【プロ厳選】レディースダウンコートのおすすめハイブランド!選び方やお手入れ方法も

高い保温性と使いやすさで、秋冬に大活躍のダウンコート。デザインや価格の幅が広いアイテムですが、ハイブランドの上質なものを1着持っておくと、防寒とおしゃれを両立しやすいでしょう。日本最大級のブランドリユースのコメ兵のベテランスタッフで、KÓMERU編集長でもある坊所がダウンコート一押しのハイブランドなどを紹介します。

レディースダウンコートのおすすめハイブランド

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まずは、ダウンコートがおすすめのハイブランドを紹介。ハイブランドに精通したKÓMERU編集長・坊所ならではの視点で、それぞれのハイブランドのダウンコートの魅力や特徴も解説するので、この冬、ハイブランドのダウンコートを購入検討している方はぜひチェックしてみてください!

モンクレール(MONCLER)

言わずと知れた高級ダウンブランド。モンクレール(MONCLER)が使用するダウンはホワイトグースダウンと言って、最高レベルの暖かさと軽さを兼ね備えています。また、ダウンは各部位ごとに1g単位で重鎮量が決まっており、徹底した品質管理のもと製造されているのもポイントです。大量生産が難しく、その分クオリティが高いものが揃っています。

ヘルノ(HERNO)

1949年から続く老舗ダウンブランドのヘルノ(HERNO)。もともとはレインウェアの製造から始まったブランドです。ハンドメイドにこだわりを持っており、伝統的手法での生産工程を現在でも固く守っています。

ラグジュアリーなデザインや、ディテールの細かさからも、ダウンに対する強いこだわりが感じられるでしょう。女性が着こなしやすい上品な印象のニュアンスカラーなども豊富に揃っています。また、ゴアテックスを使用したラミナラインなど、機能性に優れたライン展開もあります。

カナダグース(CANADA GOOSE)

1957年カナダで生まれたカナダグース(CANADA GOOSE)は、質実剛健という言葉がふさわしいダウンブランド。現在でも変わらずMADE IN CANADAにこだわった生産を続けています。

創業当時から、南極探検隊や登山隊などのプロフェッショナルに製品を提供し、彼らのフィードバックをもとに、より良い製品を作り続けています。

タトラス(TATRAS)

タトラス(TATRAS)はミラノを拠点にイタリア、ポーランド、日本のコーポレートブランドとして2006年からスタートしたブランドです。ポーランド産のホワイトグースダウンを採用したり、マシンを使わずに人の手でダウンを採取することで高品質な羽毛のみを使用したりといった点から、品質へのこだわりが感じられます。

ダウン90%、フェザー10%という混率もタトラスのダウンコートの大きな特徴です。一般的なブランドに比べてダウンの割合が多く、軽くて空気をたくさん含むことができるため、やわらかい質感を実現しています。

ノースフェイス(NORTH FACE)

1968年にアメリカのサンフランシスコで誕生したブランドのノースフェイス(NORTH FACE)。もともとは寝袋の開発で注目を浴びたアウトドアブランドです。当時のアウトドアファッションは機能性だけを重視したものが主流でしたが、ノースフェイスはおしゃれを取り入れたアウトドアウェアを提案しました。

ラグジュアリーなイメージの低いブランドではありますが、昨今ではシュプリームを始め、グッチやメゾンマルジェラといったラグジュアリーブランドとのコラボが注目されています。

機能性はもちろんのこと、ラグジュアリー×アウトドアと一見組み合わせが難しそうなテイストのコラボ商品も、しっかりとまとまりのあるデザインに仕上がっているのが魅力的です。

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レディースダウンコートの選び方

ダウンコートは、3つのポイントを押さえて選ぶと自分に合ったものが見つけやすくなります。ダウンコートを選ぶ際に注目するべきポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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ダウンの定番色といえばブラック、ネイビー、グレー、ベージュなどの落ち着いたカラーが多いですが、その中でも圧倒的に人気なのはブラックとネイビーの2色。この2色は持っていて間違いない定番色なので、一着目のダウンコートにもおすすめです。

また、冬服は濃い色に偏りがちなので、ベージュのような明るめのカラーを選ぶ人も多くいます。明るいカラーを選ぶ際はグレージュなどのニュアンスカラーを選ぶと、明るくなりすぎず、コーディネートに取り入れやすいでしょう。

色と一緒に、光沢感にも注目してみてください。ダウンはもともとスポーティーなイメージの強いアウターです。光沢のある素材感のものは、スポーティーな印象をより強調しやすくなります。反対に、光沢の少ない素材はスポーティーさを抑えた印象になります。

着心地

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着心地を大きく左右する要素は、軽さです。ダウンの暖かさと軽さを重視するのであれば、ダウンボールとスモールフェザーの割合が重要。ダウンボールの割合が多いほど軽く、暖かくなります。ただし、ダウンボールが多いと、その分商品の値段は高くなる傾向です。多くのブランドは、ダウンボールとスモールフェザーの性能やコストを考えたうえで、ダウンボール8:フェザー2の割合を採用しています。

また、ダウンの品質を量る際には、フィルパワーも重要なポイントとなります。フィルパワーとはダウンのかさ高を比べたものです。かさが大きいほど空気を多く含み、上質なダウンと評価されています。ダウンを握って離した時に、すぐに形状が戻るものはフィルパワーが高く上質と判断できます。

着丈

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着丈は、自分に合ったダウン選びの大切なポイントです。特に女性は、普段どういったボトムスを履くかで合わせやすい着丈のチョイスが異なります。また、体型などによってもきれいに見える丈は変わるので、試着して慎重に選ぶのがおすすめ。

ロング丈のダウンコートはウエストやヒップを覆うため、防寒性に優れ、体系を隠せるといったメリットがあります。ワンピースやぴったりとしたボトムスに合わせるとバランスが良いです。

ショート丈のダウンコートはカジュアルなムードを作るのが得意です。ワイドパンツやロングスカートなどのボリュームのあるボトムスにも合わせやすいでしょう。小柄な女性は、ショート丈の方がバランスをとりやすいです。