8月3日放送の「ゆう5時」(NHK総合)では、竜星涼さんが出演。竜星さんは”人生の分岐点”を明かし、話題を集めました。

竜星涼

(画像:時事通信フォト)

■竜星涼、人生の分岐点となった人物は宝塚出身のアノ女優であることを告白!

“人生の分岐点”について、竜星さんは「24歳の時に、天海祐希さんととある舞台でご一緒した事が、全ての分岐点だったかなと思いますね」と、2018年に上演された舞台「修羅天魔〜髑髏城の七人 Season極」を挙げます。

この時、天海さんは「あの子がいいんじゃない」と、演出家に竜星さんを推薦してくれたとのこと。

そんな2人が初めて共演したのが、2013年放送のドラマ。

この時の竜星さんの演技に真摯に向き合う姿勢が、天海さんの目に止まったそう。

竜星さんは、「こっちはただ必死にだっただけなんですけど…。多分、そういう姿を、陰の姿みたいのを天海さんは見てくださっていたみたいで、何かを頑張る姿っていうのは、見てくれている人はちゃんと見てくれているんだな」と、当時の記憶を回顧。

また、天海さんからのアドバイスについて、「基本的に天海さんは見守ってくれるスタイルというか。そこまで何かを言うというよりかは、ただ自分が困った時には、ささっと近づいてアドバイスをくださったり」と話します。

続けて、「僕も硬くなっていって、どんどん視野が狭くなった時には、『もうちょっとこうした方がいいんじゃない』とか、みんなを鼓舞しながら進んでいくリーダーという感覚と言いますか。そういう部分は本当に学ぶ部分も多かったですし」と、天海さんに助けられた事を明かしました。

■竜星涼「本当に支えられましたね」

竜星さんによると、「この自分の表現が、見てる人にどう伝わるのかな、どう評価されるのかなって、内心はビクビクしてますよね。でも、終わった次の日かな…天海さんが『昨日、加賀まりこさんが見に来てくださっていて、あの彼は誰なのか。すごい良かったわよ』って言ってたわよって事をポツンと一言、言ってくださって」と、天海さんが励ましてくれたとのこと。

続けて、「そん時にちょっとホッとしたというか…。本当に支えられましたね。支えてもらいました。自信を持てた」と、天海さんへの感謝を口にします。

また、竜星さんは「楽しむって事ですかね。素直にお芝居を、自分自身の心がどうやったら揺さぶられるか、動くかっていう事を考える事が多くなりましたし。そういうターニングポイントを経て、自信を持ってやっていくようになってからは、すごく楽しいです。そういう意味では、本当に天海さんに感謝してますね」と、演技への向き合い方も変わった事を明かしました。

そんな竜星さんは、放送中のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」では、4人兄妹の長男・賢秀役で出演。

劇中での頼りない賢秀とは真逆の竜星さんの素顔について、高瀬耕造アナウンサーは、「ニーニーの見え方が変わるかもしれませんね。本当、率直に思いを語ってくれたんですね」とコメント。

また、竜星さんは取材した安部みちこアナウンサーは、「これからもっと個性的な役をやりたい」と話していた事を明かしました。

今回の放送にはネット上で、「良きインタビューでしたありがとうございま時代が#ゆう5時」「『これからもっと個性的な役をやりたい』と。凄いなー、役者魂応援してます、ニーニー!」「私も、高瀬アナ同様、いつかニーニーが大逆転するんじゃないかと期待して見続けている節があります。頑張れ、竜星涼くん!」などのコメントが上がっています。

竜星さんの俳優人生のターニングポイントになった天海さんとのエピソードが素敵でしたね。

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)