<記事提供:COCONUTS>
4月21日、ロックバンド・スピッツの草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ「SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記」(TOKYO FM)が放送。
草野さんが、ある日本語の違和感について語り、注目を集めています。
(画像は公式Xより)
■スピッツ・草野マサムネが「すごいもやもやする」言葉とは?「埼玉の方言」「石橋貴明が広めた」などさまざまな説も
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
【70年代ロック・リクエストで漫遊記Part1】
70年代ロックを紹介したい!とスタートした #ロク漫🎶
今回は皆さんの力をお借りしながら原点に立ち返ってみよう‼️ということで
70年代に限定したロック大陸に漫遊🗺️📻https://t.co/72tHGiVGPY pic.twitter.com/PTyJsRuaXr
— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) April 21, 2024
オープニングトークでは、ある時、少し昔のアニメを観ていて際に登場人物のセリフが気になったという話に。
そのセリフとは「ちげーよ」。草野さんは「最近さ、この『ちげーよ』って言葉、あんまり聞かなくないですか?」「個人的にすごい違和感のある言葉なんですよ。すごいもやもやするというか」と言います。
草野さんいわく、たとえば「知らないよ」が「知らねーよ」、「うるさいよ」が「うるせーよ」など、母音の「ai」が「ee」に変化する規則に当てはめると「違うよ」は「ちげーよ」にならないはずだと言います。
「変化としてちょっとおかしい」と首を傾げる草野さん。
■モヤる言葉の使い方について、考察が止まらない草野マサムネ
そして、草野さんは「ここからは俺の推測なんですけど…」と言い、「ちげーよ」の発生について考察。
「おそらく、無理やり汚い言葉にしようとして頑張っちゃった言葉なのかなと思うんですよね」「反抗期の中学生が親にわざと汚い言葉をぶつけてるみたいな。なので、すごくこう幼い印象を受けるんだよね」と、“反抗期の子どもが頑張っちゃった”説をとります。
「ちょっと恥ずかしい言葉かもね、『ちげーよ』って。だから最近使う人が減ったっていうのもあるのかな」と語りました。
確かに、草野さんの説明を聞いてから「ちげーよ」について考えると、子どもが無理して汚い言葉を使おうとしてしまった感があるかもしれませんね。
■リスナーの中に使っている人は意外と多い?「息子がよく使ってます」
さらに、「ちげーよ」の発生源について「一応Googleで検索してみた」という草野さん。
「埼玉の方言」説や、お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明さんが広めた説などが出てきたそうですが「真偽のほどはちょっと分かりません」とのことでした。
今週の放送に対し、ネット上では「ちげーよ、は小学校中学年の息子がよく使ってます…」「ちげーよ。ちげーわ。使うわね。埼玉県民」「“ちげーよ”という言葉を聞いてモヤるとは。流石だなぁ。私使ってるかも」との声が上がっています。
言葉の響きに敏感な草野さんならではのトークでしたね。
草野さんは最近あまり聞かないと言う「ちげーよ」ですが、リスナーの中には意外と使っている人も多いようです。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
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(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)