普段、洗濯や掃除に使用する洗剤は、スーパーに売られている洗剤を使用される方が多いように思いますが、粉石けんで代用ができるそうです。

この粉石けんでお洗濯をすると、洗いあがりにスッキリ感があり、生地にもあまりダメージが少なく、とてもおすすめです。

このような粉石けんは、自然派のお店や通販で手に入れることが可能です。

 

粉石けんでの洗濯は、部屋干しでもあまりにおいが気になりません。(完璧ではありません)

また、掃除で使用する場合は、粉を溶かしてキッチン回りや、床やトイレにと使用することができるため、用途別に洗剤を購入するという必要もなくなります。

こちらでは、粉石けんを使ったお洗濯の方法をご紹介していきます。

 

粉石けんでの洗濯の基本




参照:写真AC

1.洗濯機に低水位で水を貯める。

2.そこへ洗剤を入れて、5分攪拌(かくはん)。

3.洗剤がきちんと溶けて泡がモコモコたってきます。

4.それから洗たく物をいれて、通常の洗たくコースで洗えばOK

また、どうしても落ちないシミや汚れのときは、煮洗いという方法もおすすめです。

こちらは、ランチョンマットや、タオルの色変わりもスッキリと汚れが落ちます。

煮洗いのやり方




参照:写真AC

用意するもの

・鍋

・粉石けん

・水

(あれば酸素系漂白剤)

1.水1リットルにつき、粉石けん小さじ1~2杯を入れてよく溶かします。

2.シミや黄ばみのついた衣類や布巾などを入れ、弱火で5~20分煮ます。

3.もし、これでもまだ汚れがついていたら、酸素系漂白剤を小さじ1加えます。

(泡立ちしますので、ふきこぼれには注意してください。)

赤ちゃんのよだれかけや、トイレやキッチンのタオルなどでピンク色になったものは、

「ピンク化現象」といって、麹菌の一種が繁殖したものです。

そういった中々落ちにくい汚れも、煮洗いでスッキリ落ちるそうです。

熱湯なので、ワイシャツなど、プラスチックのボタンがついたものは、入れないようご注意ください。

また、この煮洗いで使い終わった液を流すと、排水パイプもキレイになるそうなので、住環境にもよいそうです。

※煮洗いOKのもの→木綿100%のもの

煮洗いNGのもの→化繊、化繊混紡、シルク、ウール、プラスチック付のボタンのもの、ファスナー付きのもの

スッキリ感が楽しい洗濯法!




参照:写真AC

粉石けんを試してみると、お洗濯が本当に楽しくなります。

というのも、この方法で洗濯物を干すと、洗いあがりがスッキリしているのが実感してわかるからです。

それにはコツがあり、衣類を入れる前に、洗剤をちゃんと溶かすというところです。

(洗濯機を回す前に入れると、うまく溶けないこともあります。)

たったそれだけのことで、衣類の汚れ落ち、洗いあがりが全く違ってきます。

このやり方は、「粉の石けん洗濯」だけのものだと思われていましたが、合成洗剤をお使いの方にもとても有効だそうです。

合成洗剤をお使いの方も、一度、衣類を入れる前にちゃんと溶かしてみてください。

洗浄力の違いに驚きますよ!