園エースとして華々しい活躍を見せました。そんな清原さんは、高校生の頃のエピソードも規格外。

番組では、1年生の頃、甲子園優勝を成し遂げた後に、秋の国体で群馬県に行った時のことを語ります。

「1年生僕と桑田だけなんで、基本的に野球道具の出し入れをバスからやりますよね。その時、バスガイドさんも手伝ってくれるんですよ。その時、紙切れをくれたんですよ。『12時に迎えに来ますけど、遊びませんか?』って」という清原さん。当時から超スターであったようです。

さらに、清原さんはPL学園時代の寮生活について「テレビも1年間一切見られない。お菓子禁止、電話禁止、部屋の中では基本正座。湯船浸かったらアカンとか。風呂場の椅子使うな、シャンプー禁止とか、だから石鹸で全部洗う。バスタオルも1年生は全部禁止なんで、手拭いで全部やらないといけない」と、次々に過酷な寮生活のルールを話します。

これにはスタジオのメンバーも驚きの表情を隠せないでいると「まさにこの(留置場)の世界と一緒」という自虐ネタで、周囲を笑わせた清原さん。

ちなみに、清原さんは圧倒的な縦社会の中で、神経性胃腸炎になったことを告白しました。

■清原和博、桑田真澄の印象を語る

桑田真澄さんとのKKコンビで”超高校生級”として全国から注目を集めた清原さん。当時のPL学園には全国からエースで4番だった中学生が集まっていた中、桑田さんは全く目立たなかったのだとか。

清原さんは「27人集まった時に、僕より背の大きい人が1人いたんですよ。190cmくらいあったやつが。『こいつが桑田かな、桑田って誰やろうな』って」「パッとこう、1番目立ってなかったんが桑田やったんですよ」と、衝撃の出会いを語りました。

高校3年時にはドラフト会議の注目を集めたKKコンビ。当時について清原さんは「巨人と、阪神と、中日には行くつもりだったんですよ。その意中の球団じゃなかったら、僕は日本生命に行こうと思ってたんですよ。その時日本生命の社会人野球も強かったんで」と振り返ります。

プロ入りを志願していた清原さんと大学進学を公言していた桑田さんですが、巨人が桑田さんをドラフト1位指名。結局、桑田さんは巨人への入団を決めました。

■KKコンビの”ドラフト事件”の真相とは!?

清原さんと桑田さんの関係に様々な噂が流れていましたが、清原さんは桑田さんを脅したことは1度もないそう。

「当時、それで寮で暴動みたいなものが起きたんですよ。みんなバット持ってうろついてるわけですよ。桑田はいなくなりましたけど、桑田をやるみたいな感じで。まあそれで、みんな集めて、もし万が一のことがあったら、僕がやらせたと思われたら嫌なんで。『もう頼むからやめてくれ』ってチームメイトをなだめて。『俺もう西武行くから』言うて」と、当時のエピソードを告白。

最終的位は「西武どこにあるの?」となった清原さんと寮生たち。寮生たちに最初のサインをあげることにしましたが、「西”部”」になっていたことを話し、スタジオを爆笑の渦で包み込みました。

清原さんは、桑田さんが巨人で活躍している姿を見て、社会人として仕事をしながら野球をすることを耐えられないと思っていたそう。そこには妬み恨みは存在していなかったことを明かしています。

■清原和博、これまでに対戦した選手で「最強のピッチャー」を告白!

清原さんは、プロ入り後の話でも規格外の伝説を数々残してきましたが、選手としては一流の活躍を見せていました。

そんな清原さんが、これまでに対戦した最強のピッチャーを尋ねられると「やっぱり、野茂(英雄)投手が入ってきた時はびっくりしましたね。大阪に1個下でこんなピッチャーおったの?って。僕知らなかったんですよ」と回答します。

「結局、野茂の初三振、僕です」と、初めて対峙した時から衝撃的であったことを明かしました。

ネット上では「めっちゃ面白かったwww」「話し慣れてて笑いどころも完璧」「さすが大物、清原和博の話は豪快で面白い」など、清原さんの暴露を面白がる声が多数見られました。

清原さん本人の口から過去の噂を検証していく流れが面白かったですね。往年の野球ファンにとってはたまらない内容であったのではないしょうか。

【番組情報】

じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~

https://tver.jp/lp/episodes/eprfqlx61l?p=1362

(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)