宮城県・仙台市にある「まつ毛・眉毛・ネイル」のトータルサロン「IEN(イエン)」と「AIMA(アイマ)」のオーナーAmy(エイミー)さん。2022年にサロン1号店を移住先の仙台にオープンし、経営者としても2年目の彼女は、更なる多店舗展開が目下の課題。
全身全霊で奮闘する日々の仕事のなかでも、お客様の満足度を上げ、さらに美容業界を盛り上げるために、「新たな教育ビジネス」に一番力を注いでいるそう。サロンが行う教育ビジネスとはいかに?
Amyさんが目指す将来のかたちや、仲間たちと一から作り上げているお客様に向けた新たな取り組みをご紹介していきます。
全部が大変で、全部楽しいサロン経営
IEN、AIMAオーナーのAmyさん
約12年、東京での美容師・理容師としてキャリアを積んできたAmyさんは、地元の秋田に近い東北の地方都市・仙台を移住先に決め、新たなビジネスとして「まつ毛・眉毛・ネイル」のトータルサロンを立ち上げました。
ーー東京から移住し、最初の店舗をOPENした際のことを教えてください。
「仙台移住後は、まず商工会議所でどうやったらお店を出せるのかを聞きに行ったり、道筋を教えてもらいました。また、他にも無料の融資相談へ行くと、東京と違ってお客さんも持っていないですし、簡単に融資を受けることができないことを知りました。
当時私はアルバイトの収入しかなく、貯金額も全然なかったんですが、
プライドもなかったので一気に突き進めました。
全部本当に大変だったんですが、全部が楽しかったです。みんな(スタッフ)を幸せにしたい。その想い一心でした。」
まつ毛の施術風景
サロン開業決意から開店まではわずか3か月のスピードOPENだったとのこと。そこから現在に至るまで、一から仕組み作りをしていくことになります。
ーー会社の組織体制に関して教えてください。
「はじめは、(スタッフの)教育に関しては悩みました。どこまでを指示していくべきか、無理強いする線引きも頭を悩ませました。
仕組み作りとしては、役割担当を決めており、売上、掲載、技術担当と分けています。未経験のスタッフでも分かるよう、技術担当者が教科書を作成し、技術習得のスケジュール設計などもしています。
自分のことは見えていないけれど、人のことは見えたりするため、姉妹ペアを作って他人のことをしっかり見るようにしています。誰に何を聞いたら良いのかわからない…といったことにならない様、各部門の担当に質問をするよう指示しています。」
サロンリニューアルOPENを記念したノベルティグッズはAmyさん自身でデザイン♪
開業から1年を過ぎたころ、持続化補助金活用をして1店舗目のリニューアルを行い、昨年10月には待望の2店舗目もOPEN。ますます勢いを増しています♡
今後予定している展開も聞いていきます。
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今後はお客様にも学ぶ場を提供したい
ーー今一番力を入れていることが教育ビジネスだと聞きましが、実際どんな内容なのですか?
「お客様のなかでネイリストになりたい。まつ毛も部分的な技術を習得したいなどの希望が多くあり、そんなお客様の声をもとに、ノウハウを教えていく「現場の講習会」を開催していこうと考えています。
ネイルやアイブロウなどは資格がなくてもできる仕事ですし、他にも美容師の免許があるけどまつ毛の技術がない人向けた「教育の場」を設けたいと考えています。
「現場の講習会」はAIMAの店舗でアットホームに開催予定
スクールで学ぶような資格取得に向けたものではなく、‟現場で使える講習”を目指して、現在仕組み作りに取り組んでいる最中です。より実践的なことを伝えて行ければと思います。
そして、いつか技術を身に着けたお客様が個人サロンを開いてくださったら嬉しいです♡この取り組みで、もっと美容業を盛り上げたいと思っています。」
現場の講習会は不定期開催となります。
平日の夜18:00〜22:00
土日の朝08:00〜12:00
詳細は決まり次第HPにアップされる予定です。
■https://www.aimppp.com/