濃すぎるメイクもNG⁉ 老け顔に見える原因7つ

初対面の人に「お姉さん」と言われたことのある人は、もしかすると老け顔なのかもしれません。老け顔は自分で原因を作ってしまっていることがほとんどです。ですから、老け顔の原因を知って対策をすれば、見た目の印象がすぐに若返ります。

そこでここでは、老け顔の原因と老け顔にならないために日常的に注意したいことについて紹介します。

老け顔に見える原因とは?

乾燥した肌

年をとると、肌にうるおいが不足するようになり、ハリや弾力が失われていきます。肌が乾燥すると、いつも以上にちりめんジワが目立つようになり、目尻のシワやほうれい線などの表情ジワがくっきり刻まれてたままになってしまいます。

乾燥して肌がごわつくと、顔色がくすんで化粧ノリも悪くなり、実年齢よりもだいぶ上に見られるようになります。


パサついた髪

髪のパサつきも老け顔の原因です。髪も肌と同じで、加齢とともにパサつきやすくなります。

せっかく髪の毛をセットしていても、アホ毛や切れ毛があるだけで台無し。さらに、髪がパサつくようになるのと同じくして、髪の毛が細くなったり、コシがなくなったりするようになるため、一気に老け顔になってしまいます。


ナチュラルすぎるメイク

年齢を重ねると全体的にたるんでくるので、顔の輪郭やパーツがぼんやりと見えるようになります。そのため、メイクがあまりにもナチュラルだとメリハリがなく、覇気のない表情に見えてしまうのです。

リップやチークの色が薄いのもNG。顔色が悪く見えるため、老け顔の原因になります。


濃すぎるメイク

濃すぎるメイクも、老け顔まっしぐらです。シミやくすみを隠そうとファンデーションを厚塗りしすぎると、表情ジワに入り込んで、かえってシワが目立つようになります。

目元のメイクを盛りすぎると、時間の経過とともにまぶたが落ちくぼんできます。また、長すぎるまつエクや塗り過ぎたマスカラは目の下に影を作り、クマがくっきり現れたようになって、疲れた印象になってしまいます。


表情が乏しい

加齢とともに顔の筋肉が衰えると、表情が乏しくなります。本人は笑っているつもりでも、実際の表情はそれほど笑っていないということが起こるのです。黙っていると、たるみによって自然と口が「への字口」になり、不機嫌そうに見えることだってあります。

最近はマスクをして過ごすことが当たり前なので、若くても表情筋が衰えている人が多いと言われています。自覚のある人は注意が必要です。


スマホ・パソコンの見過ぎ

スマホやパソコンの画面を覗き込んでいると、自然と下を向きがちになります。下ばかり向いていると、顔の肉が重力で下がって顔の中央に集まるようになり、ほうれい線が濃くなったり、フェイスラインがたるんだりしやすくなります。

また、スマホやパソコンを見ている時の姿勢は、大半の人が猫背です。普段の姿勢も猫背になり、疲れた印象になってしまいます。


夜ふかし

夜中のネットサーフィン、お酒を飲んでダラダラ……。気づけばいつも夜中の1時や2時! という人はいませんか?

夜ふかしをすると、眠ろうと思っても神経が興奮したままでなかなか寝付けず、寝ても眠りが浅くなります。

浅い眠りでは、肌細胞の生まれ変わりを促す成長ホルモンが十分に分泌されず、疲れも十分に取れません。起きたばかりなのに「お疲れ顔」ということが起こります。


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老け顔にならないためには

保湿を徹底する

肌質は見た目の印象を大きく左右します。肌がカサついていると、ハリも弾力も衰え、老け顔に見えてしまいます。

保湿の基本は、化粧水(水分)と乳液(油分)です。浸透が悪いときは、オイルや導入化粧水などのブースターを使うことがおすすめです。

肌がごわついている人は、ピーリングを試してみてください。肌の表皮に角質がたまっていると、潤いの浸透を妨げます。余分な角質をオフすることで、効果的に保湿できるようになり、肌色も明るくなります。


メイクは縁取りを意識する

ただ「塗っただけ」のメイクでは、まるで能面のように全体がぼんやりとしてしまうので、パーツを縁取りしてメリハリを付けましょう。

眉ならペンシルでライン取りしてからパウダーを使うことがポイント。唇はリップカラーと同色のリップライナーを引くことで、存在感が生まれます。

いずれの場合も、ラインが強調されすぎると古い顔になるので、指でトントンと叩いて境界をぼかすようにすることがポイントです。


しっかり休むこと

ストレスや睡眠不足は、老け顔に直結します。基本的なことですが、きちんと食べてしっかり眠ることは、想像以上に美容に絶大な効果があります。

また、ストレス解消には、自分が心から「楽しい!」と思えることをすることです。一人カラオケ・ドライブ・パズルなど、周りの目を気にせず「ひとり時間」を楽しむことがおすすめ。

日頃のストレスをうまく解消する方法を見つけて、積極的に実践してみてください。


デジタルデトックスの日を作る

インターネットをしていると、なんとなく眺めているつもりでも、実は頭の中がフル回転状態です。操作の手順や次に何を調べようかと、知らない間に考えが巡り続けているのです。

そこで、こうしたデジタル機器から距離を置く日を作ってみましょう。自然の中を歩いたり、ものづくりに没頭したり、アナログな1日を過ごすことを意識してください。

自然と表情が豊かになり、衰えていた表情筋のエクササイズにも効果的です。