4月19日放送の「あさイチ」(NHK総合)では、東京スカパラダイスオーケストラが生出演。

スカパラ・谷中敦さんは俳優の高橋一生さんが結んでくれた縁もあり、エレファントカシマシ・宮本浩次さんとのコラボが実現したことを明かし注目を集めました。

(画像:時事)

■高橋一生、スカパラとの共演で感じたことを明かす

高橋さんは2019年、スカパラのゲストボーカルとして招かれエレファントカシマシの楽曲「俺たちの明日」をカバーしました。

また、高橋さんはブルースハープを奏で「Paradise Has No Border」をスカパラとセッションしました。

高橋さんは「当時はなぜ僕に声をかけてくださったのかも全くわからなかったんですけど、あれよあれよという間に…いつの間にかブースにいました。皆さんで撮ったものをモニターで見て『いいね!ここいいね!』とかって言ってるとちょっと勘違いするんですよ自分がミュージシャンになったような、憧れがすごくあったミュージシャンの方達に、『ここすごい良かったよね一生くん』とか言われると、『えっそうっすか?』って、とても稀有な体験をさせてもらってますね」と、スカパラとの共演を振り返ります。

また、高橋さんは「とてつもない安心感があるんですよ。もし、あれ1人で例えば歌うってなったら何だか心もとないというか、心細い感じがあったと思うんです。すごい不思議な感じ、自分のお兄ちゃんが後ろにいっぱいいてくれてるという兄弟感、『僕らがいるから大丈夫』って皆さんは言わないけど、あの安心感たるや、お芝居の中でも経験したことないですし、皆さんの人柄なんだろうなと思います。とっても楽しくやってましたね」と温かく迎え入れてくれたことに感謝します。

VTR終了後、博多華丸・大吉の博多大吉さんも「僕も今、一生さんと同じ気持ち。前の日まで怖かったですもん、9人で来られるとスカパラが…どうしようと思って、でも、朝お会いして時点で何となく大丈夫って、とてつもない安心感は画面からも伝わってる」と話すと、鈴木奈穂子アナウンサーも「昨日のリハーサルは緊張してたんですけど、全員もれなく良い方で優しい」と相槌を打ちます。

谷中さんも「僕らも9人で集まってると大変じゃないかって自負があるので、気を使ってもらわないように気を使ってます」と話し笑顔を浮かべました。

■高橋一生がスカパラと宮本浩次を繋ぐ

ここで、大吉さんが高橋さんにオファーした理由を聞くと、谷中さんは「エレファントカシマシの宮本浩次さんの曲をカバーするっていう企画が上がった時に高橋一生くんが宮本浩次くんのことが大好きだというのを聞きつけて、じゃあお願いしようかって流れで即OKをもらったんで、こちらも小躍りしてスタジオに臨んで」と高橋さんをボーカルに指名した理由を明かします。

谷中さんによると「歌ってもらう度にみんなで大騒ぎして、盛り上げた方が良い、ああいう場で緊張すると力を発揮できないと思うので、僕ら9人もいて緊張してもらうと、声も出づらかったりもする。そこも気を使ってるわけじゃないですけど、ものすごい盛り上げて安心してやってもらいたいその方が力を発揮できる」と歌いやすい環境を作るようにしていることにも言及。

また、谷中さんは「高橋一生くんが歌った宮本浩次くんの曲を聴いた宮本浩次本人から僕は連絡をもらって、『ちょっと嫉妬心を覚えました』って。その頃は一切何もやってなかったんですけど、嫉妬心を覚えるってことはコラボレーション頼んだらOKしてくれると思って、それがきっかけで宮本浩次くんにコラボレーションのオファーをして、『明日以外すべて燃やせ』という曲ができた。一生くんが繋いでくれた縁ですよね」と高橋さんに感謝を伝えたのでした。

今回の放送にはネット上で「宮本さんのお話。一生くんが俺明日。宮本さんが嫉妬して宮本さんともコラボした話」「高橋一生のコラボを見た宮本浩次が嫉妬して繋がりができた 」「スカパラの谷中さんが高橋一生さんから宮本さんを迎えるまでのお話をされていました」などのコメントが上がっています。

自分達の楽曲を歌う高橋さんの姿を見て嫉妬心を覚える宮本さんが面白いですね。

それが縁になってスカパラと宮本さんとのコラボが実現したエピソードは素敵ですね。

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)