5月22日放送の「日曜日の初耳学」(MBS / TBS系)の「インタビュアー林修」には、俳優の佐藤浩市さんが出演。佐藤さんが友人の真田広之さんについて語り話題を集めました。

真田広之

(画像:EPA=時事)

■真田広之がアメリカで活動を続ける理由とは?佐藤浩市に明かした”本心”

佐藤浩市さんと同年代の俳優には渡辺謙さん、中井貴一さん、真田広之さんなどのスターが勢ぞろいしています。

その事について林修さんが「特に『うわ、こいつ』って思われた方差し支えなければ伺えますか?」と尋ねると、佐藤さんは真田さんの名前をあげました。

続けて、佐藤さんは「『犬死にせしもの』(1986)という映画で年が一緒なんで、やっぱり撮影所のスタッフに紹介もされたし、その時からの飲み友達というかね、彼も酒大好きで」と真田さんと親しくなったきっかけを明かします。

現在はアメリカへ活動拠点を移し活躍している真田さん。ジャッキー・チェンさん主演の映画『ラッシュアワー3』(2007)や、アメリカの大人気テレビドラマ『ザ・ラストシップ』など数多くの作品に出演しています。

そんな真田さんについて「こういう事を言うと非常に不遜な物言いだけど、彼が(日本に)戻ってくると自分らの席が1つなくなるかもしれない」という危機感もあるという佐藤さん。

それでも「やっぱり真田には『いいじゃねぇかよ、もう帰って来いよ、日本でまたやろうぜ』」と真田さんに伝えた事があったとのこと。

そのとき、真田さんは「そんなんじゃないんだよ。別に意地を張って頑張ってる訳じゃないんだよ。アメリカ楽しいんだよ」と言っていたそうで、佐藤さんは「あっそうかごめんな、余計な事言って」などという会話をしたそうです。

■佐藤浩市、真田広之に刺激を受けていた「いつでも新鮮さを持ちたい」

さらに、佐藤さんは「あんまり言っちゃあれなのかな…。やっぱり(英語が)ネイティブじゃないから大変な訳ですよ。そこで真田があるシーンで録音部のアシスタントの子がマイク外す時に『広之今の芝居良かったよ』って30歳も40歳も下の子に言われたって話を嬉しそうにあいつは言うわけですよ」とコメント。

続けて、佐藤さんは「その気持ちが今日本でやってもない『嬉しいと思える新鮮さがあるんで、ここには』ってあいつが言った時に分かった」と真田さんがアメリカでの活動にこだわる理由を知ったと言います。

また、佐藤さんは「いつでも新鮮さを持ちたい。刺激的でその時にいなきゃいけないと思ってもやはり経験の中で難しくなってくる訳だけど、そこで音楽をやったりとかそれをやれる事で自分がちょっと忘れてかけていた新鮮さ思い出したっていうのはありましたけどね」と真田さんから刺激を受けていると語りました。

今回の放送について、ネット上では「佐藤浩市さんが同世代の俳優さんへの想いを語る一コマ。佐藤さんが真田広之さんに『もういいだろ?日本に帰って来いよ』と言った時に真田さんが『アメリカ楽しいんだよ』って答えたというエピソードが興味深かった」「佐藤浩市が同世代の真田広之に『もう日本に帰ってこいよ』って言ったら『アメリカ楽しいんだよ』って返された話かっこよすぎる…」「アメリカが楽しいんだよカッコイイなぁ真田さん思わずケンティーもカッコイイなぁって心の声が漏れた感じ」などのコメントが上がっています。

佐藤さんと真田さんが交わした会話に胸が熱くなった人が多かったようです。

【番組情報】

日曜日の初耳学

https://tver.jp/episodes/ep8d3tx1py

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)