毎週木曜日の深夜に放送されているテレビ番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)。

5月4日の放送では、2000年代にバラドルとして活躍していた堀越のりさんが登場し、多忙だった頃のスケジュールと休業の裏側を明かしたことが話題となっています。

(画像:時事)

■高校生ながらグラビア仕事で多忙だった堀越のり「本当に必死で、時間に追われるイメージ」

堀越さんはホリプロのオーディションでグランプリに輝き、1999年に16歳で「優香の妹」としてグラビアアイドルデビューを果たすと、バラエティ番組もこなすバラドルとして活躍していました。

堀越さんは「なんか他の方のデビュー秘話を聞くと、すごくゆったりしていたりするんですけど、私は初めから必死。本当に必死で、時間に追われるイメージだったんですね。グラビアの時期が1番寝てなくて」とブレイク当時のエピソードを明かします。

「グラビアって、イメージだと2〜3時間でサクッと撮ってパッと帰るイメージを持たれるんですけど、実際は高校を1週間丸々休んで、サイパンに飛ぶんですね。写真集やDVDを全部撮り溜めて、戻ってくると1週間分の授業のノートの書き写しがあるんですよ」と、時間がなかったことを明かしました。

■久々の登場に「好きだった」という声が続々!あのグラドル、31歳で子宮頸がんその後…

そんな堀越さんは2011年、29歳の時に歯科医師との結婚を発表しました。

幸せの絶頂にいた最中、堀越さんは突如芸能活動の休業を発表しますが、その理由について「婦人科に行って子宮頸がん検診を受けてみたんですよ。そしたら陽性で引っ掛かってしまって」と話します。

「がんってステージ分類があるんですけど、私が発覚したのはステージに入る直前のクラスっていうゾーンで。早期発見ではあるけれども、何かしらの治療を急がなくてはいけないという時だったんですね。病気のことが、やっぱり休業に入る大元のきっかけになるんですけど」と明かした堀越さん。

31歳の時に子宮頸がんのクラスⅢと診断され、「頂いていたレギュラーのお仕事が一旦スパっと空いた瞬間があって。『ここだ!』っていう狙いで自分から『どうしても休業に入りたいです』っていう感じで、所属を抜かせてもらって、円満退社しました」と話しました。

■堀越のり、時を経て病気を公表した理由は

「周囲に心配をかけたくない」という理由で病気のことは伏せて休業に入っていた堀越さんですが、時を経て病気のことを公表したのは理由があるそう。

「病気が発覚した時に、かなり自分で勉強したり調べたりしたんですよ。そうすると、いろいろな先生方の見解があって。『切った方がいいよ』って言われたりとか、『切っても再発すると今度は子宮全摘出になるよ』って言われたりだとか」と現在の状況を説明します。

加えて、「私はそのステージに入る前にいたので、理想は『切らずに完治できたら』という思いがあって。数ヶ月病院を探したら、幸いにも自分に合う治療法の病院が見つかって。今はほぼ寛解になったんですね」と自身の体験を明かした堀越さん。

これらの経験を伝えるために病気のことを公表したという堀越さんは。現在は自身の経験を活かして子宮頸がんの啓蒙活動も行なっています。

ネット上では、「懐かしい堀越のり」「懐かしい!感じるジャッカル観てたから好きだったけどテレビでなくなっちゃって引退したのかなと思ってたら病気だったんだ」などの当時を知る視聴者からの声だけでなく、「ええっ!?子宮頸がん、切らずに寛解なんてあるの??」と堀越さんの治療法に関心を示す方も見られました。

多忙だった高校生の頃のエピソードから休業の裏側である病気の真相まで知ることのできる貴重な放送でした。

病気を公表した理由も頷ける内容のものでしたね。

【番組情報】

じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~

https://tver.jp/lp/episodes/epq81aow9q

(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)