雇用保険被保険者番号は何に使うものなのか
雇用保険被保険者番号は、新しい企業に転職した後、総務や人事の担当者に雇用保険に再加入するための手続きを行ってもらうときや、失業給付及び教育訓練給付金を受け取る際に使います。
そのため、社会人として転職・退職後の大事なシーンに必要となるので、雇用保険被保険者番号が記載されている雇用保険被保険者証は紛失しないように管理しましょう。
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雇用保険被保険者番号の調べ方
雇用保険被保険者番号の調べ方は加入時期によって異なります。
<1981年7月7日以降に雇用保険に加入した方>
雇用保険被保険者証や離職票に記載されている11桁(4桁-6桁-1桁)の数字です。
「被保険者番号」と記載がある場所で確認することができます。
例:1234-567890-1
<1981年7月6日以前に雇用保険に加入した方>
被保険者番号が16桁の数字となっており、6桁(上段)と10桁(下段)の二段で記載されています。
例:下段の 10 桁が 1234512345 の場合→12345123450
在職中
雇用保険被保険者番号は、雇用保険被保険者証または離職票(雇用保険被保険者離職票)で確認することができます。在職中は会社が保管していますし、ほとんど雇用保険被保険者番号を必要とする機会はないでしょう。
ただ、在職中に教育訓練給付を受ける場合は、ハローワークでの手続きに雇用保険被保険者番号が必要となります。
ハローワーク
雇用保険被保険者証を紛失してしまい雇用保険被保険者番号を確認する手段がない場合は、最寄りのハローワークで再発行の手続きをとってください。
ハローワークに「雇用保険被保険者証再交付申請書」という書類があります。必要事項を記入したうえで、ハローワークの窓口に提出することで即日発行してもらえるので、再取得した雇用保険被保険者証で確認することができますよね。
なお、雇用保険被保険者の再発行の手順や必要なものは、後ほどご説明します。